【個人開発ゲームを斬る】『はねろ!コイキング』の開発チームに“開発秘話”を聞いてみた

2015-07-06 15:34 投稿
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今回ご紹介するゲームは、以前こちらのコーナーでも取り上げた、スキマ時間に楽しめる暇つぶしドット絵RPG『ひまつぶクエスト+』の最新作でございます。
画面に指を置いてるだけで、勇者がどんどんモンスターを倒し、レベルがどんどん上がり、時間がどんどん過ぎていく、やめられない止まらない、そんなお手軽どハマりRPGでございます。
▼ハマった人も多いのでは?
※【個人開発ゲームを斬る】『ひまつぶクエスト+』レベルアップがヤメられない止まらないドット絵RPG
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ゲームを起動すると、“ひまつぶフェアリー”が登場。このフェアリーは、”暇な人”にしか見えないそうです。そんな暇なあなたを、この国の王様が待っているとのこと。
レトロな入力画面でポチポチと名前を登録して、王様のもとへ。
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「ひまなんじゃろ? 魔王を倒しに行け!」
とくに勇者の血なんかをひいているわけではないですが、「暇そうだから」という理由で魔王退治の旅へ。
城から出ると、“かじや”や、“ぼくじょう”などありますが、城の横にある“チュートリアル”と書かれた建物へ。
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“チュートリアル”に入ると、そこはモンスターが巣食うダンジョンでした。ダンジョンの通路を、右か左に移動し、下層への階段を探しましょう。
モンスターと遭遇したら、かまわずそのまま突撃。
殴ったり殴られたりしながら、討伐に成功すると、経験値が入ってレベルアップ。体力が許す限り、突撃しまくって、レベルを上げていきましょう。
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モンスターを倒すと、希にタマゴを落とすことがあります。それを拾うと、孵化し、モンスターが仲間になり、後ろから付いてくるようになります。
モンスターの種類によって、勇者の後方からモンスターを叩いたり、魔法を飛ばしたり、体力を回復したりしてくれます。
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ダンジョンですから、左右に一本道というわけではありません。
道を進んでいくと“扉”があり、これがいわゆる“縦移動”となっております。この“扉システム”のおかげで、ダンジョンの“奥行き”が作られ、ちょっとした迷路を味わえます。
ダンジョンの中には、トラップも用意されており、そのまま突撃すると、ダメージを受けたり、毒などの状態異常になってしまいます。
トラップは、てくてく歩いていると、一定期間半透明になるタイミングがあるので、そこで通過するもよし。体力に余裕があるなら、そのまま気にせず突っ込んでもよし。
ダンジョンに落ちている、“薬草”などの体力回復アイテムを使って、ダンジョンを奥へ奥へ進んでいきましょう。
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階段を見つけ、どんどん奥へ進んでいくと、最終フロアにはお約束のボスが。
チュートリアルだから余裕だろうと、そのまま突っ込むと、殴り合いの末、敢え無く敗北。体力回復アイテムや、MPを消費して発することができる、武器固有のスキルを駆使して、うまく戦う必要があったようです。
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死ぬと“レベル1”から再スタートとなりますが、手に入れたゴールドやアイテムはそのまま引き継げます。
そしていちばん嬉しいのが、“最大HP”もそのまま引き継げます。
つまり死ににくくなると。
私のような、“猪突猛進型”には、とてもありがたいシステムです。王様に「なさけない」というお言葉と、新たな武具を1品もらったら、再びダンジョンへゴー!
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武具は王様にもらうだけではなく、ダンジョンの宝箱や、モンスターを倒すことにより、手に入れることが可能。
武具には、MPを消費して使えるスキル(アクションスキル)や、装備してるだけで発動する固有のスキル(パッシブスキル)がそれぞれ備わっています。
中には、火や水などの“属性”がついているものもあり、モンスターのアンチ属性がついた武具を使い分けると、攻略がググッと楽になります。装備すると、お着替えして見た目も変化しますので、そちらのかわいさや格好よさで選んでしまってもいいかもしれません。
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手に入れた武具は、“かじや”でパワーアップさせることが可能。
裸族になる“はっぱ”など、ネタっぽい武具も、コツコツ育てれればいずれ魔王を倒せる伝説の武具になるかもしれません。また、使っている武具に合わせて、勇者のレベルアップ時のステータスの伸びを変更することが可能。
「僕は戦士タイプ!」
「私は魔法タイプ!」
みたいな自分好みの遊びかたができます。
お手軽にやりたい方は、お手軽に。しっかりやりこみたい方は、しっかりと。どんな人でも、寄ってらっしゃい見てらっしゃいの、とんでもないRPGを開発してしまった”moitititi”さんに、いろいろ聞いてみました。
前作『ひまつぶクエスト+』で、絶対に倒せないように設定しておいたラスボスを倒してしまう猛者が現れだし、そろそろ続編を考えていたころ、スマホのあるローグライクゲームに出会いました。
そのゲームでローグライクの探索・装備ドロップ・アイテムやりくりの楽しさを再認識し、飽き性の自分が珍しく何度も遊んでいたのですが、操作性や戦闘のテンポに面倒さを感じてやめてしまいました。
そこで自分がストレスなく遊べる、テンポのいいローグライクを作ろうと思ったのがキッカケです。
通路を複数に分けることで上下の移動も加わり、よりゲームらしくなりました。
これに伴った操作性の複雑化がどう評価されるか不安でしたが、案外大丈夫なようで安心しました。
ピョンピョンと小気味いい音とともに移動する姿もこだわりのポイントです。
◎ステータスのバランス
『ひまつぶクエスト+』では素早さがないと攻撃が全くヒットしなかったり、かしこさに振らなくてもそれほど困らなかったりと、ステータスの重要度のバランスが微妙でした。
そこでターン制やアクションスキルの導入により全ステータスの重要度が近くなるよう調整しました。
◎装備ドロップ
各ダンジョンで宝箱から出る装備に変化をつけたのと、各モンスターに固有のドロップ装備を設定したことで、目的の装備からダンジョンを選択する楽しみができました。
また、ドロップ装備には個体差があり、同Lvの同装備でも少し威力が違ったり、毒や麻痺などの付加効果がついていたりと、獲得した装備のパラメータをチェックする楽しみもあります。
◎モンスタースキル
敵が前後に並んでいる場合、後衛がスキルで援護攻撃してくるようになりました。
そのため、少しでも被ダメを減らすためには戦い方を工夫することが大事になっています。
また、ペットにも固有スキルがあるのでそれらを考慮してペットを選択する楽しみもあります。
2ヵ月半かかり、ゲームデータの設定がとにかく苦行でした。
武器・防具・モンスターのパラメータをそれぞれの個性を考えながら決めていくのは非常に疲れます。
また、武器(115種)×防具(101種)の組み合わせ“11615通り”をひとつずつ見て、特殊なスキルの発動を検討するのは地獄です。
この設定したゲームデータをテストプレーで試しまくっていると、リリースするころにはもうゲーム自体に飽きてました(笑)。
デバッグ機能を使ってバランス調整をしながら数回クリアした後、本番アプリでひと通りクリアしてリリースします。
リリースするころには開発のモチベーションがほぼ0で、とにかく早くプレーヤーの感想を聞きたいと思っていました。
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左の4つがかわいく描けてるかなと思い、気に入ってます。
右端のが某イカゲームのキャラっぽくしたかったのですが、似てないしかわいくないからボツにしたものです。
武器:115種
防具:101種
モンスター:200種
今後のアップデートでもっと追加します。
ゲームの背景色は時間帯によって変化し、この時間帯によっても属性ボーナス値に変化があります。
4〜6時:早朝(光が少し強く、闇が少し弱い)
6〜9時:朝(光が強く、闇が弱い)
9〜16時:昼(光がとても強く、闇がとても弱い)
16〜18時:夕方(光が少し弱く、少し強い)
18〜23時:夜(光が弱く、闇が強い)
23〜4時:深夜(光がとても弱く、闇がとても強い)
パッシブスキル「朝型」は早朝、朝に強くなります。
パッシブスキル「夜型」は夜、深夜に強くなります。
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「中毒性がある」「本気で遊んでしまう」
などの嬉しいお声を多数頂いている反面、
「これはひまつぶクエストじゃない」「前のほうがよかった」
など、前作の手軽さと比較された厳しいご意見もいただいています。
いまのところ大きなバグもないため、全体的に高評価をいただけていてひと安心です。
前作『ひまつぶクエスト+』は海外の方も結構遊んでくださっていて、DLの75%が海外です。
『ひまつぶダンジョン』はまだ認知されていないのか、ウケてないのかわかりませんが、海外DLは20%程度です。
少し先になりそうですが、確実に今後ダンジョン追加のアップデートを行います。
現バージョンの最後まで到達してしまった方は、やり過ぎて飽きないようにだけお願いいたします。
また、「この組み合わせで特殊スキルが発動しないのはおかしい」「こんなスキルがあると楽しい」などのご意見もいただけると嬉しいです。いただいたレビューはすべて拝見しております。
前作に続き今作も、空いた時間を埋めるどころか、あなたの時間を奪い取ってしまう、恐ろしく中毒性のあるゲームに仕上がっております。
ちょっとだけのつもりでプレイして、バスや電車を乗り過ごさないようにご注意ください!
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■あぷまがどっとねっと (あぷまが) 「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。 ※あぷまがへのアクセスはこちらから |
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