『ゴシックは魔法乙女(ごまおつ)』×『東方幻想エクリプス』コラボイベントが7月18日より開催決定。コラボキャラ博麗霊夢が公開&担当声優のサイン色紙プレゼントキャンペーン開始
2024-06-24 21:35
2015-07-18 12:00 投稿
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ゴシックは魔法乙女 ~さっさと契約しなさい~
2015年4月、スマートフォン向けに配信されたケイブの基本プレイ無料型のシューティングゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』(『ゴ魔乙』)が、スマッシュヒットを見せている。
サービスインから約3ヵ月。
ユーザーにとっては待望とも言える大型アップデートが発表された。おもな内容は以下の通り。
●新章となる5章の追加
●新ショットの追加
●ガチャ排出確率の調整
●ランク上限解放
今回は、このアップデートについて、制作総指揮の池田氏に話を聞いた。
──配信開始から約3ヵ月、まずはひと言、ここまでいかがでしたか?
池田 大変でしたね。本当に大変でした(笑)。やっと配信までこぎ着けたという背景もあったのですが、リリースしてみないとわからないトラブルもたくさんあって。それらの対応を早くしなければいけない、けどつぎにやろうとしている準備も当然ある。あれもこれも「すぐに取り掛からないとまずい!」と(苦笑)。そのバタバタがずっと続いていた状況ですね。
──運営についても大部分は池田さんが見られているのですか?
池田 大方針だけ私のほうで決めて、それを各プランナー陣が具体的に落としこんでいっているような形にしています。細かいところまで全部指示を出しているかというと、そうではないですね。私自身も制作作業がガッツリあったりしますので(笑)。
──そんな苦労もあって、リリースからここまで好評のように思います。ヒットした要因はどこにあったとお考えですか?
池田 非常に客観的に見れば、ジャンル的に競合が少ないのかな? という感じでしょうか。
──でも、逆に難しいジャンルですよね。とくに基本プレイ無料のシューティングで、となると。
池田 そうですね。誰に相談しても、基本は「当てるの難しいよね」という風潮でした(笑)。社内においても慎重派が当然いて、その人たちを論破するのが前例が少ないこともあってとにかく難しかった。ただ、そういった紆余曲折を経ながらも、リリースしてみたら結果的に当初の想定を超えた数字になった、というのが正直な感想としてありますね。
──これまでに『虫姫さま』や『怒首領蜂』など、スマホ向けのシューティングをリリースされていますが、それらと大きな違いはあったのでしょうか?
池田 基本プレイ無料のソーシャルゲームとして、おもしろさと売上を両立させるためのプレイ設計というものをとにかく考えました。売り切りタイプのシューティングは、アーケードからの移植ということもありましたが、あの構成を踏襲するのは継続性やマネタイズの面でちょっと厳しいな……と。また、これを機に難易度の面でかなり割り切ったことをやってみたり、無料ということでより気楽に参加されることを考慮したときに、とにかくわかりやすさを重視したところも大きいな違いですね。
──移植ではなく完全新規タイトルというだけで、かなりの挑戦ですよね。
池田 『デススマイルズ』の世界観を踏襲しているとはいえ、移植のような原作ファンたちが確実に存在するわけでもなく、そういう意味では完全にハズしてしまう可能性もあったので、正直不安はありました。
──そんな不安をよそにセールスも好調。そして、ユーザー待望のアップデートになるわけですが、まずはなぜこのタイミングで?
池田 理由は単純で、リリースからさまざまな対応をしつつ最速で作ってこのタイミングだったという(苦笑)。本当はもっと早く、新しい要素をいろいろと追加したいと思っていたのですが、運営しながらの制作というのはなかなかしんどいですね……。
──とにかく早いですよね、ユーザーの消費スピードというか。
池田 想定はしていたのですがそれ以上ですね。アーケードのときもクリアまでにこれくらいの期間かな? なんて思っていたら「この日数でクリア!?」ということも多々ありましたので、まぁいつものことと言えばいつものことなのですが(笑)。
──それでは、今回のアップデート内容についてお聞かせいただけますか?
池田 いま公開されている4章の先、5章が追加されます。
──ステージとストーリーが新たに?
池田 はい。敵の配置もすべて新しく作っていますので、「またこれか……」みたいなことは多分ないかなと(苦笑)。それとはまた別に、イベント用の敵の配置とかも別個に増産しています。
──個人的な印象なのですが、ステージデザインはほぼすべて池田さんが作られているのかなと……。実際のところは?
池田 今回の5章と、イベント用の敵の配置までは全部私が作っています。
──ああ、やっぱりそうなんですね(笑)。
池田 それとは別に、今回新たなショット形態をご用意しております。
──集中と拡散どちらにも?
池田 そうですね。
池田 基本方針として、使いやすくて強いショットほど高レアリティの使い魔に割り当てるようなバランス設計をしています。今回追加した新ショットは、上位レアリティ向けに制作しましたので、「新しいけど微妙なショットだな……」ということはおそらくないと思います。「これは楽しいぞ!」と、言っていただけるくらいのものは用意したつもりです。
──既存ショットの上方修正といった調整はあるのですか?
池田 そこも考えたのですが……既存のデータを再調整してしまうと、現ユーザー様への影響が大きいので、そこは難しいですね。よかれと思って調整した結果がユーザー様にとって必ずしもいいとは限りませんし、現状のショット間のバランスが崩壊する可能性もあります。ですので、これまでのユーザー様の声や、現状のショットのバランス等を参考にしながら、今回は新しいショットを追加する形にしました。
──それに伴って、使い魔も追加されると。
池田 はい。恐らくキャラクターとしても、性能としても、皆さまに訴求できるものが用意できているかなと思っております。
──ケイブ作品のキャラクターも?
池田 まあ、それはノーコメントで……(笑)。ほかには、プレイヤーランクの上限解放や、ミッションもひと通り追加しています。
──いちばん注目の内容は?
池田 新ショットや5章の追加はゲーム的な部分ですが、じつはいちばんはガチャに関してですね。多数のお客様から「★5の確率が死ぬほど低すぎる!」というご意見を多数頂戴しておりましたので、今回のアップデートによってガチャを大幅リニューアルし、排出確率についても改善しておりますので、ぜひ一度お試しいただければと思います。
──ここでまずひとつアップデートがあって、そのさらにその先の展望を聞かせてください。
池田 具体的なことはまだあまりお教えできないのですが……いまよりもさらにキャラクターに愛着を持っていただくための新システムを導入しようと考えています。シューティングでここまでキャラクターにフォーカスするんだ! と思っていただけるようなものです。それ以外にもさまざまな機能追加含めていろいろと準備していますので、ご期待ください。
──今後どのくらいの頻度でアップデートを?
池田 年内に向けて何回かは実施する予定です。それに向けてチーム一同一生懸命作業はしているのですが、それでも追いつかないときは、「精神と作業集中の部屋in盛岡」に篭って作業する予定です(苦笑)。
──そんなたいへんな時期だとは思いますけども……最後に読者へひと言お願いします。
池田 現ユーザー様の方々には、大変お待たせいたしました! 追加要素をぜひ体験してください。また、もしもこれを機に始めていただける方がいらっしゃるならば、シューティングゲームの爽快さなど、楽しい部分だけを触りとして遊べるようなゲームになっていますので、そこだけでも触れてもらえたら嬉しいですね。
それと、7月下旬から大型アップデート記念イベントを弩ッカ~ン!といきますので、夏休み含めて遊び倒してください。
──期待しています!
ケイブのお家芸であるシューティングゲームを基本プレイ無料のソーシャルゲームという形に見事に落とし込んだ『ゴ魔乙』。
これまでシューティングゲームに触れたことがなかったようなライトユーザーから、筋金入りのシューターをも納得させるレベルデザインが秀逸で、シューティングゲームが持つおもしろさの“本質”をいまも広く伝えている。
インタビュー中の余談にあった「日を追うごとにユーザー全体のプレイヤースキルが上がっている」という池田氏の言葉からも、避けて撃つだけではないその魅力に取り憑かれた人たちが増えているようにも感じられた。
そんなユーザーたちが待ち望んだアップデートは間もなく!
というわけで、最後は今回追加される使い魔のビジュアルを一気にどうぞ。
(編集部 サネシゲ)
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | シューティング |
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メーカー | ケイブ |
公式サイト | https://gomaotsu.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/mahouotome_info |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | (c) 2015 CAVE Interactive CO., LTD. |
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