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“デジタルコンテンツエキスポ 2016”(DCEXPO)で未来を感じる空間デザインツールを発見!!

2016-10-28 00:51 投稿

未来を感じるエキスポに突撃!

お台場の日本科学未来館で開催されている、デジタルコンテンツ技術の展示発表会Digital Contents EXPO 2016(デジタルコンテンツエキスポ2016)。

その会場内でおもしろいVR関連の展示が行われていたので、今回はそちらの展示について紹介しよう。

今回紹介するのは、『SYMMETRY(シンメトリー)』という空間デザインアプリケーション。

実寸1000平方メートルという大きなサイズの空間に、HTC ViveのHMDとコントローラを用いることで、お絵描きをするかのように自分の好きなように世界を構築できるというものだ。

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▲下の画像は自分の敷地(=サンドボックス)内を調整中のもの。地面を盛り上げて山にしたり、逆にへこませて川や池にしたりと、自分の好きなように世界を構築できる。

具体的には、まず最初に俯瞰視点で平らな地面に凹凸を付けたり、セットされた家などのオブジェクトを配置したりしていく。

そしてモードを切り替えることで、実際に自分が作った世界に入りこんで世界を見ることもできる。たとえば俯瞰視点ではただの凸でも、その世界に入れば立派な”山”になっているのだ。

この『シンメトリー』は、もともと不動産メーカーが顧客に対してプレゼンをするために作ったB2Bプロジェクトだという。なるほどたしかに、バーチャル空間上のモデルルームを実寸で見ることができて、実際にその建物内に入れるとあれば納得もいく。

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▲家のオブジェクトはテンプレートとしてセットされている。驚きなのが、この家の中に入って、実際に動き回れるという点だ。

そうした背景があるためか、CAD(※コンピューターによって作られた設計図。例:家の設計図)で作ったデータをインポートできるという仕様を持っている。

また制作にゲームエンジンとしておなじみのUnityが使われているため、Unityのアセット(=素材)も利用可能。つまりゲームへの転用も大いに期待できるというわけだ。

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正直、不動産業界とはまったく縁のないファミ通Appだが、このソフトを試遊させてもらったところ、これが意外とおもしろい! 神様気分でサンドボックス内に巨大な山や滝を作ることもできるうえに、その山から飛び降りて遊ぶこともできた。

さながら『マインクラフト』のように自分の領地を作っている感覚に近いだろう。しかも本アプリケーションでは、家や橋、さらには人まで、完成しているオブジェクトが複数セットされている。

そうしたオブジェクトを配置していくだけで、自分の世界、ひいては街を作ることもできてしまうのだ。

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▲神様気分で世界を覗き込む小宮元年の図。彼は何を思って世界を弄くり回したのだろうか?

また、CADで作られた家の中に入り、そこに好き勝手に家具を置くこともできる。いずれマイホームを持とうと思っている人にしてみれば、インテリアの配置場所などを建設前に確認できるツールになりうる。

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開発者の方に、こういった遊びに関して尋ねてみたところ

「ちゃんと物理エンジンが働いているので、CADなどで遊べるものを作ってこの世界に読み込めば、いろいろな遊びもできると思います。私たち開発チームの中でも、シーソーを作って遊んだりしている人がいました(笑)」

とのこと。また、現在この『シンメトリー』で作成したマップファイルをほかのソフトウェアで読み込めるようにアウトプット(エクスポート)する機能を開発しているという。

「どこまでこういった機能をサポートできるかはわかりませんが、FPSなどのゲームのマップ制作にも転用できる可能性はあります。Unityで作られているので、ゲームとの親和性も高いと思っています」と、開発者の方は語っており、ただのB2B向けソフトではないことが匂わされた。

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▲配置できるオブジェクトは、家や車、五重塔(⁉︎)などかなりのバリエーションが取り揃えられている!

もちろん、当初の目的である不動産向けの使用を整えてからにはなるだろうが、これがゲームにも対応したとき、ちょっとおもしろい未来が見えてきそうな気がする。

また、いまのところゲームとの接点が薄いソフトではあるが、遊ぼうと思って遊ぶとこれはこれでかなり楽しい。もし会期中にデジタルコンテンツエキスポに行ってみたら、こちらのブースに足を運んでみるといい。

さらにこちらのブースでは、試遊はできないもののグローブ型のハンドコントローラの展示も行っている。気になる人はそちらもチェックするといいぞ。

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