【VRの水曜日】日本のPSVR体験イベントでも役に立つかもしれない小ネタ

2016-06-22 08:00 投稿

【担当者のヒトコト】

あっという間に日々が過ぎ去っていきます。1週間前まではアメリカにいたとは到底思えません。きっと気づいたら、長渕剛風に言うところのクラゲになっちまうんでしょうね。

さてさて。どうしてアメリカに行っていたのかというと、ちょうど6月14~16日に開催していたE3の取材に行ってました。

2016年が”VR元年”と言われているように、今年のE3ではVRコンテンツがいたるところで展示されていました。

OculusのようなハイエンドVRシステムを排出するメーカーが巨大ブースを構えているのはもちろん、サムスンやカプコン(『バイオハザード7 レジデント イービル』の試遊)のブースでも大々的にVRをプッシュ。

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さらにインディー系のブースでも、HTC Viveを用いたコンテンツだったり、巨大な稼動筐体を使ったアトラクションだったりが出展されていました。それこそ”歩けばすぐ目の前にVRのブースがある”といっても過言ではないほど。

あとマイクロソフトも”PROJECT SCORPIO“と称したVR対応ハードの開発を発表していましたね。

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ですがやはり、今回のE3の象徴たるは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売予定のプレイステーションVR(PSVR)のブースでしょう。

E3前日に開催されたカンファレンスでは、PSVR対応の新作タイトルが何本も発表され、E3の本会場にも、カンファレンスで発表されたばかりのタイトルを含む対応コンテンツが多数プレイアブル出展されていました。

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ちなみにここで、憶えておくといつか日本のイベントでも役に立つ(?)かもしれない情報をひとつ。

E3会場でPSVRの試遊をするには、『Experience PlayStation』というアプリからの事前予約が必要でした。

■『Experience PlayStation』

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使い方はいたって簡単。事前にアプリをダウンロードしておくと、所定の日時(今回はE3開幕と同時)になると専用の”ガイドブック”がダウンロードできるようになります。

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▲ガイドブックがダウンロードされるとこんな感じに。

あとはガイドブックに書いてある指示に従って、体験したいコンテンツを選択。所定の時間にチェックを入れて、満席じゃなければ予約ができる、といったものです。

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▲(写真左)予約が完了すると、スケジュールに青色のチェックマークがつきます。(写真右)詳細を見るとこんな表示になります。

長時間並ばずにプレイできるのはありがたい反面、裏を返すと”予約をしないと体験ができない”ものでもありました。

「前々から予約すればいいじゃん?」と思うかもしれませんが、じつはこれ、当日分しか予約ができないんです。しかも予約の受付開始は、イベントの開始時間から。なのでE3当日は、スマホを片手に開場待ちをしている人が多く見受けられました。

人気のものは1分ほどで即完してしまい、5分以内にはほぼすべてが満員になるほどの盛況ぶり。

日本のイベントでも採用される可能性は十二分に考えられます。「イベントなどでPSVRの新作が出たら絶対に体験したい」という人は、事前にアプリをダウンロードしておくことをオススメします。(小宮元年)

1i「VRは自由に見えて制限が多い」『サマーレッスン(仮)』原田勝弘氏がVR研究で得た知見とは

VRにまつわる昨日のニュースはこちら。『鉄拳』、『サマーレッスン(仮)』の原田勝弘氏の講演のリポートです。

自分も『アーガイルシフト』は体験済みなのですが、そのときは「とにかくすげぇ……」という小並感溢れる感想しか出ませんでした。でもまさか、あの筐体やコンテンツ内容にVR酔いを抑えてたり、さまざまな制限を打破したりする仕掛けが施されていただなんて……。とても勉強になりました!!

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