【個人開発ゲームを斬る】『わたしの動物園』笑顔を集めるほっこり系動物園経営ゲーム

2015-02-24 15:55 投稿

ほっこり癒し系

「犬や猫を飼いたいけど、環境の問題など諸々あって飼えない!」

と、日々お嘆きの読者様も多いと思います。

そんな方向けに犬や猫を飼った気持ちになれるアプリが多数リリースされていますが、それならいっそのこと、動物園を経営してみませんか?

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▲トラだって飼えちゃう
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▲お客さんがイッパイ


今回ご紹介する『わたしの動物園』は、動物園の経営を体験できる放置ゲーム。

好きな動物を配置し、お客様を呼び、動物園を笑顔でイッパイにするのが目標です。

あなたは飼育員

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▲さっそくドアがお出迎え
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▲とりあえず40

舞台はオープン直前の動物園。

あなたは、小さい頃からの夢が叶って飼育員になった、ピチピチのルーキーです。

動物園にはまだ動物が1体もいないので、先輩の指導を仰ぎながら、まずは1体配置してみましょう。広大な動物園を指でスワイプし、動物が配置できるポイントになると、画面下に“動物の影絵”が表示されます。

そちらをポチッと。

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▲まずはインコ
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▲インコ、飛ぶ!

空いているスペースに、アイテム“星”を使って、動物を配置することが可能。初めの1体は心やさしき先輩のおかげで、星の消費“0”でオッケー。

とりあえず”インコ”を配置。

配置するとインコの1枚絵がドンっと置かれるだけではなく、ちょこちょこと動き回ります。

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▲ラブリーなゾウさん
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▲トラさん、やる気なし

2体目以降は星を消費して、各所に配置。ゾウさんやトラさんを無難に設置してみました。

配置した動物をタップすると、“ハートレベル”が上がり、“ご機嫌”な状態が多くなります。どうやら“機嫌”がいいほど、いろんなアクションをしてくれるようです。

1日1回タップしてスキンシップしたり、ボーと見つめ続けると“ハート”が増えて、機嫌がいい状態を長く保てます。

ある程度動物が揃って

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▲招待状送付
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▲人気スポット

ある程度動物が揃って、それらしくなってきたので、いよいよオープンとなりました。

まずは、近所の幼稚園に招待状を送ってみました。

しばらくすると子どもたちが来園し、好きな動物の檻の前に集まります。全体マップ上で“ニコチャンマーク”が表示されている場所が、人気のスポット。

そこをタップ。

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▲ワイワイガヤガヤ
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▲幼稚園児ゲットだぜ!

インコの檻の前に集まっている、園児と先生。

「インコってそんなに珍しい?」

という気持ちを抱きつつ、子どもたちをスワイプで回収すると、動物園のレベルが上がり、さまざまなイベントが発生するようになります。また、回収した子どもたちは“来園者名簿”に記録され、その総数によって“星”がボーナスとして支給されます。

集めた星を使って

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▲人気者パンダ
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▲笹食ってる場合じゃねえ!

集めた星を使って、新たな動物を配置。

動物によって、星の消費数が変わってきます。

人気者のパンダは最高レベルの“5つ星”。

星の少ない動物を先に増やすか、人気者を先に配置するか、それはあなた次第。

星を消費して、特別に“エサ”を与えることができます。エサを与えると、ハートのレベルが1ポイントアップ。さらに少しのあいだだけ、来園者を回収したときのポイントがアップします。

動物園レベルが上がると

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▲カキカキシュッシュ
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▲大学生はこれしか読んでいないらしい

動物園のレベルが上がっていくと、いろんなイベントが発生します。

“シニアデー”でご年配の方の来園が増えたり、イケてる情報誌“スポット”に掲載され、大学生たちのデートスポットになったりします。それらの来園者から星をもらって、また新たな動物を配置。それをくり返して動物の種類を増やしていきます。

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▲レッサーパンダはやっぱり立ちます
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▲ニコチャンマークが溢れる園内

お客さんに喜んでもらって、星を貰い、それを使って動物を増やす。お金のヤリトリを、星で表現しているんですよね。そこがなんとも“ドロドロしさ”がなくて、いい雰囲気をかもしだしています。

そんなほのぼのとした素敵なアプリを作成した“albatrus”さんに、まったりと聞いてみました。

Q1.『わたしの動物園』を作ろうと思ったきっかけは?

ちょうど1年前ぐらい前なのですが、偶然、動物園を訪れる機会がありました。
動物園に行くのは、幼稚園の時以来だったのですが、いろいろな動物を見るのがすごくおもしろかったのです。
理由はわからないのですが、動く動物を見ると、テンションが上がり、とても興奮したのです。
そこで、私が体験をした「動物を見る楽しさ」をゲームで表現できないかと考えて、“動物園”をアプリの題材にしました。

Q2.制作期間はどれぐらいですか? 苦労した点など教えてください!

制作期間は去年の7月から作り始めたので、約半年かかりました。
苦労した点は、動物の画像やマップなど、アプリで利用をする素材を作成するのが大変でした。
とくに“キリン”“シマウマ”“トラ”の模様や、マップに配置をしている檻などの装飾をがんばって作りました。

Q3.ここはこだわった! ここはぜひ見てもらいたい! というアピールポイントは?

●アピール1
動物の動きに注目をしてほしいです。
動物に関しては、アニメーションのパターンが複数あるのですが、動物との“好感度”を上げていくと活発に動くようになります。
この部分、結構時間をかけてアニメーションの動きを考えました。

●アピール2
このアプリでは“演出”が派手に見えるように工夫をしました。
これまでに開発をしてきたアプリに関しては、この部分があまり表現できていなかったので、“Flash”(動画作成ツール)で作成をしたエフェクトを表示できるようにしました。
利用している部分は少ないのですが、“レベルが上がった時”など、ゲームの節目節目がわかりやすくなるように使っています。

Q4.動物の絵は何を参考にしましたか? やっぱり動物園に通いましたか?

動物の絵は、ネットや動物図鑑、そして実際の動物園に行って、撮ってきた写真を参考にしました。
動物園には計5回、上野動物園、井の頭公園、多摩動物園、横浜ズーラシア、天王寺動物園に取材に行きました。
とくに多摩動物園の園内がとてもよかったので、アプリ内のマップや背景などの参考にしています。

Q5.東京! 横浜! 大阪! 動物ってだいたいどれぐらいの数用意されていますか?

動物は現在のバージョン(1.x)で32種類登場します。
この種類に関しては、バージョンアップで動物のエリアを増やす予定をしており、最終的には40種類以上配置できるようになります。

Q6.泣く泣くボツになった動物画像などありますか?

よくネットで貼られている「笹食ってる場合じゃねえ!」というパンダの画像があるのですが、これのアニメーションを作成していました。
結構時間をかけて作ったのですが、よくよく考えると使う場面がなかったの実装しませんでした。(涙

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Q7.バージョンアップでは、どんなところが解放とか追加される予定ですか?

バージョンアップでは、爬虫類/夜行性動物/昆虫、3つのエリアに動物を配置できるようにします。
今のところ、各エリア3~5種類の動物を配置できるようにする予定です。

Q8.最後に何かひと言、よろしくお願いします!

先ほど述べたように、今後バージョンアップをして動物やイベントを追加していく予定です。
1回目の追加バージョンアップは3月を予定していますので、こちらをお楽しみにお待ちください!
また、このアプリを気に入っていただけたなら、ぜひ近くの動物園に行って、実物の動物を見てほしいです。
生の動物を見るのは、きっとゲームと同じくらい楽しいと思いますよ。

こんなにほっこりする経営ゲームは初めてです。
敵のお城を攻めたり攻められたりして、資源を奪い合うゲームもいいですが、たまにはまったりと動物に癒されてみてはいかがでしょうか?

■あぷまがどっとねっと
(あぷまが)

「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。


※あぷまがへのアクセスはこちらから

わたしの動物園

メーカー
albatrus.com
配信日
配信中
価格
無料(有料アイテムあり)
対応機種
iPhone、iPod touch、iPad、iOS7.0以上 Android 3.2 以上

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