箱庭系一族繁栄ゲーム『未来家系図 つぐme』で家督を巡った血みどろの争い……にはなりません(笑)

2015-04-14 13:00 投稿

俺の屍を……的なほんわかゲーム

タイトル画面1.2.0

スマホゲームで十分な市民権を得た感のある箱庭系の街育成ゲームに一風変わったタイトルがあるという噂を聞いて遊んでみたのが『未来家系図 つぐme』だ。

じつはこのタイトル、『ポケットキングダム』や『ゆるロボ』の開発で知られるプレイネクストがドコモとタッグを組んで開発したということで、”かわいさ”に関してはかなりツボをついた作品になっている。しかし、注目したいのはそこではない。なんと本作は、キャラクターをつぎつぎと代替わりさせて、領地だけでなく一族も繁栄させていくというゲームなのだ。

建物を増やして生産しまくろう

ゲームはプレイヤーがとある没落した一族の当主として任命されるところから始まる。

B
▲子は生まれる家を選ぶことはできない。やるっきゃないのだ。

一族といっても残っているのはプレイヤーのみなので、領地を繁栄させながら一族を増やして家柄を上げていこう。

C
▲最初はなんと“貧家”! 結婚して子どもを育ててまずは“庶民”を目指すのだ。(なんか悲しい……w)

とはいえ繁栄の道は険しい。まずは自宅近くに畑を作り、そこで農作物を育てていこう。そうしたらつぎは収穫した農作物を使って生産物(パンとか)を作る。地道な作業が明日の繁栄につながるというわけだ。

D
▲住人の横の数字は体力を示している。この数字の分だけ連続で行動できるのだ。住民の下のウサギと亀のメーターは知力。賢いほど仕事が早いぞ。
E
▲農作物は仕事をさせる人を選んだら、スワイプすれば体力のぶんだけ同じ作物を植えてくれる便利仕様。このへんの操作性はよくできていて○。
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▲家柄が上がり領地も広がると、こんなに賑やかな領地を作ることもできるぞ。

そして一族をつなげていく

領地の拡張と並行して進めたいのが結婚だ。結婚はほかの領地へ遊びに行ったときに気に入った相手に申し込んだり、教会でお見合いをすることで行える。その住人の好みによっては断られることもあるが、あきらめずに相手を探そう。住人が結婚相手候補を”仲のいい友だち”と言って連れてくることもあるぞ。

仲の良い友達を連れてきた
▲勝手に結婚相手候補を連れてくることも。見た目が変だったり能力の高い逸材もいるが、これはNPCなので気軽に結婚を申し込もう。
F
▲自分からプロポーズするほかに、結婚を申し込まれることも。受けた場合はその住民はいなくなってしまうので、よく考えて決断しよう。
G
▲結婚が成功してしばらくすると子どもが生まれる。さらに子どもが成長すれば、いろいろな作業に従事してもらうことができるので、領地の繁栄にもつながるというわけだ。

このように、本作ではドンドン子どもを作り、一族を増やしていくことが目的のひとつであるため、最初のプレイヤーキャラクターは年をとると引退してしまう。悲しみにくれる暇はまったくなく、新たに当主を任命して、また新たな世代で一族を増やしていこう。

H
▲いわゆるハイスペックな住人は何度も世代を重ねていかないと出現しない。できるだけ能力の高いパートナーと結婚したいものだが、格差婚はなかなか成功しないのは現実と同じだ(笑)。

通常の箱庭系シミュレーションと比べると、“結婚”や“代替わり”といったイベントが多く起こるためマンネリ化せず楽しめるのは本作ならではのポイントだ。筆者は一族が途絶えそうになるピンチを迎えたりもしたが、ようやく安定して栄えてきた。(結婚できない男性陣が続々と高齢化していったのには震えたw)

I

昨今の箱庭系ゲームの中には侵略系と呼ばれる、わりと殺伐としたテーマのものも多くなっているが、本作はひたすら”ほのぼの”としている。”競争にはもうつかれた……”という人は本作をプレイしてみてはいかがだろうか。

未来家系図 つぐme 

ジャンル
一族繁栄シミューレション
メーカー
NTTドコモ/プレイネクストジャパン
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 7.0 以上(iPhone 4S 以降、iPad 第4 世代以降、iPod touch 第5 世代以降) Android 4.0 以上 ※一部端末、タブレットを除く

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