『プロ野球ロワイヤル』に“神スイング”稲村亜美さんがレポーター役で登場！

稲村亜美がゲームキャラに！

DeNAより配信中のアプリゲーム『プロ野球ロワイヤル』。本作は、プロ野球球団のGM兼監督となって球団経営を行うシミュレーションゲーム。そんな本作に、トヨタ“G’s Baseball Party”のCMで豪快なスイングを披露して話題となった稲村亜美（文中では稲村）の登場が決定！　そこでここからは、稲村さんと『プロ野球ロワイヤル』プロデューサー馬場保仁氏（文中では馬場）へのインタビューの模様をお届けする。

インタビューは音声収録の合間をぬって行われた。

CMで魅せた“神スイング”はシニアリーグ仕込み

──最初に、稲村さんはどういった役柄でゲーム内に登場するのでしょうか？

稲村　レポーター役です！

──秘書やマネージャーではなく、レポーターというのはめずらしいですよね？

馬場　そうですね。プレイヤーのナビゲーター役として登場してもらいます。イベント開催時のレポーターがメインですね。

──稲村さんは、声の仕事は初めてだったのですか？

稲村　ゲームの音声収録は初めてでした。緊張は……しなかったんですけど、難しかったです。「もっと感情を入れて」と言われたんですけれど、ふだん感情があまり出ないと言われるタイプなので（笑）。

──はつらつとしたイメージがあるので、意外です。

稲村　バラエティ番組に出たときもおもしろいことが言えなくて……（笑）。

──ちなみに、ふだんゲームを遊んだりしますか？

稲村　最近は『LINE：ディズニー ツムツム』でよく遊んでいます。課金もけっこうしちゃいますね（笑）。

──それでは、プロ野球のゲームの経験や思い出はありますか？

稲村　『実況パワフルプロ野球』で、お兄ちゃんと対戦していましたね。でも、お兄ちゃんがめちゃくちゃ強くて、負けてばかりでした（笑）。

──小さいころは実際に野球をプレイされていたそうですが、キッカケは何だったんでしょうか？

稲村　これも、お兄ちゃんがやっていたので、その流れで。男の子のなかに混じってやっていました。

──何歳まで続けていたのですか？

稲村　中学3年生までなので、15歳ですね。小学生のあいだは少年野球チームで軟式を、中学生になってからはシニアリーグで硬式をやっていました。

馬場　シニアリーグ!?　かなりめずらしいですよね。当時は話題にならなかったんですか？

稲村　全然ならなかったですね。チーム自体がそれほど強くはなかったので。

──女性はずっと稲村さんひとりという感じだったのですか？

稲村　最初は3人いたんですけど、ふたりは中学生になったころにいなくなってしまって。ひとりになって「あぁどうしよう」と思いながらも続けていました（笑）。

──まぁ、ふつうはやめてしまう人が多いですよね（笑）。お兄さんは野球を続けていたのですか？

稲村　大学まで続けていたのですが、ケガとかいろいろあってやめてしまいました。

──結構本格的にやっていたんですね。

馬場　もしかしたら川端兄妹（スワローズ：川端慎吾選手と、アストライア：川端友紀選手による球界初の兄妹プロ野球選手）のようになっていたかもしれないですね。

稲村　そうですね。そんなに甘くはないでしょうけど、なっていたかもしれないです。

──いまも身長が高いほうだと思いますが、子どものころから背が高かったのですか？

稲村　現在173センチあるんですけど、小学校6年生の時点で168センチありました。周りの男の子よりも高かったですね。

──野球をやっていて大変だと思ったことはありますか？

稲村　プレイ中はあまり大変だと思ったことはないです。でも、“打てるかどうかは運かなぁ”と、当時は思っていました。当てずっぽうで振って「当たった！　ラッキー！」という感じだったので（笑）。

──ちなみに、ポジションは？

稲村　ピッチャーとファーストです。打順は7番でした。

──そんな経験が活きているのが、あのCM（トヨタ“G’s Baseball Party”のCM。OL役として豪快なスイングを披露して注目された）ですよね。話題になった瞬間に私も見ました。

稲村　ありがとうございます！　あのCMのおかげでいまの私があるので。

馬場　あれはカブレラ選手（アレックス・カブレラ氏。元ライオンズなど）のフォームをマネしていますよね？

稲村　そうです。カブレラ選手を意識してやっています。当時は知らなかったですが（笑）。

稲村さんの理想のチームは？

馬場　『プロ野球ロワイヤル』は、GMとしてチーム作りをするゲームです。稲村さんはもし自分がプロ野球チームを作るならどんな選手でチームを編成したいですか？

稲村　打撃重視のチームにしたいですね。投手戦よりも打ち合う野球が好きなので。

──ピッチャーもやっていたのに！

稲村　自分が打たれるのは嫌ですけど（笑）。打って味方のピッチャーを助けてあげたいです。

──では、そんな打撃重視なチームのクリーンアップにはどんな選手がほしいですか？

稲村　3番はトリプルスリーのふたり（ホークス：柳田悠岐選手、スワローズ：山田哲人選手）のどちらかがいいですね。4番は中田選手（ファイターズ：中田翔選手）、5番に筒香選手（ベイスターズ：筒香嘉智選手）かな。

馬場　いい打線ですね。侍ジャパンのようで。

──では、もし12球団から1名ずつ選出して、チームを編成するならどんな感じにします？

稲村　1名ずつですか？　うーん……ピッチャーに大谷選手（ファイターズ大谷翔平投手）がほしいんですけど、4番に中田選手を入れたら選べないってことですよね？　難しいなぁ。

──ポジションべつに決めていきますか？

稲村　そうですね。まずキャッチャーは……嶋さん（ゴールデンイーグルス：嶋基宏選手）で！　ファーストに中田さん（ファイターズ：中田翔選手）、セカンドに山田さん（スワローズ：山田哲人選手）、ショートに今宮さん（ホークス：今宮健太選手）、サードは……おかわり君（ライオンズ：中村剛也選手）にします！

──すでにすごい打線が組めそうですが、外野はどうしましょう？

稲村　外野は……筒香さん（ベイスターズ：筒香嘉智選手）、平田さん（ドラゴンズ：平田良介選手）、丸さん（カープ：丸佳浩選手）の3選手でどうです？

──いいですね！　では、最後に先発投手と中継ぎ陣をぜひ！

稲村　大谷さんは選べないからなぁ（笑）。先発は金子さん（バファローズ：金子千尋選手）と、藤浪さん（タイガース：藤浪晋太郎選手）にします！　抑えは山﨑さん（ベイスターズ：山﨑康晃選手）がファーストへのベースカバーに全力で走る姿が好きなんですけど、筒香選手を選んじゃったから悩むなぁ。西野選手（マリーンズ：西野勇士選手）と澤村選手（ジャイアンツ：澤村拓一選手）にしようかな。

──強いチームになりそうです。無茶な質問をしてしまってすいませんでした（笑）。

稲村　いえいえ。チーム作りって難しいですね。

馬場　いま選んだ選手を『プロ野球ロワイヤル』で採用できれば、十分に優勝が狙えるチームになりますよ（笑）。

ベイスターズ戦で始球式を！

──では最後に、野球関連のお仕事も増えていると思いますが、これからの夢や近い目標はありますか？

稲村　近い目標だと、ベイスターズの試合で始球式をすることですね！

──これはすぐに実現しそうじゃないですか？（馬場氏を見ながら）

馬場　難しくはないかもしれないですけど、いろいろと交渉は必要かなあ。

稲村　交渉してください！　お願いします！

馬場　わかりました。でも確約はできないですよ（笑）。

──全球団で始球式をやるのが夢とおっしゃっていましたよね。

稲村　はい。去年はスワローズ戦でやらせてもらいましたが、球速が96キロだったのが残念でした。

──96キロでもすごくないですか？

稲村　先発の館山投手（スワローズ館山昌平投手）がマウンドに印をつけていて、「あ、ここ立っちゃダメだ！」と思ったら頭が真っ白になっちゃって。そのまま投げたら、投げた瞬間に「あぁ、100キロ出てないや」と思いました。スコアボードを見たら案の定出ていなくて……。

馬場　投げた瞬間に感覚でわかったんですか？

稲村　わかりました。今度は100キロ出したいので、ぜひ始球式お願いします！

──楽しみにしています！　ありがとうございました。