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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第452回『夏の終わりのレクイエム』

2015-08-18 18:12 投稿

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夏の終わりのレクイエム

前回の続き。

“プラントアーミーズ・男子校Ver.”の完成を目指し、スタミナの許す限り降臨ダンジョンに潜って+タマゴ集めに奔走していた夏休み。

「覚醒スサノオノミコトを+297にしたい!!!!」

この熱い思いに突き動かされ、サイクリングに出たときも、家族旅行に行ったときも、そして雷が2回も落ちた実家を呆然と眺めたときも(マジ)、スマホは片時も手放さなかった。

いまだとコインダンジョンで購入できる“ヘラ・ソエル降臨”が、+タマゴの荒稼ぎにピッタリだ。一度潜るだけで最低でも5個、運がよければ7個もの収穫があり、あの“星宝の遺跡”が霞んで見えなくなるほどである。

しかし、それだけの恩恵を受けても、生まれたばかりのモンスターを+297にするのは至難の業であった。まあ、そりゃそうだよな。ちょっと前まで俺は、「え? ぷ、+297??ww そりゃどこの世界のダイヤモンド成金の話ですか??www」なんて思っていた世界なんだから。がんばっているつもりでも、遅々として覚醒スサノオノミコトの+値は増えてくれない。

「さて、どうしたものか……」

頭を抱えながらも、俺は改めて現在のプラントアーミーズのレギュラーメンバーを眺めてみた。

452-1

この中で“絶対的エースとなるのは、リーダーのヴェルダンディだ。彼女なくして、安定したパーティー運用はあり得ないからな。そしてヴィシュヌ、劉備の“6wayコンビ”は、このパーティーの火力を支える“ふたりの四番バッター”のようなものであろう。加えて覚醒スサノオノミコトは、育ちきっていないとはいえ、パーティーの防御を固めるガーディアン候補。“将来有望なキャッチャー”ってところか。彼らはよっぽどのことがない限り、“不動のレギュラー”として活躍してくれるに違いない。

となると……。

遠い目になりながら、俺は小さくつぶやいた。

「この錚々たるメンバーの中に入ると、どうしてもイグニスクーフーリンが見劣りするな……。使いやすいスキルと、木・火属性はありがたいんだけど…………」

ヴェルダンディ、ヴィシュヌ、劉備に+値を振り終えたとき、つぎに目をかけたのは他でもないイグニスクーフーリンだった。その甲斐あって、彼には224もの+が載せられている。とっくの昔にスキルマにしてあるので、もうちょっとがんばれば“ハイパーイグニスクーフーリン”にすることも可能だろう。

「でも……」

俺はひとりごちた。

じつはしばらく前から、使用頻度としてはイグニスクーフーリンよりも覚醒セレスを使うことが多くなっていた。バインドを100パーセント喰らわず、しかもスキル“ソウルキュアー”で味方のバインド状態を3ターンも回復してくれる“ヒーラー”としての使い勝手が抜群によくて、パーティーメンバーとして手放せなくなりつつあったのだ。

「今後、イグニスがレギュラーとして活躍する場面が来るだろうか……? ……いや、きっとないだろうな」

俺の声は、若干濡れていたかもしれない。224もの+値を振ったままモンスターボックスの肥やしにしておくほど、いまのプラントアーミーズに余裕はあるのか……?

「いや……それはあまりにも、もったいなさすぎる……」

俺は考えていた。

覚醒スサノオノミコトに、イグニスクーフーリンを混ぜてしまったらどうだろう……。

と。そうすれば、一足飛びに覚醒スサノオノミコトは強くなる。それに比例してチーム力も、格段に底上げが成されるはずだ。

でも--。

ヘッポコだった時代から苦楽を共にしてきたイグニスクーフーリンとの思い出が、

「バカなこと考えるな!! ずっといっしょにいた仲間を喰わせるのか!?」

そう言って、俺を止める。と同時に、もっと強い想いが込み上げてきて、俺の背中を押してくる。その想いとは--。

「……もっと強くなりたい!」

これだった。昨日よりも、そしていまよりももっと、明日は強くなっていたい……。パズドラを始めてから3年以上経ってようやく辿り着いたこの境地で、戦っていきたいのだ。

そして、俺は決めた。覚醒スサノオノミコトに、イグニスクーフーリンを喰わせることを--。

「でも……!!」

その前に、やらなければならないことがある。俺はモンスターボックスに“碧槍の英雄・クーフーリン”がいることを確認し、まずはこいつをレベルMAXまで育てた。そして、

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進化素材を混ぜ、“大英雄・モアクーフーリン”を作成。……ここまで来れば、俺が何をしようとしているか、わかるでしょう。

「これで最後だ……!」

鋭くそう言った俺は、“最後の進化素材”をモアクーフーリンに喰わせた。

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できたのはもちろん、

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2体目のイグニスクーフーリン!!! レベルも、スキルレベルも育っていない赤ん坊のようなモンスターだが、彼が先代の遺志を継ぎ、必要なときには力を発揮してくれるに違いない。

さあ、先代イグニスの依り代は完成したぞ。もう迷うことなく、合成を実行しよう!

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いざ合成……という段階になって、俺の指は震えた。新型を作ったとはいえ、糟糠の妻のような存在である先代は、合成開始を押した瞬間に消えてしまうのだ。

辛い。やっぱやめようかな……。

そんな弱い気持ちが頭をもたげてきたのと同時に、俺の脳裏にマックスむらいさんの降臨チャレンジのときの様子がフラッシュバックした。むらいさんは毎度のように、その日のダンジョンに勝つためだけに、手塩にかけたモンスターを合成してしまっている……。……それはナゼなのか? 答えは、決まっていた。

「そう…………昨日よりも、もっと強くなるためだ!!」

迷いは吹っ切れた。イグニスよ、長い間ありがとう。新たに覚醒スサノオノミコトの一部となって、俺を支え続けてくれ!!

「ありがとおおおおお!!!!!(涙)」

俺は、合成開始のボタンを押した。

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イグニスクーフーリンと融合した覚醒スサノオノミコトは強大な力を手に入れ、プラントアーミーズは、

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こんなメンツとなった。……強い。間違いなく強力なパーティーとなったが、一抹の寂しさはぬぐうことはできない。

先代イグニスが消える直前から振り出した夕立は、いつしか音を立てる豪雨になっていた--。

おしまい。

大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モ ンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。ファミ通Appでは、“熱血パズドラ部!”を始めとするスマホゲームの執筆活動も行っている。
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