【新作】素材は全部現地調達!! 生存者と力を合わせて挑むサバイバルライフ 『EDEN』

今日を生き抜く知恵と勇気が試される!!

スコットランドのとある場所に迷い込んでしまった人々。

スマホもなければ電気もない環境の中で、自然の恵みを活かして生きていく術を学び成長していくサバイバルアドベンチャーゲーム『EDEN』。

神の目線で人類を導く名作アドベンチャーゲーム『ポピュラス』、『Godus』を連想させる本作では、目線を人々に近づけて木々や水など使ったクラフトに挑戦。

目まぐるしく変化する天候を相手に、リアリティのあるサバイバルを楽しむことができるのが大きな特徴だ。

サバイバル技術を磨いて安住の地を拡大

不安定な天候が続くスコットランドのとある島。

男女数十人からなるコミュニティは、開けた土地にキャンプファイヤーを設営。

そこを拠点に周囲にある木々や湧き水などを集め、食べるものもままならない状況の中でサバイバル生活を開始する。

序盤の探索エリアは範囲が狭く、木々の伐採と水汲み、採掘を中心にしたフィールドワークが続く。

ちょっと地味に感じちゃうけど、それら素材は多くのクラフトに欠かせない消耗品。

つねに一定量を蓄えておくことの必要性を学んでいるってわけだ。

また、くり返しのフィールドワークやクラフトを通じて経験値を獲得。

コミュニティレベルが上がると探索エリアが拡大、貯水場や作業場などさまざまな施設を増築、開発技術を向上させることで新たなクラフトにチャレンジできるようになるのだ。

さらに、コミュニティレベル6で海での漁、7になると内陸でウサギなどの狩猟が解禁。

一気に食生活のバリエーションが増え、サバイバルにも厚みが増していく。

ときには嵐の影響で傷んでしまった設備の修復、質の悪い木々を排除して生活圏を広げるなど自然と向き合い生きていく。

ゲームとしての奥行きはさほど深くはないけど、その分、限られた環境の中からいろいろなことを感じることができたぞ。

成長のヒントが詰まったキャンプファイヤー

クラフトレベルに応じてエリアが拡大していく本作では、自由にフィールドワークできるのが魅力だけど、それで稼げる経験値はごくわずか。

そこで注目したいのが、まとまった経験値を稼げるキャンプファイヤーの特別オーダーだ。

通常、ひとりのフィールドワークやクラフトで得られる経験値は1程度。

しかし、こちらであれば1回で平均30ほどの経験値を稼ぐことができる。

「俺はテーブルが欲しい」とか、「私の荷物を収納する箱を作って」など、コミュニティ内で出たリクエストをキャンプファイヤー横の掲示板にまとめているのかな。

ボートを漕ぐオールやウェットスーツを乾かす棚など、エリア拡大に合わせてお題のバリエーションも変化。

生活レベルが上がっているんだと実感しながら楽しめるぞ。

素材不足を解消する第3の力

コミュニティのお題をこなして経験値を稼ぎたいけど、素材不足から思うように進められないこともある。

そんなときに便利なのが、広告動画を再生して対象素材を入手しちゃう便利機能だ。

ちょっと身も蓋もない機能だけど、素材が見つからないまま時間が過ぎちゃったり、そこで飽きて手放してしまうくらいなら活用しちゃったほうがお得。

今回のプレイ中、自分のプレイ進行状況ではどうしても入手できない素材が混ざっていることも多く、コミュニティレベル上げを優先して、何度も広告という第3の力に頼ってしまった。

本作は全編英語、少々苦戦する部分もあったけど、“俺は外国人の皆さんと遭難、言語の壁を越えてともに生きていかなければならない”と、勝手にストーリーを脳内再生。

身振り手振りで積極的にコミュニケーションを取り、いまでは彼らと軽いアメリカンジョークで笑いながら快適なサバイバル生活を満喫中だ!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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