【新作】かわいい鳥ちゃん大量発生!!　罠を仕掛けてその原因に迫る 『とりはんと』

すべてのしぐさが愛らしい癒し系ハンティング

突如大量発生してしまった鳥たちの生態を調べるため、ユニークな罠を仕掛けてさまざまな個体を捕獲。その原因を調査していくコレクション型アクションゲーム『とりはんと』。

※野鳥の捕獲は鳥獣保護法により規制されているので、捕獲はゲームの中だけで！※

まん丸シルエットで描かれたおなじみのインコや文鳥、一風変わった個性派ぞろいの鳥たちを、黒板消しやタライなど往年のコントを連想させる罠で捕まえていく。

好みの餌と有効な罠を考えながら、調査記録のコンプリートを目指す本作の魅力を、著者の中間報告と合わせてリポートするぞ。

特徴的で愛らしい鳥の生態系

原っぱや公園、小道や夜の森など、いろいろな場所に姿を現す鳥たち。彼らはとても警戒心が強く、仕掛けた餌を食べているあいだも、ソワソワと周囲を気にして落ち着きがない。

「なるほど、その警戒心も大量発生の原因か」

そんなことを勝手に想像しながら、彼らが罠に歩み寄ってくるのをじっと観察。

好きな餌があるとハート、嫌いだとご機嫌斜めな渦巻きのマークが頭上に出てくるので、それを参考に各ステージごとに設定されたノルマを達成するよう心掛けた。

捕獲するときの心得は、もっとも無防備になる餌を食べているとき、1羽でも多くの鳥が集まっているタイミングを狙うことだ。

罠を発動できるチャンスは1回のみ、失敗すればやり直しになってしまうので、根気よくじっくり様子をうかがいながら、ココいちばんのタイミングが来るのを待ち構える。

思わず息を潜めて様子を伺ってしまう瞬間は、まさにハンティング（実際にしたことはありませんが！）をしているような感覚だったぞ。

好みの餌と道具の効果が調査のカギ

餌の好き嫌いをハートや渦巻きで判断するのは、捕獲したことのない鳥を相手にするときの心得。捕獲後は個別に好きな餌や性格、これまで捕まえた数などを図鑑で確認することができる。

また、罠に使うカゴや黒板消しなどの道具には、捕まえる範囲や発動するスピードなどそれぞれ異なる特徴がある。

これら消耗品を購入するにはプレイ中に集めた羽が必要。ゲームが進むと、より高価な餌や道具を使うことになるので、調査書を参考に低コストで狙える鳥をチェック、金策ならぬ“羽策”をしっかり行うことをオススメしたい。

なお、本作で登場するガチャはチャレンジした回数でマシン自体のランクが上昇。アイテムのラインアップが豪華になるだけでなく、何が入っているのか中身が見えるようになるおもしろ要素もある。

キャラクター育成ならぬガチャ育成、進化要素がまさかここに存在したとはね！

大量発生した鳥とその原因解明のために各地を調査。かわいいは正義なのか、それとも駆除されてしまうのか、どんな調査結果がくだされるか、ドキドキしながら今後もバードハンターライフを続けていく予定だ！

P.N.深津庵
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