【新作】おっさんゲーマー歓喜！ スマホで蘇る本格3Dダンジョン 『7人の魔導師』

農民のために立ち上がる魔導師たちの物語

世界を創造した神が身を休めたとされる伝説の島Roven。
その大地、水、大気はいまなお魔力を宿し、多くの探鉱者を誘惑してきた。

そんな探鉱者が定期的に無名の村を襲撃。
農民が収穫した農作物の略奪をくり返していたある日。
この事態を打開すべく、彼ら農民たちが助けを求めたのが『7人の魔導師』。

この本格3DダンジョンRPGの主人公たちだったのだ。

本作は全14のクエストからなる物語で、最初の4つまでを無料(フルバージョンは840円)でプレイ可能。グリッド式のダンジョンを探索、物理攻撃、魔法、音楽を駆使してターン制のバトルに挑むことになる。

本記事では序盤のクエストを中心に、地下3階までの探索をリポート。

その魅力を理解してもらうと同時に、攻略に行き詰ったときの参考にしてもらえれば幸いです！

グリッド式ダンジョン、探索の心得

拠点となる都市の地下に広がる建造物、その周囲の森林など多くのダンジョンが本作の舞台だ。

プレイヤーは上下で前後進、左右のスワイプで方向転換。

画面を長押しすると、スティック方式でキャラクターを操作することもできる。また、指2本のスワイプで足元を確認、左右の並行移動も可能だ。

その他、バトルの仕組みや全体マップの表示、ステータス項目など基本的なことはチュートリアルで簡潔に教えてくれる。

①ステータス
②簡易マップ
③所持金
④ゲームのセーブ＆ロード
　全体マップや各種データ一覧

すでに歩いたことのある場所であれば、④の全体マップから最寄りのポイントに瞬時に移動。

Zzzのアイコンをタップするとキャンプを張ってHPとMPを回復することもできるぞ。

さまざまなギミックを操作しながら、依頼主の希望を叶え、残る6人の魔導師を探していくのがおおまかな流れだ。

[地下1階]
宿屋の主人から依頼

物語の目標は自分を含めた7人の魔導師を集めることにある。

しかし、肝心のメンバーはダンジョンの各地に点在。それらを探して勧誘しなければならない。

大きな目標があるわりに、これといった情報はなく、問答無用で宿屋の主人から頼まれたクエストを進めるってわけだ。

地下室を進むと重量を感知して開く扉を発見。
こんな子どもだましなトラップで足止めだと？

我らゲームプレイヤーを試すには簡単すぎやしませんかね!!

道中で拾った頭蓋骨をインベントリから選んで……。

[地下2階]
動く棺と開閉する床の謎解き

全体マップの左方向には押すと動く棺がある。
じつはこれ、さらに奥にある床に穴の空いた部屋と連動していて、棺の位置に応じて床が開閉するのだ。

まずは入って右手の床を閉じて壁のスイッチを起動。

開放された左手の通路を進み、固定されてた棺を壁側から押し出したら、3つの棺を自由に動かせるようになったぞ。

[地下3階]
待望の魔導師を発見！

敵の数も増えて戦闘が多くなってきた地下3階。

両サイドに大きな空洞のある薄気味悪い1本道を抜けると、そこには奇妙な文章のかかれたプレートがある。

何かワードを入力するのかと思ったけどキーパットが出てこない。

試しにマイクに「無事です」と呼びかけてみるもまったく反応なし。その声に興味を示したと言えば自分の家族くらいなもんだった。

ここに来るまでも日本語訳がおかしな点が多く、少々困惑することもあったけど、これはハイレベルすぎる。

悪戦苦闘した結果、装備していた武器を外して扉に触れればいいことが判明。

“無事に来る”＝“攻撃の意志がない”

そういうことだったらしい。

うん、わかりにくいわ!!

仲間が加わったことで戦力がアップ。

さらに、編成を切り分けることで複数の敵を同時に相手することもできるようになった。

挟み撃ちされそうなときはもちろん、もしかすると離れた場所にあるトラップを操作する場面も出てくるのかもしれないな！

拠点で消耗品を補充しよう

本作には各キャラクターごとにHP(赤ゲージ)とMP(青ゲージ)、さらに満腹度がある。

空腹になるとアイコンに赤いマークが現れ、徐々にHPが減ってしまう。

そこで必要になるのが食材屋で購入できるスモークミールだ。

そのほか、武器屋や防具屋、呪文や演奏に必要な楽器を売るお店など、拠点にはたくさんの施設が整っている。

さらに、地下3階で仲間を得たとき話題に出た森林へのゲート。

新たな魔導師の情報を持つ男のいる港もこの拠点のなかにある。

出入りする場所で森の形状がことなるので、そのへんは各自探索してもらいたい。

それでは最後に、とある階層を探索＆戦っている様子を動画で紹介。静止画では伝わりにくい、迫力のある3Dダンジョンをチェックしてほしい。

7人の魔導師が揃ったときどんな冒険が始まるのか。

著者自身もまだまだ序盤で見当もつかないけど、久々に根気よく遊んでみたいと感じたゲームでした！

『7人の魔導師』お試しプレイ