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任天堂のゲームを配信して収益を上げられる!? OPENRECの配信者還元プログラム

2017-06-07 09:00 投稿

OPENRECクリエイターズプログラム始動

Cyber-Zが、自社が運営する動画配信プラットフォーム“OPENREC.tv(以下、オープンレック)”における配信者収益プログラム“オープンレック クリエイターズプログラム”の事前登録受付を開始した。

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オープンレックとは、ゲームに特化した動画配信プラットフォーム。高画質配信、見ごたえあるコンテンツへのこだわり、コミュニティを大切にといった3点をモットーに掲げ、現在急成長しているサービスだ。

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▲Cyber-Zは昨今e-Sportsのサポートをしていることでも有名。6月10日にも同社主催イベントが開催される。
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▲社内には配信権限所有者が利用できる配信スペースが大小複数用意されており、設備利用時にはサポートも行ってくれるとのこと。

“オープンレック クリエイタープログラム”は、プラットフォーム・オープンレックから配信権限を与えられている人が登録できるもので、動画で再生された広告収入や当該番組に寄せられた視聴者からの課金で行える特別なコメント(エール)の一部を配信者に還元するというもの。

具体的な還元システムは、再分配方式となっている。広告収益やエールによって上げられた収益を一度プール。視聴者数や獲得エール数などから活動実績を数値化し、それをもとにプール金を再分配する方式だ。

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動画配信プラットフォームでの還元システムは、これまでにも前例があるが、配信権限を持っている人のほとんどに還元の機会が与えられるのは、おそらくこれが初となる。

このプログラム立案の経緯について、オープンレックで開発責任者を務める中村智武氏は「現在ユーザー数が大幅に伸びてきていて、その中には生活の一部として配信される方も増えてきました。そんな人たちをサポートできないかと考え、このプログラムを立案させていただきました」とコメント。

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▲Cyber-Z OPENREC事業部 開発責任者 中村 智武氏。

また、同社取締役を務める青村陽介氏は、「ゲームが好きな人たちが輝ける場、ゲームのうまい人、実況のうまい人がより称賛されるような場が用意できるように尽力します」とコメントし、今回のプログラムへの本気度合を窺わせた。

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▲Cyber-Z 取締役 青村陽介氏。

著作権管理は徹底して行われる

このような還元システムが新たに立てられるのは喜ばしいことだが、そこには問題も多く存在する。

その中でも、もっとも高いハードルとなるのが著作権問題だ。通常、著作権保持者ではない第3者が著作物を無断使用して収益を上げた場合、著作者はその収益を接収する権利を擁する。

オープンレックはこの問題を解決するため、著作物(ゲーム)に設けられた規約やガイドラインに準じたコンテンツ管理の徹底、またそれを可能にするための24時間体制の監視などを行う予定だという。

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著作物の管理はかなり厳しく行われるようだが、配信者が気を付けるべき点は、たった2点のみ。配信開始時に設定するゲームタイトル設定を偽らないこと、そしてメーカーやゲームタイトルが定めたガイドラインを熟知してそれを遵守することだけ。

もしも問題があった場合は、運営側からアラートが届くということなので、その際は運営側の注意に従えばいい。なお、収益化禁止タイトルは、OPENREC.tv上で収益化はできない。

ライブ配信初! 任天堂コンテンツ利用で収益化

オープンレックは、この度のクリエイターズプログラム始動に合わせて、任天堂と著作物利用に関する包括許諾契約を締結したことも発表した。

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簡単に言ってしまえば、任天堂の著作物を動画配信して収益を上げても、任天堂側はこれを許諾するというもの。

任天堂は“Nintendo Creators Program”と銘打って、ユーザーが動画配信によって収益を上げることを許諾しているが、それはあくまでも動画コンテンツのみでの話。

今回の契約は、任天堂初の“生配信での収益化を許諾するもの”なのだ。

つまり、近々リリースされるNintendo Switchタイトル『Splatoon2』、『ARMS』など、注目度の高いコンテンツを生配信して収益を上げることも可能である。これは配信者からしてみれば、非常に喜ばしいシステムだろう。

任天堂初の生配信での収益化許諾が、今後ゲーム配信という業界にどのような影響を与えてくるのかも注目しておきたい。

さまざまな問題を解決!! 充実のサポート体制

著作権以外にも、問題となる部分は存在する。

中でも問題として顕在化しそうなのが、収益受け取りに際して生じる税金問題。人気配信者ともなれば、大きな収益を得ることもあるだろう。しかしそうなってくるとたいへんなのが、確定申告など税に関する処理だ。

社会人からしてみれば、さほど問題もなく処理できるだろうが、税に関する知識が備わっていない学生だとそうはいかない。オープンレックはこれに関して「まだ具体的に考えてはいないが、適切にサービスを使っていただけるよう、サポートは行っていきます」とコメント。

税に関する問題に不安を抱えるであろう層でも安心してサービス利用が出来るよう、配慮を行う方針を示してくれた。

このように、著作権に関しても、税金に関してもサポートを惜しまず行ってくれるオープンレックのクリエイターズプログラム。

こちらのプログラムに登録するには、オープンレックのプレミアム会員であること、日本在住者であること、18歳以上であること、オープンレックでの配信権限を持っていることといった3つの条件が課されている。

なお、配信権限付与に際して行われる審査は、これまでの言動などがおもな審査対象。ゲーム業界をより健全に盛り上げるため、また著作権や金銭といったナイーブな部分を取り扱うため、モラルが求められるのだ。

しかし、改めて見てみればそれほど大きなハードルでもない。現在配信権限を持っている人は約7000名になるという。

プログラムへの事前登録は本日より開始され、7月初旬からプログラムが始動するということなので、気になる人はいまからでもチェックしてみるといいだろう。

OPENREC.tv公式ホームページ

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