【今日の話題】編集者が青ざめるほどちょこっとリアルな出版業界ラブとは

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【担当者のヒトコト】

どうも、さとるりです。マンガから学ぶことは少なくないって、ちょうど1年前の小宮元年が朝刊で言っていたのをふと思いだしたので、今日は私が最近心に刺さったマンガを紹介しちゃう！　じつはBL（ボーイズラブ）なマンガなんだけどさあ……。って、引かないでね！　変なことは書かないから！

それは中村春菊先生の『世界一初恋』という、その界隈では知らない人はいないであろう人気の名作品なんだけど、腐女子ナリタテホヤホヤの私は知らなくて、ただキャッチフレーズに、“編集者が青ざめるほどちょこっとリアルな出版業界ラブ☆”……なんて書いてあるものだから手に取ったんだよね。同業をテーマにした作品って、気になるじゃん？

TPOをわきまえ、本作の恋愛模様に関する話はここでは書かないでおくとして、私が感動したのは、主人公の新人編集の男の子が成長していくサマよ。

文芸編集志望の子が少女マンガ編集部配属になって、最初は会社を辞めようと思うんだけど、だんだん少女マンガ編集というものに惹かれていく。毎日しんどいけど、見本誌を手にとったときだったり、読者や担当作家さんから（このお話の場合は恋人的な編集長からも）ほめられたときだったり、そんなときに「俺やっぱ本を作るの好きだなー」って思うわけ。

わかる、わかるよ！　私も新人のころまったくおんなじ状況だったけど（ほめてくれる恋人はいなかったけどな！）いつのまにかそういう気持ちが薄くなっていたので、なんだか胸にグっとこみあげるものがあったよね。ああ、がんばれよ、律ちゃん（←その主人公）！

そんでさ、ちょっと前ならこういうのを読むと「私もエメラルド編集部（←その少女マンガ）に入って、ふたりのイチャコラを見てたーい！」とかキャーキャー騒いでいただろうけど、どうやらいまの私って、エメラルド編集部の編集長より年上。高野編集長（←その編集長）よ……律ちゃんに対して「お前は俺に比べて経験がないんだから仕方ない」とか言ってるけどさ、キミもまだ編集歴5年ぐらいのはずでは？　それでいて社長賞がもらえるような編集部の編集長とは……。

私もがんばらないとなあ～。

てなわけで、下心で買ったマンガで、思いのほか仕事について考えさせられてしまったのでした。同業者が読むととくにおもしろいと思うから、編集部のみんなにもおすすめしたいんだけど、無理に押し付けたらセクハラになるかもじゃない？　なのでこの場でおすすめしておくので、貸してほしい社内の人は、こっそり私に内線飛ばしてくださいｗ

ちなみにサムネイルはカプコンの『ドラゴンズドグマ オンライン』の世界観をモチーフにした初公式BLコミック『ドラゴンズドグマ オンライン クロッシング』が発動したよ！　という、4月1日に発表された嘘のもの。この『世界一初恋』が連載されているKADOKAWAのエメラルド（←実際にあったｗ）で連載されるよ～っていう、嘘のものｗ　やっぱゲームもBLもエンタメですから！　そこらへん楽しんでいきたいよね！？

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我がファミ通Appがほこる二次元大好きライター・竹中プレジデントの記事。さとるりは二次元を愛する人の味方よ。

これ去年のアニメジャパンで、試作品として4Kテレビで動くのを見させてもらったんだけど、本当にヌルヌル動いて、人間と話している感覚で応対する恵ちゃんが、キレイでかわいくて、「未来がやってきたぜ！」って感じだったね。

スマホ版が製品化されて、遠かった恵ちゃんが身近になったって話！　この技術を使って、さとるりの好きな男性キャラも近い存在になればいいな～。Androidユーザーはぜひお試し版から試してみて！

（夕刊いつも長くなりがちだけど今日はいつもに増して長くなってちょっと反省しているさとるり）

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