デキる度が試される放置系RPG『冒険ディグディグ』を自称:デキる男がやってみる

2016-09-02 12:00 投稿

Android版がいよいよ配信

探索型でもカードバトル形式でも、RPGにおいてもっとも面倒な作業が経験値稼ぎ、またの名を“修行”。30年以上前から、一部のユーザーたちを悩ませてきた行為である、と筆者は思っている。

この作業が、ゲームを“放置”しているだけで自動的に行われてしまう、パラダイスのようなRPGがある。それが、この『冒険ディグディグ』だ。
本作が、ついにAndroid版でも配信された。

【新作】放置系RPG『冒険ディグディグ』は震えるほどツッコミどころ満載だった

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これまで、『ウルティマ』や『ウィザードリィ』などのレジェンドを始め、『ドラゴンクエスト』や『テイルズ オブ』、『英雄伝説』などの有名作品はもちろん、『天使の詩』、『エストポリス伝記』、『ジルオール』など“知る人ぞ知る”名作などもプレイしてきた、自称“上質なRPGを知る男”が、新たなるRPGの地平を求め、本作をプレイしてみた(知らないタイトルがあったらググってみよう!)。

本作がオマージュネタをふんだんに盛り込んだキワドイゲームであることはこちらの記事で確認してもらうとして、ゲームの目的は、とにかく冒険を進めてステージの奥へ進むこと。
そのためにはひたすら仲間を育て、パーティーを強化していく必要がある。

プレイするうえで覚えておくべきことは、以下の通り。

1.1日数回サインインする
2.放置時間で集まった経験値や素材を使ってキャラクターを強化
3.強化したパーティーを使って冒険やPvPを進めていく
4.残ったツルハシの耐久値をつぎこんで手動の採掘を行う

では、1日の流れはどんな感じになるのだろうか。ダイジェストでお送りしよう。

朝はすなわち1日の基本

筆者の朝は早い……ということもなく、いつも7時半くらいに起床する。中学生、高校生ならもっと早いだろうし、大学生なら遥かに遅い可能性もあるが、日本人の平均はだいたいこのくらいなのではないだろうか。

まずはアプリを立ち上げる。そして各種サインインボーナスをゲット。0時~12時、12時~18時、18時~24時のあいだにそれぞれゲームを開始すると、1回ずつボーナスがもらえるようになっていて、日によっては赤ダイヤが合計100個以上にもなることも。

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合わせて、フレンドに友情ポイントを贈ったりしておくといいだろう。

それから、前日のうちにセットしておいた“採掘”の“工房”をチェック。素材を回収したら、またすぐに新たな指示を出す。筆者の場合、こまめにチェックできる日中は120分にセットしていて、けっこうな量の素材が手に入る。

その瞬間の気分は、給料日の残高を見たときに似ている。

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余った採掘ポイントで鉱区での採掘をし、続いては“冒険”に移って探索物を回収しつつ、キャラクターの強化をする。ひと晩放置していれば、かなりの経験値が入っているはずなので、それを使って愛用のキャラクターをひと通りレベルアップさせる。

金、紫、青のキャラクターは、レベルが上限に達したら、できる限り覚醒も進めておきたいところ。ただし、覚醒レベルが4になると、レベルアップに必要な経験値量が急激に上がるので、3回覚醒させたら一旦強化をストップし、ほかのキャラクターの育成に切り替えたほうが手っ取り早くパーティーの戦力強化ができる。

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ゲームと言えど、さりげないところで効率を追求する。デキる人間と呼ばれるためには、こうした小さな心掛けの積み重ねが物を言うのだ! (誰もホメてくれないので、自分で言うスタイル)

ちなみに、ここまででだいたい3分くらい。文章で説明すると長くなったが、意外にアッサリ終わる。朝の占いや天気予報を優雅に見ているうちに完了するはずだ。

続いてはPvPへ。強化を先に行っている効果で、サインイン時よりも戦力が上がっており、アリーナでは若干戦いやすくなっているはず。とりあえず2回目の報酬がもらえる4勝を目指して戦おう。

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ランキング戦も、自分より弱いor戦力が近いプレイヤーに挑みたい。負けたところで大したリスクはない。デキる男はリスクヘッジも大事な

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アリーナ戦は若干時間がかかるので、ちょっと行儀は悪いが、朝ご飯でも食べながらポチポチやっていると効率がいいかもしれない。

そして、最後に“冒険”の各クエストに挑んでフィニッシュ。ひとつクエストをクリアーすると、次のクエストに挑むまで若干のインターバルを挟まなければならないので、一度にまとめてやるのは難しい。朝は1、2個進めばよしとしよう。

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日中は心に安らぎを

基本的には放置ゲーなので、朝のおつとめを果たした後は、手の空いた時間にちょこちょこチェックして、クエストを進行させたり、探索報酬の回収、工房のセットなど、朝と同じようなことを続けていればいい。

筆者の場合、編集部まで電車で行くときは、

1. 自宅を出る前にクエストをひとつクリアーしておく
2. 駅について、電車に乗ったら次のクエストをプレイ
3. 目的の駅に着く直前になったらその次のクエストへ

というような感じで、だいたい3つくらいクエストをこなしている。

このゲーム、先へ進めば進むほど、放置時の経験値&金銭収入が大きくなる。可能な限りクエストは進めておくといい。

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多忙なビジネスメンは仕事中にまとまったプレイ時間は確保できないので、時間のかかるキャラクター強化、鉱区の採掘、アリーナなどは優先順位が低い。自分のキャリアアップのほうがさすがに大事だ。

鉱区の採掘は工房で、アリーナで得られる“栄誉の欠片”は傭兵解雇で代用が効くので、そんなに気にする必要はないだろう。

唯一、探索報酬の回収だけは、かなりオイシイものが手に入る可能性が高いので、数時間おきにでもこまめにチェックしておくといいことがあるかも。

一日の充実度は夜の過ごしかたで決まる

夜も、基本的には朝起きたときとやることは同じ。好きなテレビ番組や動画を見ながら1日の疲れを癒そう。
ただし、寝る前に必ずやっておきたいのが、

・最新のクエストで待機状態にしておく
・工房で長時間の採掘をセットしておく

というふたつのこと。

前者は、経験値&金銭収入の量にダイレクトに関わってくるため。そして、後者はよりムダなく素材を回収するためだ。

ちなみに、採掘で鉱区&工房の下に出てくる“地下探検”と“ゴーレムネスト”。前者はクエストで11-1、後者は14-1を突破しないと解放されないのだが、それぞれお金、宝石(レア素材)が多く手に入るようになっている。

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先にも述べたが、とくにレア素材はいくらあっても困ることはない。拠点回数が余るくらいだったら、ここで使っておくといいだろう。

だいたい、こんな感じで1日を進めていくと、通常のクエストはストレスなく進められるはず。デキる男は極力ムダを省き、少ない労力で効率よくゲームを進めるものなのだ!(力説)

おっと、「そもそもゲームをやらないほうがムダがない」なんて野暮なツッコミはご遠慮いただこう。本記事を参考に、皆さんも自分のスタイルを発見してほしい。
(text:ギャルソン屋城)

最後に重要なポイントをチェック

傭兵のスキルは、“攻撃系”と“補助系”の2種類に分かれ、さらにその中で以下のように分類される。

攻撃系:
高ダメージを与える“クリティカル系”
回避・防御を無効にする“純粋系”

補助系:
回復、回避などの“戦闘補助用”
チームの四次元属性を強化する“四次元補助用”

四次元属性とは

01先攻レベル先攻値が高いチームが先制攻撃を行う。1ポイントの先攻値により0.5%のクリティカルボーナスが追加され、先攻レベル高くなるほどクリティカルダメージも高くなる。
02防御レベル防御値が高くなるほどに受けるダメージは小さくなる。クリティカル陣容に対して効果抜群!
03回避レベル回避値が1高くなるごとに0.5%の治療効果が追加される。
04王者レベル王者値が相手より1高くなるごとに、最終ダメージが1%アップ。純粋流と組み合わせると防御・回避の回復系陣容に好相性。

上記のように、傭兵の基本能力と流派に基づいて、陣容の四次元属性のバランスを調整することで色々な状況に対応できる。編成時の参考にしよう。

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冒険ディグディグ

ジャンル
RPG
メーカー
CoolFactory
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iPhone/Android

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