【新作】ファーブルの子孫が贈る史上初の採集キットアプリ 『世界の昆虫採集』

現実世界と連動した昆虫の生態系に迫る

ブラジルとアルゼンチンの国境に位置し、イグアスの滝までヘリで10分の場所に広がるジャングルに建設された、マスコミにも公表されていない世界最大級の昆虫学研究施設がある。

そこに集められた世界中の昆虫の生態を学び、図鑑に登録していくアドベンチャーゲーム『世界の昆虫採集』。

木々に餌を塗り、時間の経過で集まる昆虫を採集していく体験は、子どもはもちろん大人でも存分に楽しめる内容だぞ!!

朝と夜で生態系も変わる本格的な昆虫採集

世間的には非公開の研究所の名前は、World Insects Controll System。

略してWICS（ウィックス）と呼ばれ、特殊なアクリルドームの中には独自の生態系が構築されていて、減少傾向にある昆虫にも安心の環境が整っているようだ。

プレイヤーの目的は、そこに生きる約70種類の昆虫を観察し、未完のままになっている図鑑を完成させることにある。

まず特徴的なのは、現実世界の時間と本作が連動している点だ。日中集まりやすい昆虫がいれば、夜行性の昆虫もいる。

時間帯を考えながら6種類の木に餌を置き、そこに集まる昆虫を採集していこう。

また、木々に設置できる6種類の餌には、夜になると光ったり遠くの虫を引き寄せるなど、それぞれに特化した効果がある。

購入するのに必要なポイント（WP）は序盤こそ少ないが、昆虫採集をしていれば自然と稼げるようになっていくので、安価な餌を使って採集をくり返していくといいぞ!!

捕獲した昆虫の特徴と生息地を学べる図鑑

約70種類いる昆虫たちを捕まえると図鑑に登録され、虫めがねを使って隠された3つのマークを調査することができる。

それを達成することでWPのほか、それぞれの生息地や特性などをファーブルの子孫である館長が教えてくれるのだ。

細部までリアルに描かれた世界中の昆虫を拡大して、じっくり観察する貴重な体験ができるのも本作の大きな魅力だ。

ちなみに、本作にはライト版（体験版）と製品版のふたつがあるので、まずはライト版で世界観と遊びかたを学び、著者のように続きが気になった人は480円の製品版を購入して、約70種類いる昆虫のコンプリートを目指してほしい!!

P.N.深津庵
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