世界中のプレイヤーを熱狂させる戦略SLG『ゲームオブウォー』

2015-09-18 18:40 投稿
2015年9月17日~20日に千葉県・幕張メッセにて開催されている“東京ゲームショウ2015”。
CyberZブースではト、CyberZ代表取締役社長 山内隆裕氏と、『ゲームオブウォー』の開発元であるMashine Zone CEOのガブリエル・レイドン氏とのトークセッションが行われた。
なんと レイドン氏は、日本でのこうしたステージに登壇してのセッションは初めてということで、業界関係者と思われる観覧者が多くいた。
山内氏はレイドン氏のことを“ガブ”という愛称で呼び、親交の深さもうかがえた。
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山内 いろいろ周った思いますが、東京ゲームショウはどうでしたか?
レイドン 非常に素晴らしいですね。E3に僕は何度も行っているけど、こちらはライブ感がってとってもエキサイティングだね!
山内 Amazonアプリアワードで95ヵ国の中から『ゲームオブウォー』が選ばれましたけど、受賞できた要因はなんだと思いますか?
レイドン 『ゲームオブウォー』は開発を初めて5年になるけど、デバイスを問わず世界中のプレイヤーがどこにいてもどんな形でも楽しめるというのが重要だと考えています。引き続き、世界中で愛されるコンテンツをこれからも作っていきたいですね。
山内 『ゲームオブウォー』成功の要因はマーケティングにあると思いますが、マーケティングの部分で重要視しているところはありますか?
レイドン マーケティングでいちばん重要なことは、いま世界中でものすごい数のアプリがあり、その中でどうやって自分たちのアプリを目立たせるかという点を非常に重要視していますね。
『ゲームオブウォー』は日本で唯一と言っていいほどのPvPやMMO要素を含んだアプリとして市場に打ち出せしていますが、これからも各国にむずかしさや翻訳の部分も含めてどうやって打ち出していくかを今後も追い求めていきたいですね。
山内 ゲームを作ることによって重要視していることは何ですか?
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レイドン そもそもゲームを作ることはとても難しいです。多くの会社がいま、10ないし20の複数のアプリを配信しています。なぜかというと自分たちのアプリが稼げなくなる状況になることを恐れているからです。でも、Machine Zoneは“ひとつ”のアプリをどれだけしっかりと作りあげていくか、ということを重要視しています。
また、Machine Zoneにいまいる600人の従業員のうち、8割はエンジニアなのでしっかりとしたテクノロジーを使っていくようにしています。2011年に配信した『ゲームオブウォー』ですが、我々は2018年くらいにはつぎの新しい“ひとつ”を作り出していきたいと考えています。
山内 でもひとつのアプリに絞るのはやっぱり恐くないですか?
レイドン ノー!! これだけ多くのゲーム会社がある中で恐れているヒマはないですよ! マーケットが変わりゆく中で、もし20のアプリを出してその中でひとつしか成功しなかったとき、19のアプリにかけたすべてが無駄になってしまう。だから、僕たちは、『ゲームオブウォー』をどうやって売るかということを、つねに考えています。
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山内 日本のマーケットについてはどう思っていますか?
レイドン 『ゲームオブウォー』は、日本では馴染みのないチャットやPvPを前面に押し出しているゲームなので、日本で売れているのは正直とても驚いています。カルチャライズの部分でローカライズも考えていましたが、過剰なカルチャライズはゲームそのものを楽しむうえで、弊害になると思っています。
山内 俳優の伊勢谷友介さんを起用した、あの印象的なCMの効果はどうですか?
レイドン あれ、すごいでしょ? 自慢したいプロモーションのひとつですよ。とくに歌がサイコ―だね! ほかのゲーム会社と比べても、ユニークなものができてよかったと思っています。アメリカの会社がここまで日本の文化に沿ったCMが作れたのはとても満足しています。もちろんStoreのランキングトップ10に入るだけの効果は出ていますよ。
山内 ゲーム実況などの動画についてどう思いますか?
レイドン 今後プレイする人より、観る人の方が多くなってくると思いますよ。ゲームを理解する上で、“観る”という行為は非常にハードルが低いという理解していますし、今後期待しています。モバイルに対してはまだこういうコンテンツは始まったばかりですので、今後も注目していきたいです。
山内 弊社のOPENRECはどうですか?
レイドン OPENRECはとてもいいよ! 録画したり、編集したりする面倒な作業を簡単にしてくれて便利なサービスですよね!
山内 では、今後の日本のマーケティングに期待することはなんですか?
レイドン 中国のアプリなどが日本に多数進出していて、ボーダーレスの状況が今後も広まっていくと思います。しかしそのなかで西洋のアプリが日本に進出するのはとてもむずかしいと思っています。西洋のアプリが進出できるように日本の広告テクノロジーの進化に期待しています。
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今回のセッションは世界有数のトップメーカーであるMachine Zoneのレイドン氏からとても大切な話を聞くことができた貴重な機会だった。数で勝負するのではなく、一本に絞りそこにすべてを注ぐということはわかっていても、実際には怖くてできない部分。それを実行しているレイドン氏の思想に男気を感じた。
“ゲーム”は言語や国境を越えて共有できる力、魅力がある。あとはそこに一歩踏み出せる勇気があるか、ないか……。海外のアプリが続々と日本に進出する中、日本のディベロッパーがどのように対抗し共存していくか、今後もアプリ市場の盛り上がりに目が離せない。
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