KLabが人気海外ドラマ『glee』のゲーム開発ライセンスを獲得

2014-11-13 16:15 投稿

『ラブライブ!スクフェス』のノウハウを活かした音楽ゲームの開発に着手

KLabは、 Fox Digital Entertainment, Inc.(以下、FDE社)とライセンス契約を締結した。この契約により、KLabは人気海外ドラマ『glee』(グリー)の音楽ゲームをスマートフォン向けに開発し、全世界で配信することを明らかにした。

本ゲームは『glee』の新作”シーズン6″に合わせて配信となる予定だ。

glee_m

本作は『glee』の世界観とそのキャラクターや楽曲、そしてストーリーなど、『glee』という作品の魅力を活かしつつ、KLabがブシロードと共同で開発・提供するリズムアクションゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(※1)で培った技術とノウハウを発揮した音楽ゲームになる予定だという。

(※1)『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』はアジア全域でヒットしており、App Storeトップセールスでは、日本2位、韓国4位、台湾(繁体字)5位、中国(簡体字版)は20位を記録している。

プレスリリースによると、本契約締結を受け、KLabの代表取締役社長 CEOである真田哲弥氏は、「ゲーム化に適したIPとは、単に知名度があるだけではなく、烈々なコアユーザーが存在し、そのコミュニティにリーチできることと、ゲームシステムにマッチしていることが重要だと考えています。『glee』はまさにその条件にマッチした最高の作品だと思っています。 当社は2012年より積極的にゲームのグローバル配信を行うと同時に、世界中で人気のあるIPの獲得に力を入れてきました。世界中で人気のあるIPと言えば、ハリウッドに辿り着きます。この度、そのハリウッドの中でも最大手グループのひとつである20世紀FOXグループ FDE社と契約できたことを喜ばしく思います。今後も、20世紀FOXグループをはじめ、ハリウッドのIPの獲得に力を入れ、世界に通用するゲームを配信してきたいと思います」 とコメントしている。

また、FDEヴァイスプレジデントオブモバイルのリック・フィリップス氏は、 「『glee』というすばらしい世界観が、スマートフォンゲームを通じ今後も長きに渡って世界中の「glee」ファンに楽しんでもらえることを嬉しく思います。KLabとの提携により、登場人物を中心とした音楽ゲームを開発することは理想的であり、非常に楽しみでなりません」と述べている。

『glee』とは?

『glee』とは、米国の架空の学校で合唱部を中心に描かれる、人気ミュージックコメディドラマ。

プロのダンサーやミュージシャン、ブロードウェイでの舞台経験などを持つ実力派のキャストたちが、 1930年代~90年代のスタンダードから最新のヒットソング、著名なミュージカルナンバーなど、毎回幅広いジャンルから名曲をカバーするパフォーマンスが見どころのひとつとなっている。

2009年の放送開始直後より評論家からの称賛と熱狂的な『glee』ファン層を背景に、米国で権威あるゴールデングローブ賞やピーボディ賞、エミー賞を受賞。

さらにグラミー賞2部門へのノミネート、プラチナアルバム1本とゴールドアルバム5本に加え、CDの全世界累計販売で1300万枚を突破している。

デジタル音楽配信においても5300万ダウンロードを達成しており、ふたつのコンサートツアーが完売するなど、『glee』のブームは一気に加速し、全米で社会現象を巻き起こした。
日本においても、2011年4月からNHK BSプレミアムで放送され話題となっている。

© 2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
“Twentieth Century Fox”, “Fox” and their associated logos are the property of Twentieth Century Fox Film Corporation and are used under license.

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧