マイクロソフト、HoloLens(ホロレンズ)の日本国内予約を12月2日より開始
2016-11-29 21:42 投稿
MRの波が来る!
マイクロソフトは、同社が開発する自己完結型ホログラフィックコンピューター”HoloLens(ホロレンズ)”の日本国内予約を、2016年12月2日よりマイクロソフトストアで開始する。
本体価格は開発版である”Development Edition”が3000ドル(日本円で約30万円ほど)。また法人向けのCommercial Suite(Development Edition本体のほか、専用の企業向け機能が付いているもの)が5000ドル(日本円で約50万円ほど)。
ホロレンズは、マイクロソフトが手掛ける自己完結型ホログラフィックコンピューター。特殊なセンサーで装着者のいる場所、空間、物質情報をキャプチャし、透過型のディスプレイを通じてバーチャルのオブジェクトを現実空間に表示。MR(Mix-Reality。複合現実)体験を可能にしたヘッドマウントディスプレイだ。
“自己完結型”コンピュータとあるように、配線や外部カメラ、電話やPCへの接続は不要。本機一台で稼動するため、装着したまま自由に移動することもできる。
11月1日時点で”年内に予約が開始される”というアナウンスはあったが、このたびXデイの日付が12月2日に決定した。
ただし今回出荷されるDevelopment Edition及びCommercial Suiteは、あくまで開発者向けで発売されるもの。消費者契約法第2条において消費者にあたる人は購入できないので、その点はあしからず。
(以下、公式サイトより抜粋)
■同梱物(Development Edition、Commercial Suite共通)
Microsoft HoloLens Development Edition
クリッカー
キャリング ケース
マイクロファイバーの布
充電器
マイクロ USB 2.0 ケーブル
■Commercial Suite専用の機能
・キオスクモード
HoloLens キオスクモードでデモあるいは、体験を発表できるアプスを制限する事ができます。
・HoloLensのMobile Device Management (MDM)
IT部門がHoloLens デバイスを同時に管理し、Microsoft InTuneのような多数のソリューションが使える。会社の需要に合わせて、セキュリティ構成の導入や設定をするために設定やアプリの選択ができます。
・身元確認
Azure Active Directory と次世代の証明書はPINの解除で行う。
・ビジネス用のWindows アップデート
長期サービスのサポートのため、デバイスはオペレーティングシステムのアップデートが管理されてい。
・データセキュリティ
ほかのWindows デバイスと同じようなレベルのセキュリティ保護を提供するため、HoloLensでは、BitLocker データの暗号化とセキュアボートが有効になっている。
・仕事へのアクセス
HoloLens の仮想専用網を通じて、会社の従業員が遠隔で会社のネットワークに接続できます。HoloLens は証明が必要なWi-Fi ネットワークにもアクセスできます。
・ビジネス用のWindows ストア
IT部門は、会社専用のHoloLens使用アプリのみを売っている法人専用のストアを立ち上げることができます。法人のソフトを選ばれた会社の従業員へ安全に配布する。
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