緻密にして壮大なストーリーと戦略性の高いバトルが融合したシミュレーションRPG『デモンズゲート』

2016-08-31 17:00 投稿

レジェンドクリエイターたちが手掛けた伝奇的シミュレーションRPG

Donutsから配信中の、伝奇的シミュレーションRPG『デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~』(以下『デモンズゲート』)。

昭和10年の帝都大東京市を舞台に、主人公の喪神風魔が、魔神を操ることのできる能力者“審神者(さにわ)”として、突如帝都に現れるようになった“怪人”を退治していく物語が展開する。

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本作のプロデューサーは『クーロンズ・ゲート』の監督で知られるゲームクリエイターの木村央志氏。原作原案、シナリオ、ゲームデザインを手掛ける。

監督は『東京魔人學園剣風帖』などを手掛けた今井秋芳氏。さらに、シナリオと魔神設定協力に鈴木一也氏、音楽は増子司氏と、名作RPGシリーズに携わってきたレジェンドたちが集まって制作されているため、『女神転生』をはじめ、彼らが制作に関わってきた作品が持っていた雰囲気を感じられる。

『デモンズゲート』はおもに、怪人の謎を解き明かすアドベンチャーパートと、魔神を使役して戦うバトルパートにわかれている。独特の世界観と、戦略性の高いバトルがうまく融合した作品だ。

ゲームの見どころ
・独特の世界観と緻密で壮大なストーリー
・シンプルながらも戦略性の高いターン制バトル
・魔神を自分好みにカスタマイズ

独特の世界観と緻密で壮大なストーリー

~『デモンズゲート』ストーリー~

昭和10年
関東大震災から復興を遂げ、モダンライフを謳歌する帝都。
しかし、何処からともなく現れた怪人が騒動を起こしていた。
悪意を滾らせ常人ならざる力を誇る怪人とは一体何者か?
怪人を鎮定し帝都の治安を維持するために設けられた
陸軍第一連隊付属の特務機関、それが山王機関である。
物語の主人公、喪神風魔は、審神者として優れた神降ろしの異能を買われ、
陸軍士官学校卒業を待って山王機関に招かれた。

『デモンズゲート』は、緻密で壮大なストーリーを楽しめるのが非常に魅力的。本作の物語の舞台は、昭和10年。震災から復興しモダンライフを謳歌する人々の高揚感に包まれる帝都大東京市だ。

帝都では、怪人による奇怪な事変が相次いで引き起こされていた。怪人に対処するための機関である山王機関に所属する主人公の喪神風魔は、事変の現場へと出動し、事件に対処していくことになる。

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▲昭和10年の街並を再現。
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▲服装なども当時を再現している。細かいところまで作り込まれているので、本作の世界観へすんなり没入できる。
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▲独特の世界観だが、用語集もあるので、もしなにかわからない単語が出てきたときも安心だ。

怪人の見た目はふつうの人と変わりはないが、人外の力を持っているため、魔神を操ることができる“審神者(さにわ)”でなければ退治することはできない。審神者である主人公は、帝都の市民から情報を集めて怪人を見つけ出していく。

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▲怪人は市民に紛れているので、市民に話を聞きながら怪人を探す。青い吹き出しは事件の情報、赤い吹き出しは調査に関わる重要な情報を持っている。
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▲画面右下には、セヒラと呼ばれる瘴気を探知するレーダーがある。怪人が近くにいると反応を示す。
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▲怪人を見つけると頭上にアイコンが浮かぶので、タップすると戦闘が開始する。

怪人とはいったい何者なのか、主人公は怪人を倒しながら、その謎を解き明かしていくことになる。

また物語が進んでいくと、異界へも行くことができるようになる。

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▲異界へと通じる門。
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▲異界ではセヒラ濃度が高いので、魔神が姿を現すことも。

物語は非常に練られていて、ストーリーを読み進めていくだけでもおもしろい。また筆者個人的には、異界という単語だけでも心をくすぐられるものがある。怪人や異界などまだまだ謎な部分は多いが、先が気になる物語なので、今後どのように進んでいくのか目が離せない。

シンプルながらも戦略性の高いターン制バトル

本作の基本システムは、マス目状の盤を使ったターン制バトルだ。バトルにおいて、相手の魔神をすべて倒すか、直接怪人のHPを削りきることができれば勝利だ。逆に味方の魔神が全滅したり主人公のHPがゼロになると敗北する。

バトルの流れは、まずお互いに魔神を召喚する召喚フェイズからはじまる。そのつぎに攻撃フェイズとなり、魔神の素早さの合計値が高かったほうから攻撃する権利を得られる。

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盤の左半分が敵陣、右半分が自陣で、プレイヤーは自陣の好きな場所に魔神を召喚することができる。魔神を召喚するには“エーテル”というコストが必要で、ターンごとに2ずつ回復していく。

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▲魔神ごとに必要なエーテルが異なる。戦局を見ながら適切な魔神を出そう。

攻撃フェイズでは、敵が魔神の攻撃範囲に入るように移動すれば攻撃できる。

ただし相手の攻撃範囲に入っていると、反撃を受ける場合もあるので注意して攻撃しないといけない。全部の魔神が行動し終えたら相手のターンになる。

また、バトルでの重要なテクニックに支援攻撃というものがある。支援攻撃は、

(1)相手から反撃されないこと
(2)味方魔神の攻撃範囲に入っていること

このふたつが揃ったときに発動する。

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▲赤いマスが攻撃範囲、青いマスが移動範囲。

支援攻撃は重複するので、数体の魔神で同時攻撃も可能だ。さらに行動済みでも支援攻撃はできるので、連係することで1ターンに何回も支援攻撃を発動できる。HPが高い敵や防御が堅い敵は、うまく支援攻撃を駆使して戦わなければならない。

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▲攻撃時や召喚時などに発動するスキルを所持している魔神もいる。スキルをうまく使えばバトルを有利に運べる。

バトルシステム自体はシンプルでわかりやすいが、支援攻撃という要素が加わることで一気に戦略性が高くなった。支援攻撃やスキルがうまくハマって、格上の敵に勝てたときは非常に爽快。頭を使った駆け引きが好きな人にはたまらないはずだ。

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▲オンラインでの対戦や協力プレイも実装されている。全国のプレイヤーと腕を競い合って頭脳戦を楽しめる。

魔神を自分好みにカスタマイズ

魔神を強くする方法は、強化・覚醒・進化の3種類ある。プレイヤーは好きな魔神を好きなようにカスタマイズしていくことができる。

強化は、いわゆる魔神のレベル上げのこと。

魔神に強化素材を合成することで、魔神のレベルが上がり強くなっていく。強化素材は敵を倒したときにドロップするので、たくさんバトルをこなすことで早く育成することができる。

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覚醒は、魔神のレベル上限を引き上げること。

魔神は、一定のレベルまでしか強化できないが、覚醒を行うことでさらなる強化が可能になる。ただし覚醒には同種の魔神を掛け合わせる必要がある。高レアな魔神は覚醒をするのが難しいので、低レアでも覚醒ができる魔神のほうが最終的に強くなったりすることもある。

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進化は、強化で増加するステータスを伸ばすことができる。

さらに進化をすることで、新たなスキルを手に入れたり、属性が強化されたりと魔神の特性そのものが変化。進化をするには、進化素材を集める必要があるが、大幅に魔神を強くさせることが可能だ。

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▲進化する際は、ツリー状になっている選択肢から、好きな性能を選べる。
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▲進化させた部位は見た目も変化。

以上3つの方法で、魔神をカスタマイズできる。バトルでは戦略性も大事だが、魔神の強さも重要なので、欠かさず強化しておこう。

『デモンズゲート』は、世界観が非常に独特。ストーリーも練られているので、物語を読み進めていくだけでも楽しい。バトルも戦略性が高いので、ゲーム的なおもしろさも兼ね備えている。本作の世界観が少しでも気になった方は、一度触ってみてほしい。

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デモンズゲート 帝都審神大戦 ~東京黙示録編~

ジャンル
伝奇シミュレーションRPG
メーカー
Donuts
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 7.0 以降/Android 4.0.3以降

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