【新作】独特の世界観が魅力の世代交代RPG『ユバの徽（しるし）』で自分だけの戦士を育成！

DMMの『ユバの徽』で濃いRPGライフを

侵略者によって蹂躙された祈り人と契りを結び、新たな戦士を生み出す、横スクロールアクション型世代交代RPG『ユバの徽（しるし）』が、DMM.com POWERCHORD STUDIOから配信中。

本作には、ステージの中を走ったり、跳んだり、壁を登ったりする横スクロールのアクションパートと、世代交代をくり返しながら最強の戦士を生み出していく育成パートが存在。一見すると、なかなか結びつかなそうなふたつのパートが見事に融合し、“神”、“祈り人”、“生け贄”といったワードが飛び出す独特の世界観も相まって、非常に斬新な作品となっている。

7つの職業を組み合わせる戦略性の高いパーティー編成

本作のクエストは横スクロールアクションになっていて、時間内にゴールまでたどり着けばクリアーとなる。クエストが始まると、キャラクターは走ったり、跳んだり、登ったり、敵を攻撃したり、あらゆるアクションを駆使しながら進んでいく。

ただしこれらのアクションはすべて自動。プレイヤーが行うのは、画面上に点在する“ウル”と呼ばれる経験値アイテムをタップして入手することのみで、アクションが苦手な人でも安心だ。

クエストには最大で3人の戦士を連れていける。戦士には7つの職業が存在し、職業によって、移動速度が速かったり、攻撃力が高かったり、崖を登るのが得意だったりとさまざまな特徴がある。

さらに戦士には最大で4人まで“祈り人”をお供に付けることが可能。祈り人をお供に付けると、戦士の攻撃力や防御力、運動能力などのパラメーターをアップさせられる。

クエストはオートで進行するので、事前の編成が何より大切になるわけだが、単純に攻撃力だけでゴリ押ししていくことは難しい。たとえば上り下りが多いステージでは、戦闘能力よりも運動能力が高い戦士が有用。また、ひとりだけ移動速度に秀でていても、先行しすぎて敵に袋叩きに遭ってしまう。

攻撃力の高い“妖の戦士”を活かすために防御力の高い“鉈の戦士”と組み合わせたり、移動速度の遅い“槍の戦士”は祈り人で走力を強化したりと、戦士や祈り人の組み合わせを考えてみよう。

とにかく編成を突き詰める要素が好きな人にはたまらない作り。単純にキャラクターの強さだけでなく、アクションのステージ構成を念頭に置いて編成するのは新鮮で、奥深さが際立っている。

世代交代をくり返して自分だけの戦士を育成

キャラクター育成のキモになるのが“契り”というシステムで、これが独創性に溢れている。

契りとは、戦士と祈り人が聖なる儀式を取り交わし、新しい戦士を生み出すもの。言ってみれば、“配合”のようなイメージで、契りを行うと戦士に祈り人の能力が混じり、新たな戦士が誕生する。生まれた戦士も契りを結べば能力がさらにアップし、世代を重ねることでより強い戦士が生まれていく。

属性と職業のスロットには“風”、“火”、“水”、“天”のどれかが設定されていて、この遺伝子の組み合わせにより戦士の特徴が変わってくる。たとえば風×火の遺伝子を持っている戦士は槍の戦士になり、火×水の遺伝子だと鎚の戦士になる。また、同属性の遺伝子が揃ったときに限り、その属性を持つようになる仕組みだ。

戦士と祈り人の組み合わせは無数にあるので、プレイヤーはまさに自分だけの戦士を作り出せる。時間をかけて育てた戦士でクエストをクリアーすれば喜びもひとしおだ。

また、祈り人は先述した経験値アイテム“ウル”を使って強化できるが、戦士は直接レベルアップさせることはできない。

戦士の場合は、職業ごとにレベルが設定されており、戦士を生け贄として神に差し出すことで、その戦士の職業のレベルを上げる仕組みになっている。どんな職業の戦士を誕生させるのか、そして誰を犠牲にしてどの職業を強化するのか、プレイヤーの思うがままに育成を進められる点も魅力だろう。

愛着が沸くキャラクターどうしの相関関係や戦士図鑑

本作の世界観を支えているのが、キャラクター設定の緻密さ。

祈り人たちは“草原の民”、“森の民”、“渓谷の民”など、いくつかの部族ごとに暮らしている。祈り人はそれぞれ、エピソード・プロフィール・ボイスが用意されており、祈り人どうしの相関関係もしっかりと存在。個々のプロフィールも作り込まれているが、相関関係を図として見られる点もこだわりが出ている。

また、神の謎を知る祈り人がいたり、ユバの世界をより深く楽しめるエピソードも満載なので、祈り人を収集してユバの世界を解き明かしていくのもひとつの楽しみかただろう。

また、祈り人だけでなく“戦士図鑑”では、これまで所有した戦士のチェックも可能。生け贄となった戦士のステータスや、生け贄の総数などを職業ごとに見られる仕様となっている。プレイデータを確かめられるのはもちろん、生け贄にした戦士を振り返って自分が強くなっている実感を味わえるのもうれしい点だ。

本作は、祈り人や戦士を集めて図鑑を収集したり、エピソードを見るために記憶のかけらを集めたりと、やり込み要素が充実。

独特の世界観にどっぷり浸りながら、時間をかけて“自分だけの最強の戦士”を生み出せる『ユバの徽（しるし）』。クセはあるけどハマる人にはドハマりする、そんな尖った印象の世代交代RPG、一度触れてみてはいかが？

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