おんな城主・井伊直虎に会いたくて『戦国の虎Z』をプレイしたらリアルタイム合戦にどハマりしました

2017-02-16 13:00 投稿

柴咲コウ経由で井伊直虎にハマりました

自慢じゃないが、学生時代の日本史の成績は2だった。1よりかしこい。戦国時代モノのゲームをやるときも、ちゃんと「この武将たちはゲームだから女の子になっているけど本当は男」と理解してプレイしている。

しかし先日、この常識を覆す大事件が起きた。大河ドラマ『おんな城主 直虎』の登場だ。

「ムッ、武将女体化を大河ドラマでやっちゃうとはさすがNHK。やるねェ……」
と思いながらドラマを見ていたのだが、
ドラマのバックボーンに触れるうちに重大なことに気がついた。

「……井伊直虎って本当に女性だったのか!」
「なんだよマジかよおんな城主激マブじゃねぇか!」
「いい! 直虎いい! 超会いたい!」

こうして湧き上がった行き場のない衝動をアプリストアの検索窓にぶつけ、それっぽいアプリをガンガン渡り歩いたところ、ついにオススメしたいひとつのアプリにたどり着いた。それが今回紹介する、Donutsより配信中の『戦国の虎Z』だ。

banner01
ゲームのみどころ
●自分だけのカッコいいアバターを見せつけろ!
●修行と決戦で己を鍛えろ!
●緻密な戦略と瞬時の判断で合戦に挑め!


自分だけのカッコいいアバターを見せつけろ!

ゲームを始めたら、まずはアバターの作成。さまざまな種類の髪型や顔のパーツを組み合わせ、自分の分身となるアバターを作成していく。

髪形や顔のパーツはあとから“美容院”で変更できるため、気軽に選ぼう。性別だけはあとから変更できないので注意。

Screenshot_2017-02-06-19-51-37

アバターのつぎは装備を決める。ゲーム内で入手した武器や防具、衣類などを装備することで、各種ステータスを強化できるぞ。

装備によってアバターの見た目が変化するのが嬉しいところ。装備は色を変えることも可能だ。

このおかげで装備変更をただの強化ではなく、着せかえ要素としても楽しめる。

Screenshot_2017-02-06-20-04-11

おもしろいのが、見た目が好みのプレイヤーを見かけたら、“いいね!”を送ることができる点。この“いいね!”を多く集めたプレイヤーは、ゲーム内のランキングから確認できる。

これはつまり、このゲームでは強さとは別軸で“カッコよさ”もしっかり評価されるということ。

ただ強い装備品を選ぶのではなく、見た目も考えて装備をコーディネートするのが『戦国の虎Z』ならではの楽しみかたとなっているのだ。

“いいね!”を集めてランキング上位をめざせ!

そんなわけで今回は、ゲーム開始早々“よろず屋”で見た目重視の装備を購入した。田舎者丸出しのイモいファッションで井伊直虎の前に出るわけにはいかないからね。

そして試行錯誤を重ねた結果、完成したのがこれ!

装備

どうよこのイカすファッション。決して途中で面倒になってセットで買った装備をとりあえず全部着てみたとか、そんなわけじゃあないぜ。この勝負服で“いいね!”を集めまくれば、きっと井伊直虎が向こうから会いに来ること間違いなしだ!

装備2

▲現在4“いいね!”。トップを取るには、あと2000以上の“いいね!”必要です。

陰陽札

このゲームでは見た目に影響しないながらも重要な装備として、陰陽札が存在する。

Screenshot_2017-02-06-20-09-24

陰陽札は決まった札コストの範囲内で、最大3枚まで装備することが可能。ステータスアップだけでなく、HP量増加や奥義の効果アップといった特殊効果を付与してくれる“陰陽秘術”がついてくる点も特徴だ。

さらに特定の武器・防具との組み合わせで“共鳴ボーナス”が発生すると、共鳴した武器・防具のステータスもアップするぞ。

 
16

陰陽札はおもにガチャで手に入り、なかなかパンチの効いたメンツが揃っている。

 
35
▲三国志もギリシャ神話も広い意味じゃ戦国の世と呼べなくもない。完全に合ってる。

修行と決戦で己を鍛えろ!

さて、4“いいね!”の現実を見てさすがに目が覚めた。やっぱり男は中身だぜ。強い男になってこっちから井伊直虎を迎えに行かなくっちゃあな!

そんなわけで、今度は“修行”で作ったキャラクターを強化していくことに。

 
23

これは全国のプレイヤーが作ったキャラクターたちとのバトルが楽しめるモード。敵キャラクターはCPU操作となっている。

基本的に近いレベルのキャラクターが表示されるが、装備をしっかり強化していれば勝つのは難しくない。ガンガン倒して経験値とゼニを稼ぎ、パワーアップに努めよう。

“修行”である程度実力を付けたら、イベントの“決戦”にも挑戦したい。

“決戦”では、さまざまな敵と強力なボスが登場する。イベントの内容にもよるが、基本的には登場する敵をガンガン倒していくことで、さまざまなアイテムをゲットできる。装備の強化に役立つアイテムなども手に入るぞ。

 
28

イベントによっては、まるでスロットマシーンのような演出でバトルが楽しめる、特殊モードが入ることも。

 
32

この演出には思わず井伊直虎探しを忘れるほどに熱中してしまった。ただ敵を倒し続けるだけのポチゲーにならないよう、こういった演出を織り交ぜてくる遊び心こそ、ゲームが長く続いている理由なのだろう。

緻密な戦略と瞬時の判断で合戦に挑め!

井伊直虎を探し続けるうちにマイキャラクターもどんどん強くなってきた。ここらで武勲を上げ、一気に名を立てるとしよう。

戦国時代を舞台にしたゲームと言えば、やっぱり名だたる武将たちとの戦いは欠かせないもの。このゲームにも、リアルタイムでほかのプレイヤーと戦える合戦モードが搭載されている。

04

本作の合戦は、マス目で区切られたフィールドを10人のプレイヤーが動き回る5対5のチーム戦。制限時間内に敵城を落とすか、または制限時間内により多くのダメージを与えたチームの勝利となる。

11

合戦は“進軍の刻”“攻撃の刻”を交互にくり返して進行する。

“進軍の刻”は、いわゆる移動ターン。5秒間で移動先を指定し、その後全プレイヤーが“早さ”の高い順に移動を開始する。

フィールドには体力回復マスやダメージマスが並んでおり、使いかた次第で戦局が有利にも不利にも傾く。

移動先のマスをほかのプレイヤーに取られてしまう可能性もあるため、5秒間でほかのプレイヤーの動きを読むとっさの判断力が必要だ。

Screenshot_2017-02-07-21-44-30

続く“攻撃の刻”では、5秒以内に通常攻撃か、合戦奥義を使うかを選択する。

Screenshot_2017-02-06-19-58-30

合戦奥義は気合ゲージを消費する特殊な行動で、右手に装備した武器によって変化する。強力な攻撃を放つものもあれば、HP回復や攻撃力アップで味方を補助するものなど、効果はさまざまだ。

攻撃、合戦奥義ともに対象を指定する必要はなく、効果範囲内のプレイヤーすべてが対象。より多くの対象を巻き込んで攻撃すれば、そのぶんチームが有利になっていくぞ。

合戦中は、HPが0になっても一定ターン経過すると戦場に復帰できる。積極的に戦闘に参加していこう。

この合戦、シンプルで直感的なシステムながら、いざやってみると想像以上にどハマりする。というのも、行動が全て5秒で区切られていることによる影響が大きい。

進撃して敵城を叩くべきか、引き返して自軍の城を守るべきか、相手はどう動くか。ここで奥義を使うべきか、次のチャンスを待つか。

それらをすべて5秒間で、瞬時に判断しなくてはならない。つねに緊張感を持った状態でバトルが続くため、短時間でも濃密な合戦が体験できるのだ。

長く続くゲームには理由がある!

井伊直虎を探しているうちに偶然始めた本作だったが、当初は想像していなかったほどにハマってしまった。

原因を探していくと、シンプルなゲームスタイルながら、随所に心をくすぐる仕組み、心を熱くする仕組みが散りばめている点に行き着く。

これは合戦はもちろん、アバターまわりのシステムや決戦イベントの演出にも同じことが言える。細部の心遣いこそが3年経っても色褪せないこのゲームの魅力であり、長く続いている秘訣なのだろう。

最後まで井伊直虎には出会えなかったが、『戦国の虎Z』に出会えたのでよしとしよう。

戦国の虎Z

ジャンル
RPG
メーカー
Donuts Co. Ltd.
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 6.0 以降 / Android4.0.3以上

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

関連記事

この記事に関連した記事一覧

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧