1ヵ月先まで予約でいっぱい!お台場のVRアトラクション施設“VR ZONE Project i Can”がおもしろすぎる
2016-04-15 17:20 投稿
VR体験アトラクション施設オープン!
2016年4月15日より、東京お台場にある”ダイバーシティ東京プラザ”にて、バンダイナムコエンターテインメントの開発によるVR体験アミューズメント施設“VR ZONE Project i Can”がオープン。ここでは、オープンに先んじて行われた関係者向け体験会でのレポートをお届けしよう。
どんなアクティビティがあり、どのような体験ができるのか。しっかりまとめていくので、行きたいと思っている人はぜひ参考にしてほしい。
なお、このアミューズメント施設で展開されているVRアトラクションは全部で6種類。アトラクションはすべて、会場で専用の電子マネーカード(300円)に電子通貨バナコインをチャージして使用することで体験できるようになっている。ちなみに、施設自体への入場は無料だが、アトラクションを利用できるのは13才以上からとなる。
アクティビティプレイレポート
ということで、さっそく体験料金なども含めてレポートをまとめていこう。
極限度胸試し『高所恐怖SHOW』
ムリ!ムリ!ムリ! たった一歩が踏み出せねぇ!!
[アクティビティ所要時間]約7分
[体験料金]930バナコイン(1000円)
こちらのアトラクションは、その名前からもはっきり想像できる通り、高所での恐怖体験ができるもの。200メートルという高所に設置された古い板きれを渡り、その先端にいる子猫を救出してあげるという内容だ。
アクティビティ施設にあるのは、一面に敷かれたマットと、その上に置かれた木の板、そしてVRキットだけ。現実世界の視点から見ると、ただマットの上に置かれた、幅30センチほどの木の板の上を歩くだけなのだが……。
VRヘッドセットを付けて、200メートルの世界に飛び込むだけでその体験は一変、一歩も歩けなくなる。「ちょっと盛りすぎだろ?」と思われるかもしれないが、やってみればわかる。本当に、恐怖で足がすくんで動けなくなるのだ。
別に板から落ちても死ぬはずはない、ケガもしないとわかっているはずなのに。
このアクティビティは、トラッキングセンサーが設置された専用のサンダルとリストバンドを付けて遊ぶものとなっているのだが、これにより、VR世界にも自分の手と足の位置が表示されるようになり、恐怖がよりリアルに感じられるようになっているのだ。
非現実の恐怖が、現実での理解を越えて訪れてくる、“これぞまさにVR体験”というものになっているので、こちらに訪れたらまず体験しておきたいアクティビティだ。
急滑降体験機『スキーロデオ』
断崖絶壁 君は滑りこなせるか?
[アクティビティ所要時間]約6分
[体験料金]651バナコイン(700円)
こちらは、大型の筐体とVRキットを連動させたアクティビティ。プレイヤーはスキー板に足を乗せ、グリップを握ってVRヘッドセットを装着してプレイすることになる。
そこから訪れるVR世界は、美しく広がる銀世界。ではなく、険しい雪山の頂上。確かに美しい銀世界ではあるのだが、心象はまったく異なる。
プレイヤーは、そうして訪れた銀世界を急滑降していくことになるのだが、こちらもただのVR体験ではない。雪山を滑降する速度に合わせて正面から風が吹き出し、地形に合わせて足もとも揺れるのだ。
このちょっとしたアクセントで臨場感はバツグンに跳ね上がる。そこから得られる爽快感、恐怖感はまるで、本当にスキーをしているような感覚にさえ迫る勢いだ。とくに、曲がりきれず岩に激突しそうなときの恐怖、切り立った崖からジャンプして飛び出すときの爽快感といったらもう!
スキー経験者でも、まず体験したことのないスキーの世界が楽しめるので、こちらはスキー経験者にはとくにオススメ!
VRシネマティックアトラクション『アーガイルシフト』
少女とともにロボットのコックピットへ
[アクティビティ所要時間]約7分
[体験料金]651バナコイン(700円)
こちらも大型の筐体を使ったアクティビティ。プレイヤーはVR世界で、とあるロボットの操縦士となり、敵ロボットと戦うという内容になっている。
プレイヤーはロボットの操縦席を模した座席に座り、ふたつのスティックを握ってプレイする仕組みだが、この座席はしっかり揺れたり動いたりするので、ただ座している以上の感覚が得られるようになっている。
この体験をしてまず感じた気持ちは”目のやり場にちょっと困る”だ。VR世界に描かれるコックピットには、プレイヤーだけでなく、プレイヤーの戦闘をサポートしてくれる少女が同席している。この少女がカワイイし、肌の露出は多いし、なにより顔をめっちゃ近づけてくるし。とにかく、ロボットでの戦闘が始まる前から違うドキドキが味わえるのだ。
もちろん、ロボットに搭乗してのバトルも迫力満点! 戦闘中は、プレイヤーの視線で照準を合わせて、スティックに付いているトリガーを引くことで射撃ができるようになっている。迫り来る敵のロボットたちをしっかりと目で追いかけ、撃ち抜く瞬間。そしてそこから生まれる爆発音と振動は最高だ!
ロボットものが好きな人、美少女に顔を近づけてもらってドキドキしたい人は、絶対にこれを体験すべき。
VR鉄道運転室『トレインマスター』
のみこまれる運転臨場感
[アクティビティ所要時間]約9分
[体験料金]641バナコイン(700円)
こちらも、電車の運転席を模した座席に座って遊ぶタイプのアクティビティ。プレイヤーは、マスコンと呼ばれるアクセル兼ブレーキのレバーを操作して遊ぶ仕組み。
メーカーは異なるが、かつて人気を博した電車運転シミュレーションの超リアル版を想像してもらえると想像に易いだろう。内容もまさにそういった感じだ。
扉が閉まったのを確認し、信号が青になっていることを確認し、アクセルを入れる。走行中は制限速度に気をつけながら走って、ホームの停車位置にしっかりと止まればオーケーという内容だ。
テキストにしてしまうとあっさりしてしまう体験だが、これは想像以上におもしろいアクティビティ。まず、ゲームや鉄道博物館などで体験できる運転体験とはまったく別物の体験ができるのだ。
周りを自由に見渡して風景(真後ろを向けば車内の様子も!)を楽しむこともできるし、電車を運転するという、まず経験できない体験をリアルに体験することもできるし、到着時刻や停車位置などをしっかり決めたいというゲーム感覚さえ味わうことも可能。
電車好きの人にはもちろん、電車に興味がない人でも「おー、俺電車運転しちゃってるよ!」という興奮が得られるものになっている。
ホラー実体験室『脱出病棟Ω(オメガ)』
みんなといっしょに廃墟と化した巨大病棟へ入り込む
[アクティビティ所要時間]約12分
[体験料金]744バナコイン(800円)
このアクティビティだけはちょっと、いやかなりキツかった。プレイヤーは車イスに乗って廃病院を探索するという内容なので、こちらも座席に座ってプレイするタイプのアクティビティ。そして、左手では電動車イスの前進後退を操縦するレバーを握り、右手には懐中電灯を操作するためのコントローラーを握っての体験になる。
また、このアクティビティは2~4人での同時プレイとなっており、ヘッドセットを通じて、プレイヤー同士で会話をしながらのプレイができるようになっている。
このアクティビティを体験する前に、係員の方から「気持ちが悪くなったり、恐怖でもうダメだと思ったら、すぐに手を挙げて知らせてください」という内容の注意をしつこく受ける。最初はこれを「あぁ、ここからもうそういう雰囲気作りをしていくのか」と思っていたが、違かった。これは本当にダメなヤツだった。
まず、ゲームや映画など、平面なスクリーンで描かれる恐怖体験とはワケが違う。ヘッドセットからはいっしょにプレイしているプレイヤーの不安の声や恐怖の声が聞こえてくるし、突然襲ってくる不気味な生き物たちで恐怖の連続。あぁ、記事を書くために思い出すことさえ苦痛だ。
ホラーが好きな人にはオススメしておきたい。そして、「所詮ゲームだし、そんな怖くねぇだろ」と高を括っている人には、ぜひとも体験してもらい、安直な考えでいたことを後悔してもらいたい。そして、心臓の弱い人は、参加しないことをオススメする。
スポーツ走行体験マシン『リアルドライブ』
思い出せ、走る喜びを
[アクティビティ所要時間]約14分
[体験料金]651バナコイン(700円)
こちらは、VRヘッドセットを用いずに、半球型のスクリーンにプロジェクターで映像を投射してのVR体験が味わえるアクティビティ。もちろん、クルマを運転するゲームなので、座って遊ぶタイプだ。
このゲームは、ただレースをして着順を競うという内容だが、得られる体験はただのアーケードゲームとはわけが違う。本当にクルマを運転しているのに近い感覚が得られるのだ。
まず、この半球型のスクリーンにより視野がすごく広く確保できるので、本当に運転しているときのように、視界の端に情報を捕らえたり、実際に首を振って情報を確認したりといった動きができるようになっている。
けっこう感動するのが、マニュアル運転のテイスト。エンストこそ起こらないようになっているようだが、半クラッチをしっかりやらないとギアがしっかりはまらなかったり、回転数が足りなくてもギアがしっかり入らなかったりと、かなりリアルにできている。
スタッフさんに話を聞いてみたところ、エンストとバック走行以外は、マニュアルの実車でできることはすべて再現。エンジンブレーキを効かせた走りはもちろん、ダブルクラッチを繋いでの走行も可能とのことだった。
運転する楽しさもあるが、それ以上に実車でレースをするというレアな体験を擬似的に、だがリアルに体験できるので、これはただただ純粋に楽しかった。
クルマ好きの人はもちろん、マニュアル免許を持っているがマニュアル運転なんてもう何年もしていないという人にもオススメ。マニュアル運転の楽しさを思い出せるぞ。
と、“VR ZONE Project i Can”ではこのようなアクティビティが楽しめる施設となっている。“VR ZONE Project i Can”への入場は完全予約制となっているが、すでに予約は1ヵ月ほど先まで埋まっている状態だ。ちなみに、現在の予定では10月中頃までこの施設が運営される予定となっているが、人気施設となる可能性が非常に高く、今後も予約が殺到すると思われるので、行こうと考えている人は早めに予約を取っておくといいぞ。
“VR ZONE Project i Can”公式ホームページ
JR東日本商品化許諾申請中
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