【新作】エッジが効いたパズルバトル! 大空に浮かぶ島々が舞台の空賊RPG『セイバーズエッジ』

2016-08-28 18:00 投稿

一筋縄ではいかないヒミツのギミックって?

『セイバーズエッジ(Saber’s Edge)』は大空に浮かぶ島々を飛び回る空賊たちの冒険を綴ったパズルRPG。パズルのジャンルとしてはなぞって繋げるタイプなのだが、ある特殊なギミックが仕込まれており、使いこなすにはけっこうな頭の回転が求められる。

詳細は後述するが、このギミックを受け入れられるかが『セイバーズエッジ』を楽しめるかどうかの分かれ目になるだろう。

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ゲームの見どころ
●冒険の目的はともかく、空は青かった
●なぞりパズルがすべてを決める
●パズルに秘められたカラクリ

冒険の目的はともかく、空は青かった

突然だが、諸君に問いたい。ロマンとは何か? 各々、思い描くものは違うだろうが、飛空艇で大空を自由に駆けることもひとつのロマンではないだろうか。筆者は時折、こう思う。

「すべての仕事を放り出して大空にくり出してぇよぉぉぉ!!」

「そして略奪の限りを尽くしてぇよぉぉぉぉ!!!」(おい!)

後者は冗談としても、そんなロマンを実現できるかもしれないゲームがあると聞いて筆者はすぐさま飛びついた。そのゲームこそ『セイバーズエッジ』である。事前情報によれば、主人公は空賊! 「世界に平和を取り戻す」などの堅苦しい使命とは無縁の存在だ。ゲームの中でまで何かに縛られるのはもうたくさん……俺は『セイバーズエッジ』で空賊になるぞ!

しかし、現実は非情である。

このゲームの主人公は確かに空賊だったのだが、その目的は民間船の襲撃でもなければ、財宝の探索でもなかった。主人公の目的はなんと……。

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行方不明の恋人探し!

ちなみに、恋人は誘拐されたわけではなく、自分の意思で船を降りている。もしかすると止むを得ない事情があって、それを言い出せずに降りて行ったのかもしれないけどね。うん、そうであって!

荒くれ者が主人公という時点ですでに王道から外れているのに、荒くれ者のストーリーとしても、やや変化球。なかなかロックなゲームじゃねえか。

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▲主人公はこんな依頼でも気安く引き受けてしまうような悪党なのだが、冒険の目的はじつに女々しい。

とはいえ、空に浮かんだ島々という舞台設定はやはりロマンに満ち溢れている。見たまえ、この美しき島々を!

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▲ここが序盤の冒険の舞台。視点を変えて眺められるのも地味にうれしい。
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▲つぎの空はどんな色をしているのだろう? それを楽しみに物語を進めてみるのも悪くない。

なぞりパズルがすべてを決める

『セイバーズエッジ』のバトルはスピードの順に行動するターン制になっている。キャラごとに用意された6×6マスの盤上から同色パネルを3枚以上なぞることで、パネルの種類に応じたアクションが発動するぞ。パネルは縦、横、ナナメになぞることが可能で、たくさんのパネルをなぞるほど大きな効果が期待できる。回復スキルの発動もパズルからだ。

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▲青いパネルをなぞってクラーケンを召喚、攻撃!
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▲回復スキルを覚えているキャラは重宝するので、必ずパーティに加えておきたい。

使用したパネルは消失し、上から新しいパネルが落下するように補充される。これをうまく利用して、つぎのターンに同色のパネルをたくさんなぞれるように整地していくのがコツ。このパネルの落下はアイテム獲得の際にも使いこなす必要があるぞ。

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▲稀に出現するアイテムパネルを獲得するには、最下段まで落下させればオーケー。この盤面なら、最下段の青いパネルを消せば獲得できる。

こんな具合に攻撃から回復、アイテムの取得まで、あらゆる行動がパズルに紐付いているのが『セイバーズエッジ』のバトルの特徴だ。

パズルに秘められたカラクリ

ここからはさらにに踏み込んだバトルのポイントを紹介しよう。パズルの上の画面からは敵の情報を確認したり、攻撃の際のターゲットを指定したりできる。

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▲敵をタップするとロックオン、長押しでスキルセットを確認できる。回復スキルを持っている敵を見つけたら優先的に倒すなど、この情報から戦略を立てるといい。

“部族”の要素も活用したい。これは属性相性のようなもので、攻撃側と防御側が所属している“部族”によってダメージが増減する仕組みだと覚えておこう。

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▲キャラクターの“部族”によってダメージが増減! よくある属性と違って把握するのが大変かもしれないが、相性はバトル中でも確認できるのでご安心を。

そして、これから紹介するのが『セイバーズエッジ』最大のカラクリ“コンボ”である。

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▲盤面の端に矢印が出現したらコンボ発動のチャンス!

じつは、キャラごとの盤面はキューブの4面として隣り合って存在している。言葉だけではイメージしにくいかもしれないが、端末を傾けてみれば一目瞭然。仲間の盤面にある同色パネルまでいっしょに繋げてしまうコンボシステムなのだ!

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▲立体的に繋がっているというわけだ。

それでは、この盤面を実際になぞって繋げてみよう。先ほど示した盤面右下の矢印が終点になるようにパネルをなぞってやると……。

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▲2キャラの盤面に存在する黄色いパネルが繋がった! そして……。
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▲2面コンボが成立!

コンボを成立させると複数のキャラが同時に行動できるうえに、数値に補正がかかるというオマケ付き。また、同色パネルが繋がってさえいれば、さらに先の盤面までコンボに含めることもできる。

3面までは実際に確認できたので、パズルに自信のある猛者は挑戦してみてはいかがだろうか。『セイバーズエッジ』のパーティは最大4キャラ編成なので、理論上は4面コンボまで可能なはず!

ちなみに、キャラはガチャでの入手がメインとなり、育成要素に関してはマイルド。どんなプレイヤーが育てても最終的には同じステータスに行き着くので、キャラにカスタム性を求めるやり込み派のプレイヤーにはちょっと物足りないかも?

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▲育成要素に不満を持つかどうかは、人それぞれかな。

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セイバーズエッジ(Saber’s Edge)

ジャンル
パズルRPG
メーカー
Hibernum Studios
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS / Android

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