【個人開発ゲームを斬る】絶妙なヒントで最後まで必ず楽しめる脱出ゲーム

2015-05-07 14:57 投稿

『脱出ゲーム LDK ROOM』

image1_1▲リビングダイニングキッチンimage1_2▲このドアを開ければクリア!

今回ご紹介させていただくアプリは、美麗に描かれた部屋から華麗に脱出する『脱出ゲーム LDK ROOM』。


ほどよい難易度と、ほどよいボリューム、そして開発者さん直々のヒント(ネタバレ含む)も用意されているので、誰でも必ず最後までクリアすることが可能となっております。

ステージは

image2_1▲リビングimage2_2▲ダイニング
image3_1▲キッチンimage3_2▲そのたもろもろ

ステージをひとつひとつクリアしていくタイプではなく、東西南北グルッと囲まれた“LDK ROOM”の中を、あっちこっち移動しながら、あっちこっちの謎を解き、最後のドアを開ければおめでとう! となります。

怪しいところを

image4_1▲怪しいところをタップで拡大!image4_2▲アイテムの下からヒントが!?

遊びかたはいわゆる定番の脱出ゲーム。

怪しいところをタップすると拡大され、取れそうなものをタップすると、アイテム欄に。そのアイテムを選択した状態で、怪しいところをタップすると、さらに新しい謎が、という流れ。

image5_1▲アイテムをタップで拡大!image5_2▲ココにはまりそう!?

手に入れたアイテムを2回タップすると拡大されます。

ここでもう一度タップすると、アイテムの角度が変わったり、またアイテム同士を合成したりという、ちょっと難易度の高い仕様は、今作では採用されておりません。

ですので、難易度は比較的で低めで、謎解き初心者に優しい設計となっています。

この謎にやられた

image6_1▲目に見えるものを疑え!image6_2▲燃え盛る火を凝視せよ!

脱出ゲームを紹介させていただくときは、どこまで見せていいのか、いつも気を使います。

「この謎にやられた!」というのものを、ピックアップして紹介させていただきます。

シンクに描かれた“矢印”
明らかに何かのヒントなんですが、これをこのまま信じてはいけません。

そして、“ガスコンロ”
火をつけて何かを溶かすのですが、それだけではありません。

image7_1▲マークの意味するものは?image7_2▲最後の難関!

電池を手に入れたり、なんだかんだ苦労して起動することに成功した、とある電子器具。

やっと何かが手に入るのかと思いきや、画面に出てきたのは、新たな謎でした。

そして、壁に用意された、最後の難関。ここまでは割とすんなりこれますが、ここはかなり頭を悩ませます。

攻略サイトも用意

image8_1▲攻略サイト直結だから検索いらず!image8_2▲僕でも開けられた!

脱出ゲームに悩んで、解きかたをネットで検索した人も多いのではないでしょうか。

『LDK ROOM』には、アプリの中に開発者さんが用意した、攻略サイトへのリンクが用意されております。

開発者さん直々に用意しているだけあって、

“絶妙なヒントだけ欲しい人用”
“もうネタバレしちゃってもいいから教えてほしい人用”

の2種類が用意されている、至れり尽せりの仕様となっております。

そんな心やさしき開発者の“Daisuke Suzuki”さんに、いろいろ聞いてみました。

Q1.前回紹介させていただいた『脱出ゲーム 100 Dreams』は、ステージクリア型でした。今回は、部屋を移動するタイプなのですが、何か狙いがあるのでしょうか?

難易度やボリューム、演出具合等、どこまで受け入れられるのかな、という点で色々試してみたいなと思い、『OFFICE ROOM』(前作) や『LDK ROOM』(今作) の制作に至りました。

Q2.制作期間はどれぐらいですか? 苦労した点はどこでしょうか?

制作期間は1ヵ月位です。
特徴のない部屋だったので、ゲームボリュームをどう上げていこうかなと散々悩みました。

Q3.謎を考えるのは大変だと思うんですが、どんな感じで作られてますか?

本当大変ですよね。自分の場合は2通りで、まず汎用的な謎解きを考え部屋に合わせてカスタマイズするやりかたと、部屋に取りあえず物を置いてみて、それを謎解きに結び付ける方法です。

Q4.苦労して生み出した今作の謎の中で「これは会心の出来だ!」という部分は?

謎解き自体ではないのですが、“室内のガスコンロの火を点けるところ”や、“水回りの演出と音の組み合わせ”が好きです。

Q5.ヒントへのリンクが用意されているんですが、これはどういう狙いでしょうか? 結構なプレイヤーが見に行ってる感じでしょうか?

ユーザ視点では、攻略情報入手の手間の軽減や、確実な情報を得られる点ですね。
開発者視点では、謎解きの意味や意図を正確に伝え納得してもらえるほか、広告・別アプリの露出もでき、いろいろ可能性を感じているからです。
DL数とPV数を比べると、アプリ内にボタンがあるからか、多くの方が気軽に何度も訪れていただいているようです。

Q6.私もたくさん利用させていただきました! リリース後の反響などはいかがですか?

「簡単で楽しかった」という意見を多くいただいていますが、「もっとボリュームがほしい」という声も多いですね。
それでも皆さん角がない優しいレビューが多く、精神的に助かっています(笑)

Q7.優しいレビューがいちばん! 美しいグラフィックなのでファンも多いと思いますが、次回作も脱出ゲームでしょうか? もしよければ次回作のお知らせや画像をお願いします!

現在学校を舞台にした脱出ゲームを制作中です。
OFFICE や LDK のシンプルさっぱり系とは違った、雰囲気を大事にした作風に挑戦していますので、お楽しみに!
(画像は制作中のもので、変更になる場合があります)

image9_1image9_2

Q8.最後に何かひと言、御願いします!

Daisuke Suzuki の次回作にご期待ください!

最後の難関も、決して理不尽な謎ではなく、開発者さんの用意したヒントを読んで、なるほどと気持ちよくクリアすることができました。

スカッと脱出したいときには、『LDK ROOM』をぜひ遊んでみてください!

■あぷまがどっとねっと
(あぷまが)

「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。


※あぷまがへのアクセスはこちらから

脱出ゲーム LDK ROOM

メーカー
Daisuke Suzuki
価格
無料
対応機種
iPhone、iPod touch、iPad、iOS 6.0 以上 Android 2.3 以上

この記事のタグ

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

関連記事

この記事に関連した記事一覧

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧