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『モンスト®』、『ディズニー ツムツム』の各キーマンが初めて語る『マーベル ツムツム』誕生秘話

2015-11-21 12:05 投稿

ゲーム画面メディア初公開

2015年11月6日、『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)などを提供しているミクシィのXFLAG™ スタジオは、新作アプリ『マーベル ツムツム』を2016年春に提供開始することを発表した。このタイトルは、ミクシィとウォルト・ディズニー・ジャパン、NHN PlayArtの3社によって共同開発されているという。つまり、アプリのセールスランキング上位に位置している『モンスト』と『ディズニー ツムツム』の開発陣によるビッグプロジェクトというわけだ。

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▲初公開のゲーム画面。スパイダーマンやキャプテンアメリカの姿が見える。

 そこで今回、ミクシィのXFLAG スタジオ総監督である木村弘毅氏と、ウォルト・ディズニー・ジャパンで同社のソーシャルゲームを統括している竹野太一氏に直撃。プロジェクトの立ち上げから現在の進捗状況について話を聞いた。

ツーショット2

【写真右】
ミクシィ
取締役 XFLAGスタジオ総監督
木村弘毅氏(文中は木村)
【写真左】
ウォルト・ディズニー・ジャパン
インタラクティブ・グループ
エグゼクティブ プロデューサー
竹野太一氏(文中は竹野)

 ――まず、『マーベル』シリーズを『ディズニー ツムツム』に組み込むのではなく、単体で作ろうと思ったきっかけから教えてください。

竹野 最初にそれは聞かれると思っていました(笑)。そもそも、当社は“ディズニー”だけではなくて、“ディズニー/ピクサー”や“マーベル”といったブランドを持っています。その中で『ディズニー ツムツム』の配信当初から、マーベルはキャラクターも多く、このゲームに向いているんじゃないかと社内で議論していたんです。

 ――当然の流れですよね。

竹野 ただ、『ディズニー ツムツム』を配信したばかりのころは、ゲームの方向性をどう更新していくのか、どう拡大していくのかといったことが手探りだったこともあり、単純にマーベルを『ディズニー ツムツム』に入れたり、同じゲーム性で『マーベル ツムツム』を作ってもおもしろくないだろうと。とは言え、映画の『アベンジャーズ』などでマーベル自体の人気が日本でも拡大してきたので、ずっと出そうとは思っていながら悩んでいたんです。そういう悩みを抱えつつ、『ディズニー ツムツム』を1年以上運営するなかで徐々に『マーベル ツムツム』でやるべきこと、目指すべきところがある程度見えてきたのがきっかけですね。

 ――やるべきこと、目指すべきところとは?

竹野 『ディズニー ツムツム』でチーム制を敷くとか、新しいルールや属性を入れるとか、よりゲームをコアに遊べるような案があったんですが、いま遊んでいただいているユーザーのみなさんはそこは求めていないのではないかなと。だからこそ、『マーベル ツムツム』のほうでは、そういった案を含めてよりゲーム性が強い、このタイトルだけに特化した要素を盛り込んだものにしなければならないなと思い始めたんです。それがちょうど今年の始めですね。

竹野氏2

 ――よりコアゲーマーに向けた新しい形を模索しようと。それだけであれば、わざわざXFLAGスタジオと組まなくてもできたような気がするのですが……。

竹野 NHN PlayArtさんとツムのデザインやスキルのアイディアはできていたものの、ゲーム自体の方向性を模索していました。模索する中で、男性をターゲットにした形で大ブレイクしている『モンスト』を開発しているチームと組んだらおもしろいんじゃないかなと。そこで、もともと親交が深かった(XFLAGスタジオの)木村さんに「新しく考えているプロジェクトに興味がないですか?」と声をかけたのが最初のきっかけですね。

 ――最初に声がかかったときの印象はいかがだったのでしょう?

 木村 まず僕らXFLAGスタジオの価値は、“遊び場”の提供だと思っているんですね。家族や友だちといっしょにワイワイ盛り上がれるバトルゲームを提供する。それが僕らの目指すところ。そういう観点からも、『マーベル』というテーマはすごく合う、と思ったのが最初の印象です。『マーベル』は『アベンジャーズ』などもそうですが、仲間と協力して強大な悪を討つ、といったテーマが多くありますよね。

 ――XFLAGスタジオの目指すところと『マーベル』のコンセプトが合ったと。

 木村 それで「『ディズニー ツムツム』とはまったく別なゲームになりますけど、大丈夫ですか?」と聞いたら……。

竹野 「全然いいですよ」と(笑)。

 木村 逆に『ディズニー ツムツム』とはまったく違うゲーム性の、男の子向けのものを作ってほしいと言われて、「こんないい話はないな」と思ったんです。もし、ただキャラクターをマーベルにして、見た目だけを変えてくれという話であれば、僕らは興味がわかなかったでしょうね。全然違うものを作っていいんだと。それじゃぜひやらせてください、と。

 ――ちなみに、今回はNHN PlayArtも含めて3社での取り組み。XFLAGスタジオの役割とは?

木村 『マーベル ツムツム』は“仲間とタッグでガチツムバトル!!”と発表させてもらっているとおり、友だちと協力してペアで遊ぶものなんですね。どうやったら協力プレイが盛り上がるのか、バトルに熱中するにはどういった要素が必要か、といったことを相当深くディスカッションさせてもらってアイデアを出させてもらっているという感じですね。

竹野 最初僕らとNHN PlayArtさんでプロトタイプ的なものを作っていたんですが、XFLAGスタジオさんに入ってきてもらってから、“協力”や“バトル”といったゲームの方向性というものが急激に定まってきました。いまも『モンスト』でしか得られないような経験をもとにしたアドバイスをしてもらっていますね。

 ――いまさらっと話題に上がりましたが、『マーベル ツムツム』はふたり協力プレイが核の部分に?

 木村 遊び場の提供という意味では、『モンスト』は4人掛けのシートで遊ぶもの。一方の『マーベル ツムツム』は2人掛けのシートというイメージです。タッグマッチやダブルスなど、スポーツでも2人で力を合わせるシーンは多いと思うのですが、今回それを表現するというのが大きなテーマでもあります。『モンスト』よりもっと短い時間で遊べるような仕様にしていけたらいいなと思っていて、兄弟やカップルで「いっしょにやろうよ」ってすぐに遊べる。そういうシーンが作れたら『モンスト』とは違う価値ができてくるんじゃないかなと。

 ――ディズニーとしてタッグバトルというのはいかがだったのでしょう?

竹野 もともとNHN PlayArtさんと『ディズニー ツムツム』でも、“あり”かもしれないという議論はしていました。ただ、基本的に“ウィークリーで人とスコアを競う”というのがゲームのコアの部分。ビンゴという要素もありますが、そこにタッグバトルを入れるのには若干抵抗があったんです。そうは言いつつも、スマートフォンのゲームだと“協力プレイ”という要素にチャレンジしてみたいという気持ちもありました。だから、まったくの新作の『マーベル ツムツム』でこういった要素を入れるというのは、大賛成でしたね。

 ――NHN PlayArtさんの対応力もすごいですね。

竹野 もともと開発力も技術力も高い会社であることはわかっていましたが、オンラインゲームのノウハウがすごくあるところなので、協力プレイに関しても話が決まって1週間くらいでプロトタイプができるほどのスピード感でしたね。

 木村 けっこう無理なことを言っても対応してもらえる職人気質ですごい会社だなと思いました。

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 ――ちなみに、タッグバトルというと、2対2でプレイヤーどうしが戦うのでしょうか? それともふたりで協力してボスを倒すというイメージなのでしょうか?

 木村 まだ詳しくは言えませんが、後者のタイプです。『ディズニー ツムツム』とも『モンスト』ともまったく違うプレイ感になっている自信はあります。

 ――ゲームの詳細の発表が楽しみです。配信元はどこになるのでしょう? また配信時期は?

 木村 ミクシィがパブリッシャーとして配信します。『モンスト』と同様、単独のアプリとして配信するので、mixiのアカウントはいりません(笑)。配信時期は2016年春で、それほどお待たせせずに配信したいと思っています。

 ――ゲームの詳細はお待ちするとして、世界観はどのようになっているのでしょう?

竹野 『ディズニー ツムツム』は、閉店後のディズニーストアの中でぬいぐるみのツムツムたちが遊んでいて、「もうすぐストアがオープンする時間だよ。早くみんなでお片付けしなきゃ」というのがストーリーとしてありました。『マーベル ツムツム』も、同じストアの違うコーナーにマーベルのツムツムたちがいて、そこで宇宙規模のガチバトルをしているというのが世界観としてあります。今回もオープニングムービーは作りこんでいるので、そちらも公開を期待していてください。

 ――実際11月6日にタイトルを発表してからの反応をどう見ていますか?

竹野 『ディズニー ツムツム』でも『モンスト』でもないユーザーのみなさんに響いているという実感がありますね。当然両タイトルのファンからも反響はいただいていますが、まだどちらもプレイしたことがない人たちが、「『ディズニー ツムツム』も『モンスト』もプレイしたことがないけど、『マーベル ツムツム』はプレイしたい」といった声がすごく多いのはうれしいですね。

 木村 両タイトルとは違った魅力を持っているゲームに仕上げるつもりなので、そういった期待を裏切らないようにしたいですよね。とにかくアドレナリン全開のXFLAGスタジオらしい“ガチンコタッグバトル”を目指しているので、楽しみにしていてください!

竹野 『ツムツム』のゲーム第2弾として恥ずかしくないタイトルになると思います。これまでに体験したことがない新しい体験をお届けしたいと思っていますので、全力でがんばりたいですね。

 ――配信を期待しています。

TSUM TSUMぬいぐるみ(2016年春発売予定)/ディズニーストア

マーベル ツムツム

メーカー
ミクシィ
配信日
2016年春配信予定

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