【新作】世界で人気のミニチュアゲーム『ウォーハンマー40,000』はスマホでも戦略性バツグン

2015-05-02 10:00 投稿

遊べば遊ぶほど奥の深さを知るゲーム

AppStore内に、なにやら見かけたことのある『Warhammer 40,000: Space Wolf』というタイトルを発見。『Warhammer 40,000』シリーズは、日本でこそあまり知名度は高くないが、海外ゲーマーの間ではメジャーなTPS。もとはミニチュアゲーム(駒を使って盤上で戦争をシミュレーションする遊び)なのだが、SF世界を舞台としたハードな世界観が人気を呼び、ビデオゲーム業界にも進んできたというものだ。はたして、このタイトルはミニチュアゲームになっているのか? はたまたTPSになっているのか? さっそくプレイ。

ph001
ph002

結論から述べてしまうと、本作はマスを移動して敵を倒していく戦略シミュレーションゲーム。ミニチュアゲームに非常に近しいゲームデザインになっている。ターン制のストラテジーゲームではあるが、行動にカードを使用したり、ターンがユニットごとに設定されていたりと、なかなかに複雑。

前述の通り、ユニットは行動カードまたは装備カードを消費することで動いていくのだが、カードごとにコストが設けられており、そのコストが溜まれば溜まるほど次回行動までのターン数が増えていく。ただ、個性的なのがユニットを移動させたときに、ユニットの向きを指定するという点だ。

ph003
ph004
ph005

ユニットは、向いている方向にしか攻撃ができないので、移動から続けて攻撃に移りたいときは、ちゃんと敵のほうを向いて止まらなくてはならない。この辺もミニチュアゲームらしく出来ており、デジタルゲームになれてしまった今、逆に新鮮。

ph006
ph007

行動、移動、装備を決めるカードはデッキとして組むことができ、そこから戦略を立てることも可能。遠距離攻撃をベースに戦略を組み立てるのか、はたまた比較的近・中距離での戦闘を想定しデッキを組むのか。それによっても戦闘のスタイルは大きく変化する。

ph008

ルールがちょっと複雑だが、慣れてしまえばトランプのようにサクサクっと遊べるようになっているので、非常にグッド!! しかし、求められる戦略の緻密さはトランプとは比較にならないほど高度なので、かなり奥が深いゲームとなっている。TRPGやタクティクス系のゲームが好きな人ならどっぷりハマれると思うので、ぜひ一度プレイしてもらいたい。

Warhammer 40,000: Space Wolf

ジャンル
シミュレーション
メーカー
HeroCraft Ltd.
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧