【新作】善良なる市民をゾンビの魔の手から救い出す脱出パズル 『エグジットヒーロー』

ドーナツを食べてる場合じゃねぇぞ!!

昼下がりのある日、大好きなドーナツとコーヒーを片手に、スポーツ観戦をしていた警備員。

サングラスとヒゲの似合う彼の耳に飛び込んできたのは歓声ではなく、ゾンビに襲われ逃げ惑う市民の悲鳴だった!!

巡回中に箱いっぱいのドーナツを買ってアメリカンジョークでも言いつつ外に出たら、あるいは相棒の分までコーヒーを買ってパトカーに戻ったら、目の前で突然強盗に出くわして慌てちゃう海外映画のお約束のごとく始まる『エグジットヒーロー』。

本作は、各階に閉じ込められた市民をフリック操作で救出していく脱出パズルアクションゲームだ。

 全99フロアで助けを待つ市民たち

何が原因でどこから来たのか、感染源の解明とか政府がどうとかそんなの関係ない。ただ、目の前で困っている人がいたら助ける、それが俺の仕事なんだ！

っと言ってるかはわからないけど、著者が見る彼の生き様はそんな感じ。

逃げるチャンスはいくらでもあったのに、あえてゾンビが群がるほうへと突き進む姿勢はまさに英雄“ヒーロー”だ。

止まることを知らない彼はフロア内を駆け回る。

プレイヤーはフリック操作で進行方向を切り換え、ゾンビに襲われそうな市民を回収、列をなして出口を目指していく。

各階ごとに制限時間があり、クリアータイムに応じて評価が変化。迅速に救助するのに欠かせないのが、フリック2回で行うダッシュだ。

早くなる分、進行方向を切り換える繊細な操作が難しく、ゾンビの密集する場所で使うのは避けたいところ。

3マス以上ある直線や出口に向かうときなど、ある程度余裕を持ってダッシュできるタイミングで使うのがオススメだ。

画像で雰囲気を掴んだところで、ここからは動画で彼の勇姿（1度食われます）をか・つ・も・くせよ!!

『エグジットヒーロー』お試しプレイ

30種類以上の着せ替えアバター

クリアータイムに応じて得られるカギは、着せ替え用のアバターをゲットするのに使うアイテムだ。

ラインアップは30種類以上、公式では隠しキャラもいると書かれているのだけど、どれも奇抜で何が隠しで、何がそうじゃないのか検討もつかない。

本作で難しいと感じたのは1マス単位での方向転換くらい。

ステージが進むといろいろなタイプのゾンビ、ギミックも増えていくけど、ルールはシンプルだし、片手で操作できるので、どこでも気楽に楽しめた。

彼はヒーローになれるのか、大好きなドーナツ（たぶんストロベリー）を再び食べることができるのか、どんな結末を迎えるのかも気になるね!!

P.N.深津庵
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