『ポケモンGO』チームが経済産業大臣賞を受賞!“日本ゲーム大賞 2017” 授賞式【TGS2017】
2017-09-21 22:29 投稿
『ポケモンGO』がスマホゲームの新たな可能性を開拓!
“東京ゲームショウ2017”初日のイベントステージのラストを飾るのは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)主催の“日本ゲーム大賞 2017”。
経済産業大臣賞と年間作品部門各賞、並びにゲームデザイナーズ大賞が発表され、経済産業大臣賞を受賞した“Pokémon GO プロジェクトチーム”、年間作品部門の大賞に輝いたた任天堂の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、ゲームデザイナーズ大賞を受賞した『INSIDE』らの授賞式が行われた。
なお、スマホ向けゲームアプリが経済産業大臣賞を受賞するのは4年ぶり。2013年の『パズル&ドラゴンズ』に続く快挙となった。
授賞式の模様
【経済産業大臣賞】
ゲームファンのみならず、子どもから大人まで多くのプレイヤーが溢れ、日本でも社会現象を生んだ本作。ゲームファンの裾野を大きく広げ、ゲームを通しての地域活性化、被災地復興への貢献など、ゲームの新たな可能性や優位性を示したことが、受賞理由となった。
「『ポケットモンスター 赤・緑』のころから“カントー地方”を舞台にするなど、現実に寄り添ったゲームデザインだったが、ナイアンティックさんのおかげで現実により強く結びついた遊びの形を気付かせてもらった」と、石原氏。
それを受けて村井氏は、「ユーザーからの声をもとに、これからも『ポケモンGO』を通じてさまざまな楽しさを、安全に遊べる形で皆様にお届けしていきたい」と、抱負を語った。
【年間作品部門大賞】
重厚なストーリーはそのままにシリーズ初のオープンワールド方式を採用した本作。手探りで進めていく自由な冒険に込められた驚きと興奮に、世代を超えた多くのファンから「シリーズ最高傑作」の声が集まったとのこと。
意外なことに、『ゼルダの伝説』シリーズが大賞を受賞するのは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』以来20年ぶり。会場に詰め寄せたプレス関係者からも、ひと際大きな歓声が上がっていた。
【ゲームデザイナーズ大賞】
日本を代表するトップクリエイターたちが選ぶゲームデザイナーズ大賞は、“日本ゲーム大賞”のもうひとつの大賞とも言うべき存在。
本年はフロム・ソフトウェアの宮崎英高氏が新たに加わり、総勢12名が審査員を務めた。
審査員長の桜井政博氏(ソラ代表)は、デモプレイをスクリーンに映しながら、本作の世界観描写を「非常に地味と言えますが、美しくまた意味深です」と表現。
インディーズゲームで唯一、最終選考まで通過したという本作の独創性を高く評価した。
受賞作品
<経済産業大臣賞>
近年の日本の家庭用ゲーム産業の発展に寄与された人物を対象に選考。
<年間作品部門>
2016年4月1日から2017年3月31日までに日本国内でリリースされた全作品を対象に選考。
グローバル賞 日本作品部門
『ポケットモンスター サン・ムーン』
グローバル賞 海外作品部門
『FIFA 17』
ベストセールス賞
『ポケットモンスター サン・ムーン』
特別賞
『PlayStation® VR』
ゲームデザイナーズ大賞
『INSIDE』
優秀賞
『Overwatch』
『ペルソナ5』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ファイナルファンタジーXV』
『人喰いの大鷲トリコ』
『バイオハザード7 レジデント イービル』
『仁王』
『NieR:Automata』
『Horizon Zero Dawn』
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
『モンスターハンターダブルクロス』
大賞
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
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