『単車の虎』で黒のカリスマ・蝶野正洋コラボ決定！ ヤンキー界の重鎮・岩橋健一郎と夢の対談が実現

黒のカリスマ×ヤンキー界の重鎮が奇跡の遭遇！

Donutsから配信中のアプリ『単車の虎』。

本作は、10000種類以上の3Dパーツを組み合わせ（1000兆通り以上）て自分だけのイカした愛車を作り、ほかのプレイヤーたちとタイマンをくり返して最強のヤンキーを目指すリアルタイムバトルゲームだ。

そんな男たちのバイブルとも言える『単車の虎』と、“黒のカリスマ”として絶大な人気を誇るプロレスラーの蝶野正洋選手によるコラボが決定！

今回、このコラボを記念して、蝶野選手と、『単車の虎』イメージキャラクターを務めるヤンキー界の重鎮・岩橋健一郎氏による奇跡の対談をファミ通Appでお届け！

黒のカリスマ×ヤンキー界の重鎮の最強タッグが、“強い男”について熱く語った。

黒のカリスマ×ヤンキー界の重鎮が奇跡の遭遇！

蝶野正洋（以下、蝶野）　岩橋さんとお会いするのは初めてですよね？

岩橋健一郎（以下、岩橋）　じつはですね、テレビ番組の現場に2回絡ませてもらったことがあるんですよ。

蝶野　え？　本当に？

岩橋　1回目は忘れちゃったんですけど、2回目のときはお台場で某映画の試写会があって。夜の街の男たちを200人集めたイベントだったんですけど、そこにアントニオ猪木さんと蝶野さんがゲスト出演されてて。

蝶野　あぁ！ ありましたね。

岩橋　自分は昔からプロレスが好きで、蝶野さんも闘魂三銃士時代から拝見しておりましたので、実際にお会いできたときは感激しました。

蝶野　ありがとうございます。

岩橋　当時、蝶野さんの必殺技“ヤクザキック”に衝撃を受けましたよ！　あれがケンカキックに名称が変わったのが残念でした。

蝶野　テレビ局は規制が多いですからね。放送コードの関係で変わっちゃいましたね。

岩橋　でも繁華街では、夜の10時を過ぎるとみんなケンカキックをやってましたよ（笑）。

蝶野　（笑）。

岩橋　それだけ蝶野さんは、我々にとって影響力があるんです。一般層だけでなくアンダーグラウンドの世界でも。ちなみに、蝶野さんは自分を初めて見たときの印象っていかがでした？

蝶野　テレビのヤンキー特集で初めて拝見しましたけど「この人、危ねーな」って（笑）。

岩橋　（笑）。でも、なんで危ないオーラが出ているのかというと、じつは私、地元が横浜の鶴見でして、猪木さんの後輩なんですよ。

蝶野　あ～、そういう繋がりがあるんですか。でも、「この人テレビ出ちゃダメな人じゃないかな」っていう印象でした（笑）。

岩橋　私が、テレビに出られるかのギリギリのラインです（笑）。

『単車の虎』×蝶野正洋のコラボについて

岩橋　私、『単車の虎』でイメージキャラクターをやらせてもらっているんです。このゲームは『パズル＆ドラゴンズ』と並ぶ長寿アプリでして（笑）。

蝶野　何年くらいになるんですか？

岩橋　もう5年目です。その5周年の節目で蝶野さんとコラボすることができて光栄です！

蝶野　ちなみに『単車の虎』って、どんなジャンルのゲームなんですか？

岩橋　ヤンキーや暴走族、不良がテーマのゲームです。プレイヤー自身のアバターを作ったり、たくさんのパーツを組み合わせて単車を作ったり。

蝶野　アバターが単車に乗って戦うの？

岩橋　単車と単車が戦うゲームというより、リアルなヤンキーの世界を描いたシミュレーションゲームですね。生きざまを体感できるというか。自分のアバターを作って、チームを組んで街を制覇していく。今回のコラボでは、蝶野さんのアバターが登場するんですよ。

蝶野　自分のアバターを見ましたけど、特徴を捉えていてすごく似てましたね。

岩橋　きっと蝶野さんも『単車の虎』をプレイしていただけたらハマると思います！

蝶野正洋の代名詞“ケンカキック”誕生秘話

岩橋　蝶野さんとのコラボが始まったら、『単車の虎』プレイヤーたちは、みんな蝶野さんのアバターになりますよ。ヤンキーの少年たちは、みんな蝶野さんに憧れてますから。蝶野さんのえりあしを真似したり、ケンカキックを真似したり。

蝶野　いやー、ヤンキーたちの憧れの存在だという自覚はなかったですね。自分の見える範囲の人たちって、プロレス会場に来るファンじゃないですか。会場に来るファンの中には、やんちゃな人はいますけど本当に一部ですね。

岩橋　でも、やっぱりヤンキーの仲間内では、闘魂三銃士の中だとだいたいみんな蝶野さん好きでしたね。ケンカキックとか、蝶野さんの技って実用性というか、すぐ街で使える即戦力になりますから（笑）。

蝶野　たしかに街のケンカで使われてそうですね（笑）。あの技は、普通の皮靴を履いてかかとで蹴られたらひっくり返るだろうね。

岩橋　ケンカキックって、どういう経緯で誕生したんでしたっけ？

蝶野　昔、東京ドームでオールスター戦があったんですよ。新日本や全日本など複数の団体が出る大会で。その大会の新日本の提供試合のカードが、長州力さん、橋本真也選手vsマサ斉藤さん、俺だったんです。

岩橋　あー、ありましたね！

蝶野　ほかの団体になめられないようにガツガツした試合をするぞって、みんな気合いを入れたんですけど、橋本選手が気合い入り過ぎて俺のことバッカバカ蹴ってきて（笑）。

岩橋　あの重たい蹴りを（笑）。

蝶野　「なんだこいつ、ふざけやがって！」と思いつつも、やはりプロレスってどれだけ相手の技を受けられるかを見せるのも商売ですから。ただ、あまりにも度を超した蹴りかたをしてきたので、俺も頭にきて何発か橋本選手にキックを入れたんです。そしたら橋本選手が軽い脳震盪になって。結局、彼は2～3週間欠場することになったんですが、そのときコメントで「あれはプロレスのキックじゃなくて、ケンカのキックだ」と。それでケンカキックが生まれたんです。

岩橋　おぉ、やっぱ蝶野さんはすごいですね！　レジェンドですよ。

蝶野　ただね、俺は顔面には蹴ってないですよ。

強い男は強い男の危険なオーラを本能で感じる？

岩橋　蝶野さんは、強い男や危ない奴のオーラを本能で感じることってあります？

蝶野　街でたむろしている人たちの中でも、実際にケンカできるのって10人いたらひとりいるかいないかですからね。そのひとりの奴っていうのは、やっぱり出しているオーラと言うか雰囲気が違うなとは感じますね。

岩橋　強い、強くないじゃなく、関わり合いたくないって思うオーラのほうが、私は強く感じちゃいますね。すごいんですよ、もうスカンク以上の匂いをかもし出していて（笑）。飲み屋でも、入った瞬間に異様なものを感じるときってありますよね。

蝶野　あー、たしかに。あれはもう空気だね。そういうオーラというか空気を出してますよ、そういう奴らは。

岩橋　関わっちゃいけないという空気ですよね。恐らく普通の方々だとなかなかわからないと思いますけど。

蝶野　俺は高校三年くらいでやんちゃなことはやめたんです。そうすると、空気を読んだり匂いを嗅ぐ必要がなくなるので、だんだん感じなくなるんですよ。やんちゃな時代に悪そうな格好をしているときって、自分もそういう空気や匂いを出しているから、同じようにやんちゃな奴が気になっちゃうんだと思いますね。

岩橋　引き寄せ合っているというか。

蝶野　でもね、普通の生活をしているとそういうものを感じなくなりますよ。逆に、自分に子どもができると、赤ちゃんを連れているお母さんが目線に入ってくることのほうが多くなる。

岩橋　たしかにそうですね。蝶野さんのところのお子さんはおいくつですか？

蝶野　10歳ですね。

岩橋　うちはまだ幼い娘と息子がいますけど、子どもがいるとやっぱり感覚が変わりますよね。

蝶野　子どもを連れているお母さんとか、いままでまったく目線に入らなかったのに。いまはそこらへんに子どもがいるんだなって気づきますから。逆にやんちゃなことしていた時代は、お巡りさんがやたら気になって（笑）。

岩橋　ですね（笑）。でも、子どもといっしょにいるとき、自分のアンテナが鋭くなるじゃないですか。異様な空気のところにはまず近寄らない。近寄ること自体が危ないし、そんな場所だと気を付けようがないので、そこには行かないようにしていますね。

蝶野　海外のスラム街とか、危ないところに行ったときは“危ないな”っていう気持ちでいればなんとなく匂いを感じることができるけど、そのときにそういう意識がないと気付かないこともありますよね。

岩橋　空気を読むってたぶん自分で気にしていないとわからないですね。気にしてるってことは、そういう位置に染まってる証ですよ。蝶野さんの言う通り、そういう気にしなくなるということは感覚も生活も変わっているってことなので、人間そうやって脱皮してどんどん成長していきますから。子どもがいると成長させられますよね。

強い男にとって重要なもの

蝶野　プロレスラーとして言うと、最終的には気持ちだと思います。

岩橋　精神力ですね。

蝶野　レスラーは、怪我をしながらでも試合するじゃないですか。「これ以上はできない」と思うこともあるけど、ただ俺なんかはポジション的にエリートのトップレスラーではなかったし、闘魂三銃士のときも上には長州さんや藤波（辰爾）さんがいた。

岩橋　上の世代には偉大なる先輩レスラーがいましたからね。

蝶野　俺はなんとかトップクラスに顔を出せるという立ち位置だったから、怪我をしてちょっとでも休んだらすぐにポジションが下がってしまう。だから、俺は両膝、両ひじ、足首とか怪我して手術してますけど、通常は最低でも3～6ヵ月は休むところを、手術して2週間でリングに上がるっていうのをずっとやってきたんです。だから、精神面というか気持ちの部分は強い男には必要だと思います。

岩橋　蝶野さんは結果も出さなきゃいけないし、周りに評価されなきゃいけないっていうふたつの関門があって大変ですよ。それに比べると、ヤンキーの世界ってそもそも適当なんで。

蝶野　いやいや、そんなことはないでしょ（笑）。

岩橋　適当ですよ（笑）。よく100人の集団をひとりで倒したって偉そうに言ってる奴もいるけど、あれは全部嘘よ。やる気満々の奴をふたり相手にしたら、ひとりじゃ勝てない。だからタイマンっていう1対1の真剣勝負があるんです。

蝶野　ケンカって言っても体格差とかでボコボコにされることもありますからね。

岩橋　でも、ヤンキーの世界ってケンカでやられても「ごめんなさい」って言わなきゃ負けたことにならない。そこが我々の世界でいう男の魅せどころですよ。往生際が悪いかもしれないけど、でもそこが不屈の精神につながったりもするんです。どんな相手に対しても、バチバチに倒されてヒクヒクしても、またつぎの日に向かっていく。ガキの時分にそういう精神力を磨いて、最終的に社会に出てそのとき培ったものをどう活かすかってところが大事なんです。でも、やっぱり蝶野さんのいう男の強さと、我々のいう男の強さは違いますね。月とすっぽんですよ（笑）。

蝶野　いや、そんなことはないですよ。元暴走族の方でも、立派な社会人になっている人もたくさんいますから。暴走族やヤンキーの人たちは、つねに緊張して自分を尖がらせて、「どっから来てもやられねーぞ！」という気持ちがある。それってスポーツでもそうだと思っていて。トップ選手の人たちって同じようにどこか尖がった気持ちがあるから活躍されているわけで。ヤンキーもそういう世界だと思うんですよ。

岩橋　いやー、恐縮です。

蝶野　誰にも負けないとか、やられてもまた挑んでいく姿勢。そういう気持ちの部分は、大人になってもうまく使うべきだと思いますね。けっこう人生の中で、そこまで尖がることってないじゃないですか。仕事で上司とぶつかってでもやってやるっていうものが。

岩橋　そうやってヤンキーの世界に対して、蝶野さんからお褒めの言葉をいただいてうれしいですね。ヤンキーたちがみんな調子に乗っちゃいますよ（笑）。

男として憧れている人物は？

岩橋　私は、やはり自分を育ててくれた両親ですね。それから、孫のお世話をしているおじいちゃん。だって、自分の子どもを育て上げて、さらにその孫の面倒もみてあげるってすごいと思いませんか。

蝶野　たしかしそうですね。一家の大黒柱というのは。

岩橋　こんなこと言いたくないんですけど、育児ってたいへんなんですよ。自分に子どもができて初めて知りました。家族を養うために、仕事で嫌なこともしながら満員電車に揺られて。そうやって家族のためにがんばった人たちが、ある程度歳を重ねておじいちゃんになって、大家族じゃないですけど子どもたちに囲まれてる家族写真を見ると憧れちゃいますね。最近、かっこいいなと思うようになって。まだ私はその階段を上っている最中ですけど。こんな話、読者は聞きたくないですよね（笑）。

蝶野　いやいや、すばらしいと思います。いろいろ経てそう思われているわけですね。

岩橋　そういう世のお父さん、おじいちゃんたちがこの世界を作ってくれたので憧れますよ。プロレスの世界も、蝶野さんたちの世代や、その前の世代の人たちが作ったからこそ、いまがあるわけじゃないですか。やっぱり憧れる男は先輩レスラーになるんですか？

蝶野　俺は誰だろうな？　あんまりこの人だって人はいないですけど、やはり藤波さん、長州さん、猪木さん……プロレス界の先輩はみんな尊敬できるいい部分はありますけど。でも、プロレスラーなんでみんな生きかたがデタラメなんですよ（笑）。

岩橋　デタラメなんですか？

蝶野　レスラーはみんなデタラメですよ。マジメじゃできない（笑）。だから、いい部分は憧れるというか尊敬するし、悪い部分はマネしちゃいけないなと思う。見習うべきところはあるけど、この人の生きかたを真似しよう、という人は、まだ俺の中では見つかってないですね。

最近、草食系男子が増えていると言われているが？

蝶野　いま世間の目が草食系に向けられているから、増えてきたとか言われているだけだと思います。逆に、もしかしたらいまのヤンキーが元気がないのかもしれないし。

岩橋　あぁ、それはあるかもしれないですね。

蝶野　俺らの時代にも草食系はいましたよ。俺、いま『ガールズ＆パンツァー』の応援をしているんですけど、ファンの人たちはたぶん草食系の人たちでしょ？　みんなまじめそうな人たちですよ。そのファンの中には、俺と同じくらいの世代の人もいるから、草食系は昔からいたと思いますよ。

岩橋　もし本当に草食系が増えているんだとしたら、食べ物の影響もあるのかもしれませんね。いまの子どもたちってスタイルよすぎますよ。保育園に行くとビックリします。うちの娘も顔は俺に似ていますけど、スタイルはいいので（笑）。あと生活環境も昔と違いますからね。正座もしないし、トイレも和式じゃなく洋式になってるし。

蝶野　男が草食系なんじゃなくて、いまの時代は女性が強くなっているからそれも関係しているのかも。すぐキレるし（笑）。

岩橋　いまの女性は肉食系というか強すぎますよね。もっとか弱くなってもらわないと（笑）。

最後に『単車の虎』ファンと読者に向けてメッセージ

蝶野　男たるもの、一度は尖がってみろ！　上とぶつかっても屈しないで貫け！　男は格好だけじゃなく貫き通せ！　奥さんでも母親でもいいから1回くらいぶち当たってみろ……それで謝るところは謝ればいい（笑）。

岩橋　人間として生まれたなら、自分の殻にこもるんじゃなくて、SNS系のゲームで知り合った人や街で出会ったリアルな人と会話する。人と顔をつきあわせて会話すると、ぶつかっちゃうこともあるけど、そこは勇気を持ってぶつかる。そうすると相手も真剣にぶつかってきてくれるから、そこで得るものは大きい。自分の殻を破って、リアルな世界に踏み出していこう。『単車の虎』と蝶野さんとのコラボが、ひとつのキッカケになってくれればうれしいですね。

『単車の虎』×蝶野正洋コラボ情報

2017年4月27日より、『単車の虎』ゲーム内にて、蝶野正洋選手のコラボがスタート。

今回のコラボでは、蝶野正洋選手のアバターや旗のパーツ、プロレス会場のリングをイメージした背景が登場する。

蝶野正洋選手のファンはもちろん、強い男を目指すプレイヤーにとってはぜひゲットしたいコラボアイテムとなっている。

【コラボイベント概要】
地下プロレス場に、悪徳レスラーたちをブッ潰しにやってきたプレイヤー一行。
そこに、目的を同じくする蝶野が現れた！
双方一歩も譲らない中、悪徳プロレスラーたちの挑発を受けて、事態は大混戦へ！！

【開催期間】
2017年4月27日12時～2017年5月5日23時59分（アイテム取得可能期間）

【イベントの流れ】
1.他プレイヤーとタッグを組んで敵に挑め！
2.敵を倒すとビンゴチャンスが発生！ 豪華報酬の入った宝箱がドロップすることも！
3.敵を撃破しているとまれに手に入る“リング入場チケット”で蝶野とタイマン勝負だ！

ド派手なパーツや超インパクトの「蝶野アバター」を手に入れろ！
・迫力の旗パーツや、華々しいリングの背景も複数登場！！（達成報酬等で獲得可能）
・蝶野になりきれるアバターはインパクト超大！！（蝶野戦の勝利数に応じて獲得可能）
・伝説の「ケンカキック」をバトルで使用可能な「得意技」として習得できる！！（達成報酬で獲得可能）

【全コラボレーションアイテム】
・蝶野正洋ファイティングフラッグ（旗）　1点
・激闘のリング背景　5種類
・蝶野正洋アバター　全9部位
（顔、体、右手、左手、コート、ネックレス、タイツ、シューズ、ガッデム！！の書き文字）
・得意技「ケンカキック」