じっくりキャラ育成を楽しめるAimingの新作RPG『空と大地のクロスノア』をさっそく遊んでみた
2016-05-11 16:00 投稿
じっくりコツコツ育成を楽しめるやり込み型RPG
かわいい3Dキャラでパーティー編成を組み、セミオートでテンポのいいバトルを楽しめるのが『空と大地のクロスノア』。Aimingから配信予定の本作が2016年5月11日から5月16日13時までβテストを実施中。さっそく第2章までをプレイしてみたので、リポートしていこう。なお、βテストはAndroid端末のみ対象だが、正式サービス時はiOSでも提供される。
異世界から召喚された英雄たちが繰り広げるストーリーとなっている本作は、陣形(パーティー編成)・キャラクター”育成”がキーワード。バトルは、5キャラで陣形を成し、通常攻撃はオート、スキルは手動・自動の切り替えというお手ごろでサクサクなもの。操作しまくるゲームではなく、クエストをこなしキャラを育ててパーティをじわじわ強くしていくという育成ゲーム、といった感じだ。個人的にはバトル中にキャラクターがよくしゃべるのも好印象。
陣形とスキルが勝負を左右するバトル
まず、ゲーム開始時には、主人公となる自分のキャラの職業と、アバターの見た目を決定することができる。職業は全4種類で、それぞれステータスが異なる。ここは好みで決定してもいいが、ゲーム途中で職業の変更ができない点には注意しよう。また、アバターの見た目は、表情まで細かくカスタマイズできるのも評価できる点だ。
ファイター
物理攻撃に特化したアタッカー型クラス。体力が高く、パーティを守る“盾”として戦線を支える戦いかたが可能。
ウィザード
高い魔力を誇り、炎の魔法で敵を焼き尽くす。全体攻撃やスタンを付与するスキルなどを扱うことができる。
プリースト
仲間のHPを回復したり、状態異常を治す癒しのエキスパート。後方から味方の攻撃を支援するスキルが多い。
スレイヤー
攻撃に特化した弓の使い手。体力は低いが、トップクラスの攻撃力とスピードで敵を殲滅する。
本作では主人公は固定となっていて、主人公込みの5人でパーティを編成し、陣形を組んでいく。陣形には通常・攻撃・魔法陣形の3種類あり、配置する場所によって能力があがる仕組みになっている。たとえ、手持ちのキャラがウィザードばかりだったとしても、魔法陣形を選択することでいかようにも対処できるのだ。
陣形が決まれば、あとはバトル中にスキルを発動するのみ。スキルはキャラクターごとに攻撃や補助、回復などのものが付与されているが、とくに重要なのが主人公が使える“一斉攻撃”スキルで、発動すると敵の行動が遅くなり、一斉攻撃できるというもの。強力な敵を集中攻撃して優先的に倒す時などに大変便利だ。
また、厳密にはスキルではないが、2章をクリアーするとバトル時に“幻獣”を召喚することが可能になる。“幻獣”も戦闘中にゲージがたまることで技を発動できるので、スキルと同じような使いかたで問題なさそう。
捨てキャラが出ない育成要素
本作の醍醐味とも言えるのがキャラクター”育成”。ちなみに、ただ装備を入手したり強化したり、というよくあるアレではないということだけ先に言っておこう。
主人公であれ、パーティーメンバーであれ、クエスト終了時に得られる経験値でレベルアップしていく。ただし、ガチャやクエストで入手したキャラクターは、主人公のレベルを越えて育つことはない。
誰かだけ突出して強くなることがないので、強いキャラでごり押しするようなバトルにはならない。そのおかげで、かなりバランスのいいバトルになっている印象だ。あくまでパーティー全体で戦っていく、というイメージを持ってもらえるといいかもしれない。同じメンバーを使い続けるだけでパーティ全体が育っていくのはかなり愛着が湧く。
また、武器や盾、兜、胴、足、アクセサリーといった防具の使い道がちょっと特殊だ。装備することでキャラクターのステータスを伸ばすことができるまでは、よくある話。
本作では6種類すべてを装備すると、そのステータスを引き継いだままキャラクターを進化させることができる。進化すると新しいスキルが解放され、戦略の幅が広がる。また、次に装着可能な装備が表示され、再度進化させることも可能となっている。
ちなみに装備は進化させると同時に消滅してしまうので、装備兼進化素材といったところ。装備がなくなるなんてもったいない気もするが、このキャラの進化素材ってなんだっけ……という煩わしいことがなくなるのは正直ありがたい。
装備はクエストドロップで入手でき、進化の方向性もある程度選べるようになっている。レアリティによってキャラクターの強さに差はあるが、すべてのキャラクターが最高レアリティまでランクアップ可能なので、プレイヤーの努力次第ですべてのキャラに活躍の余地がある。
レイドバトルやPvPなど多彩なモード
育成・戦略要素は充実しているので、やっぱりバトルで遊びたい! となるのは当然のこと。どれだけ育成が楽しいと言っても、自慢のパーティーを披露する場がなければ悲しい。
ここで紹介するのは2章までのものになっているが、それでも他プレイヤーのキャラ・陣形と戦えるPvP、巨大なボスと戦うレイドバトル、そしてディフェンスゲームのように迫ってくる敵を倒していく“星座の狩場”と、バトルのシチュエーションは豊富。
本作をプレイしてみて、一見「なんだ、あっさりバトルか」と思ったが、陣形、編成、育成と奥はかなり深かったので、ぜひ一度プレイしてみてほしい。2016年5月11日~16日までの6日間限定で、Androidのみでβテストも実施しているので、Androidの人は正式サービス前に遊べるこのチャンスに本作に触れてみよう。
▼いっしょに読みたい記事
謎の実況者による『空と大地のクロスノア』先行プレイ動画公開中
空と大地のクロスノア
- ジャンル
- 爽快リアルタイムRPG
- メーカー
- Aiming
- 配信日
- 2016年春以降
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS、Android
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