【新作】ゾンビいっぱい!! 死と隣り合わせの極限サバイバルアクション『Headshot ZD』

生存者を集めて最強のキャンプを作ろう!!

2018年7月18日、放射能と大気汚染粒子による化学反応で発生した“死のダスト”と呼ばれる大災害。

吸い込んだ生命体の99.9％を動く屍にしてしまった結果、世界は瞬く間に終末期を迎えてしまった。

本記事で紹介する『Headshot ZD』は、そんな絶望的な状況の中でつねに消費していく水や食料を探し、わずかな生存者を集めて小さなキャンプを強化していく2Dサバイバルアクションゲームだ。

1日でも長く生き延びるためのサバイバル

生きていくために欠かせない水や食料といった資源は、日々消費していく貴重なライフライン。いずれかが尽きてしまうと0.1％の生き残りである人類は滅びてしまう。

プレイヤーはそうした資源の在庫を確保するため、ゾンビたちが徘徊する川岸や農場へと遠征しなければならない。

資源を確保するためのルールはいたってシンプル。

ここは泣く子も黙るゾンビだらけのパラダイス、拳銃やショットガン、狙撃銃などの銃器を使って群がるゾンビを片っ端からやっつけていく簡単なお仕事だ。

ゾンビとの戦いにおいて重要なのは、弱点である頭部を撃ち抜くヘッドショットで仕留めることにある。

FPS（1人称）やTPS（3人称）といったおなじみのタイプとは異なり、本作は2Dタイプの平面的な攻防ゆえ最初は多少狙いにくいが、ラインを覚えてしまえば気持ちがいいくらい簡単にヘッドショットできるので、エイムが苦手な人でも気楽に戦えるはずだぞ。

キャンプを強化して生存者のコミュニティを構築

水タンクや食料倉庫などキャンプにある設備は、フィールドワークで集めた資源を備蓄する大切なもの。

アップグレードすることで最大量が増えれば、生存者たちへの安定した供給を維持することにもつながっていく。

また、キャンプにある井戸や農場を使えば、少しずつではあるが自給自足の生活をすることもできる。

しかし、生存者にはそれぞれ1日あたりの食事と水の消費量が決められていて、その合計値を上回ってしまうと生産が追いつかなくなってしまう。

ひとりでも多くの生存者をキャンプに誘いたいが、プレイヤー自身が集める資源はもちろん、生産したものが維持できないようでは安息の地は早々に破綻する。

ときには心を鬼にしてキャンプから追放しなければならないが、1度救った命を地獄に落とすような残酷な決断を下すことができるだろうか？

ぜひ、胸に手を当ててじっくり考えてほしい!!

100種類以上の生存者とゾンビたち

本作に登場する生存者たちにはそれぞれ固定の武器があり、救出したキャラクターはプレイヤーが自由に操作できる。

筆者の場合は狙撃銃との相性がいいのだが、接近戦でまとめて倒したいのであればショットガンを、とにかく撃ちまくりたいならサブマシンガンを持ったキャラクターを選ぶこともできるというわけだ。

また、ゾンビは人間に限らず鳥や虫、馬などさまざまな個体が登場。移動速度や挙動も異なるので、ヘッドショットが狙いにくくなっていく。

序盤は近場の川岸や農場で十分キャンプを維持できるが、生存者が増えてくるとそれに似合った設備が必要になる。

遠方の病院やデパートなど新たなエリアを開拓するためガソリンスタンドで燃料を獲得、難易度が上がっていけば人間以外のゾンビたちがどんどん押し寄せてくるのだ。

人間以外のゾンビについてはご愛嬌ではあるが、刻々と変化していくリアルな展開はまさにゾンビ映画やドラマの世界。

もしかすると、最終的には人間がいちばん怖いと感じる局面が描かれるかもしれない。

その分岐点をプレイヤー自身で選べる本作はゾンビ好きはもちろん、グロテスクな表現がいっさいないので、ふだんホラー系に手を出しにくい人にもチャレンジしてもらいたい作品だ!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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