【新作】背後からせまる不気味な足音……後ろの正面だぁれ!? 『友引道路』

夜道をひとりで歩くのが怖くなる恐怖体験

入ったら2度と出られない道路にポツンと佇む1体の人形。

奇妙な噂が囁かれる夜道にさまざまな理由で訪れる人々を操り、無事脱出を試みるのだが……。

『恐怖!　廃病院からの脱出：無影灯』シリーズなど、数々のホラーゲームでおなじみzzyzx（ザイザックス）が手掛ける最新作、それが本記事で紹介する3Dアドベンチャー『友引道路』だ。

暦のひとつである友引には、”友を引く”という意味があり、行事ごとを避ける風習がいまなお根強く残っている。

そんな名を持つ道路が引くものとはいったい何なのか？

さっそく噂の現場に直撃、体を張って現地の様子をお届けするぞ!!

忍び寄る人形の足音を聞き分けライトで撃退

噂の道路を訪れるのは警官や学生など、偶然迷い込んでしまう人から肝試し感覚で訪れる無謀な者まで、さまざまな人物が登場。

各チャプターごとのプロローグとエピローグで描かれるストーリーは、短いながらも個性が出ていておもしろい。

ループをくり返す友引道路に出口を出現させるには、大きく分けて2通りのパターンがある。

ひとつは、残り時間が00：00になるまで捕まることなく前進。
もうひとつは、遺物と呼ばれるアイテムを集めてループを消滅させること。

画面上部に明記されるこれら条件を達成、忍び寄る人形に捕まることなく出口を目指すってわけだ。

人形の足音が大きくなればなるほど危険度がアップ。振り向いてライトを照らすことで一時的に進行を阻止することができる。

簡単に言えば“だるまさんが転んだ”に近いルールだけど、ライトのバッテリーには限りがあるので使いどころが難しい。

ビビってボリュームを下げていると足音が聞こえず、気づいたときには手遅れなんてことも多々ある。

そこでオススメしたいのが、遠くからかすかに響く足音を聞き分けるためのヘッドフォン着用だ。

怖くて音なんて極力聞きたくないのが本音だけど、脱出するためにはあえて耳を傾ける勇気が必要。

十分な間合いを維持しておかないと人形が……キミの魂を……。

『友引道路』お試しプレイ

張り紙から学ぶ脱出のヒント

ただひたすら1本道を直進するしかできない本作。

背後からヒタヒタと足音を立てて迫る人形は、どんなにライトを照らして足止めしても確実に間合いを詰めてくる。

そこで注目したいのが、道路の両サイドに貼られた張り紙だ。

最初のチャプターでは“立ち止まるな”、“歩き続けろ”といった攻略の基本となるアドバイスが多いが、ストーリー進行に合わせて個々の感情を示すメッセージなども知ることができる。

しかし、これら張り紙を律儀に読んでいるあいだも人形は前進。のんびりしているとあっという間に襲われてしまう。

極端に言えば張り紙をいっさい読まずくり返しライトで足止めすることで、簡単に出口までたどり着くことができるってくらいギリギリの駆け引きが求められる。

著者としては、各チャプター初チャレンジのターンはクリアーをあきらめ各張り紙をチェック、ストーリーと登場人物のことを学び、2回目からは全力で出口を目指すプレイスタイルをオススメする。

友引道路で待ち構える人形の正体は何なのか？

全員脱出できたとき、どんなエピローグが語られるのか、ザイザックスが仕掛ける安心安定の恐怖体験を皆さんにも味わってもらいたい!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

動画でも新作紹介しています

気に入ったものがあったら更新
角満＆中目黒のこれ、知ってる？

編集長！これ、どうでしょう!?

※Twitterフォローはこちら