『クリプトラクト』『グリムノーツ』などの人気キャラといっしょに過ごせるアプリ『VBX』とは

2017-05-17 16:18 投稿

  • 人気キャラクターの声が、姿が、キミを癒す!

『VBX』(ビボックス)はキャラクターサプリメントと銘打たれたアプリ。身も蓋もない言いかたをするならば、グッドルッキングなキャラクターに癒されることを目的としたアプリである。より丁寧な表現をするならば、キャラクターが日常に寄り添ってくれるアプリ、あるいはキャラクターにより親しみを持つためのアプリと言ったところだろうか。

具体的には、“キャラクターのボイスを設定した時間に再生”したり、“キャラクターとの2ショット写真を撮影”することが可能。日々を大好きなキャラクターといっしょに過ごせるなんて、夢のよう……。

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▲アプリ内には美男美女がズラリ。ユーザーはVoice、Visual、Virtualという3つのVで癒しを得ることができるという。
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▲たとえば、シチュエーションごとに用意されたボイスはタイマー設定が可能。毎朝(?)お気に入りのキャラクターに起こしてもらうことも思いのまま!(生活リズムの狂った筆者に合わせて時間を設定しています)

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▲夜更かしは美容の天敵。そこのお嬢さん、毎晩異なるイケメンの囁きとともに眠りに就くのはいかが?
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▲キャラクターフレームを利用して2ショット撮影も可。憧れの壁ドンも実現できる!? 小道具を利用するなどして、いろいろと試してみよう。

その他、各キャラクターのイラストやプロフィール閲覧機能も用意されていて、ユーザーは24時間好きなときにお気に入りのキャラクターと戯れられるというわけだ。

そんな『VBX』の最大の特徴は、ゲームIPファン化支援サービスとしての側面であろう。ものすごくざっくりと解説すると、つぎのような仕組みである。

『VBX』のゲームIPファン化支援サービスの内容
【1】既存のスマホゲームとコラボして人気キャラクターを登場させる
【2】ユーザーは大好きなゲームのキャラクターと日常をより楽しめる
【3】コラボ先の活性化にも繋がる
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▲『幻獣契約クリプトラクト』からは、“リズ”(水)、“ナディア”(水)、“スフィア”(光)の登場が決定している。超絶美麗グラフィックで知られる『幻クリ』とコラボするとは……!

『VBX』を体験してみると、プロの声優による囁きの数々にはドキっとさせられた。キャラクターのフレームも工夫次第でおもしろい写真が撮れそうだし、友人とフレームを利用した自撮り写真コンテストを催すなんてのもおもしろそう。キャラクターが増えてきた場合に役立つであろうソート機能の搭載など、ユーザーライクな部分も実感できた。

ただし、操作性についてはやや煩雑な印象も。たとえば、1週間分の目覚ましボイスをすべてて違うキャラクターにしようとしたのだが、何度も画面の遷移が発生し、スムーズに設定できなかった。キャラクターのボイス選択がアラーム設定のスタート地点になっており、設定済みアラームが並んだ画面からダイレクトにキャラクターの切り換えができない点も不便である。

生活に寄り添うアプリ、癒しを謳うアプリであるなら、こういった細かな使い心地はユーザーの定着に直結する。今後、改善されるといいのだが……。

開発ディレクターの倉田氏に訊く!

VBXの開発ディレクター・倉田英行氏(以下、倉田)にアプリの仕様や展開について、話を伺った。

――まずは課金形態について教えてください。

倉田 基本無料のアプリです。キャラクターのボイスをはじめとしたアプリ内のコンテンツに対して課金していただく形になっています。

――ユーザーの男女比はどのように考えていますか?

倉田 女性が6割、男性が4割くらいになると思います。

――各キャラクターのボイスは異性に向けたものだけでしょうか?

倉田 そうなりますね。

――ボイス機能(目覚ましなど)はアプリを切ってしまっても有効でしょうか?

倉田 アプリを落としている場合はボイスのみの再生になります。ただ、アプリを起動している状態であれば、イラストとともにボイスを楽しむことが可能です。注意点として、外出先で鳴ってしまうと取り返しのつかないことになります。僕は電車内で鳴らして、周囲をザワつかせました(笑)。

――それはザワつきますね(笑)。キャラクターのボイスは録り下ろしなのでしょうか?

倉田 オリジナルのキャラクターは録り下ろしですが、コラボの場合は基本的には既存のものをご提供いただきます。ゲーム内で使用していないストックもあるようなので、そういったものを利用していくつもりです。ただ、とくに人気の出てきたキャラクターに関しては、新たに収録することもあると思います。

――カメラ機能を使う場合にキャラクターのサイズは変更できますか? いっしょに写す背景や物体、人物に合わせて、縮尺の調整ができると便利だと思うのですが。

倉田 現状、キャラクターのサイズは固定されています。

――今後、オリジナルとコラボのどちらを主体に展開していくのでしょうか?

倉田 いまはオリジナルのキャラクターが多くなっていますが、メインになるのはコラボですね。アプリ内にコラボするゲームへの導線を用意するので、メーカーさんにはプロモーションツールとしてもご利用いただけます。

――人外の実装予定はありますか? たとえば、ゆるキャラのような……。

倉田 どうですかね……。基本的には人型を考えていたのですが、コラボするゲーム次第でしょうか。ただ、登場させる場合はソート機能として設けた性別フィルターに“その他”が必要になってしまいます(笑)。

――すでに『幻獣契約クリプトラクト』とのコラボが発表されていますが、ほかに決まっているものはありますか?

倉田 スクウェア・エニックスさんの『グリムノーツ』などです。ほかにも動いていまして、毎月1本ずつのコラボを予定しています。

――ところで、これは非常に個人的な質問で恐縮なのですが……なぜベル中尉がいないッ!! 僕は『幻獣契約クリプトラクト』の古参プレイヤーなので、コラボ自体はうれしく思っています。しかし、ベル中尉がいないのはいただけない! これって何かの間違いですよね!? ベル中尉は軍人なのに、ポンコツなんですよ。中尉なのにポンコツ。これ即ち、カワイイヤッター! ぜひ実装を!!(懇願)

倉田 な、なるほど(なんだコイツ)。軍人キャラはいないので、実現したらおもしろそうですね(大人の対応)。

――楽しみにしています! では、最後にメッセージをお願いします。

倉田 ゲームの外側でキャラクターと仲良くなれる場所はあまりなかったので、そういう機会をVBXで提供したいと考えています。キャラクターを好きになってもらうことで、ゲーム自体をより好きになってもらう。そういう環境を作れたらいいなと思っています。

VBX(ビボックス)

ジャンル
サプリメントアプリ
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS/Android

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