【個人開発ゲームを斬る】『はねろ!コイキング』の開発チームに“開発秘話”を聞いてみた

2015-12-01 17:09 投稿
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今回ご紹介させていただく『つなひき Tugtics』(以下『つなひき』)は、タイトル通り“つなひき”がテーマとなっております。
などの理由により、“つなひきゲーム”はたくさんリリースされているんだろうな、なんて思っていたんですが。“つなひき”というキーワードでApp Store検索すると、なんとこのアプリしかヒットしません。(※2015年11月26日現在)
そんなオンリーワンなアプリを紹介しないわけにはいきません。だってファミ通Appなんですから。ハイ。
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『つなひき』には、3つのモードが用意されているのですが、今回は世界制覇を目指す、おそらくメインモードをピックアップ。
はじめに行ける国はひとつだけ。そこから対戦相手をチョイス。
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あとは、15秒間の戦いを見守るだけ。
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タイミングを合わせてタップとか、時間経過で必殺技ドン!なんて、ド派手な演出はございません。
ドット絵で描かれたキャラクターが、軽快でいい感じに抜けたBGMに乗って、ヨイショヨイショとツナを引っ張る様子を見守ります。
雰囲気がとてもよく、最高でも15秒なので、何度見ても飽きません。
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勝負に勝つと、幾ばくかのコインが支給され、それを使って新たな仲間をゲット。
そして次の戦いへ。
序盤は何も考えず、仲間を増やす=チームの総体重を増やす。つまり、おデブちゃんを雇う。これで勝ち進むことが可能。
ちなみにこのゲームには、キャラクターの育成要素がありません。強い仲間を雇い入れたら、昔の仲間は補欠へ。勝負の世界は厳しいのです。
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勝ち進むと“チームレベル”が上がり、新たな戦いの舞台=国が解放されます。
この辺りから“チームの総体重制限”などの縛りが出てきて、単純におデブの仲間を増やすだけでは勝ち抜くことが困難に。
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キャラクターには、体重以外に、攻撃力を表す“ワンリョク”や、スタミナを表す“タイリョク”、力を使う“タイミング”などが用意されております。たとえば、チーム全体のタイリョクが低いと、後半逆転を食らってしまう、というケースも。
また、タイミングを“ソッコー”のキャラクターで揃えて、スタートダッシュで一気に決める、なんてことも可能。
そしていちばん重要と思われるのが、特定のキャラクターだけに備わっている“クセ”。“前や後ろにいる選手をパワーアップ”など、嬉しいクセを持ったキャラクターをうまく配置し、世界制覇を目指しましょう。
絵や音楽のテイストで、ゆるゲーと思いきや、じつはしっかりとしたシミュレーションゲーム。そんな、“羊の皮を被った虎”アプリを開発された“STUDIO ANASTROPHE”さんにいろいろ聞いてみました。
足立 箇条書きですが、
・メンツがいつもと違う(絵:DEN NAKAI、音楽:三原亮介)ので、慣らしに適したもの。
・そこそこのアイデア(最終的なアウトプットが微妙でも惜しくないもの)
・ゲーム臭さがないモチーフ
・マーケティング的に1ミリも媚びていないもの
・コンシューマーではなく、WEB/アプリのコンテクスト
・2ヵ月くらいで開発が終わる
などの条件を満たすものを考えて、いまのシステムのつなひきにしました。
2ヵ月でまったく終わりませんでした。
白いラインを縦に引けば、絵的によくまとまりそうだったのが決め手です。
これは知っていました。被りがないかの調査はしました。
英語圏はいくつかつなひきのアプリがあったと思います。おそらくタイミングに合わせてボタン押すだけとかそういう系だと思います。
DEN 絵は4ヵ月くらいです。すべての部分で苦労しましたが、使った色の数が多いので全体感をまとめるのはとくに大変でした。
三原 BGM制作は全部で2週間くらいです。地図の画面の曲は少し難産でした。もともと試合BGMとして作っていた、ダルいウェスタン風の曲を足立さんがチョイスしてハマりました。
足立 プログラムや調整が3ヵ月くらいです。ディレクションは全期間(約4ヵ月)です。
儲かる気がまるでしなかったので、すべての作業が苦痛でした。
大事なことなのでくり返しますが、すべての作業が苦痛でした。
時期は何も考えていませんでした。北国出身なので、全国的に運動会がいつ催されるものなのか、よくわかっていません。
DEN 試合中の上下が反転したような画面は独特でおもしろくできたと思います。
三原 メニューや地図の画面のけだるい感じのBGMは、スマホアプリゲームにあんまりないタイプかなと。イヤホンで聴いてみてください。
足立 媚びてなさと、アプリの文法の外しかたに、こだわりがあります。
こちらはシステムありきで、それに合わせて名前つけました。
リアルのつなひきの競技も一応調べてますが、あまり使えるものはありませんでした。
800DLです。 察してください。
適当に触っていれば、なんとなくわかってくるかもしれません。
シナリオありの脱出は考えていて、絵のテストなどもたまにしていますが、最近、お金を稼ぐ仕事に注力していますので、来年何も出さないかもしれません。
DEN 平和な雰囲気を気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです。
三原 足立先生の次回作に期待しております。
足立 ゲーム臭さをもっと抜きたかったのですが、うまくできなかったのが心残りです。
個人的にSTUDIO ANASTROPHEさんのアプリは大好きなので、なんとか来年も新作を出してもらえるように、みなさんダウンロードをよろしくお願いします!
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■あぷまがどっとねっと (あぷまが) 「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。 ※あぷまがへのアクセスはこちらから |
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