【朝刊】Dirty Loopsに会ってきた(マジで)

2014-10-21 08:00 投稿

【担当者のヒトコト】

これまで“超個人的な趣味”で朝刊上にて紹介してきた、スウェーデン発の3ピースバンド“Dirty Loops”(ダーティ・ループス)

なんか色々あって(経緯は省略!w)、先日発売されたニューアルバム『ダーティ・ループス~コンプリート・エディション』のプロモーションで来日していたメンバーにインタビューをしてきちゃいました!

ふだんならば通常記事で取り扱うところなのですが、今回はこれまでの経緯も踏まえて、僭越ながら僕の朝刊でその模様をお届けしちゃいます!

さっそくインタビューに入りたいところではありますが、彼らのことを知らない方もいるかもしれないので、まずは3人のプロフィールを紹介しておきたいと思います。ちなみにガッツリインタビュー記事となっているので、記事まとめを先にご覧になりたい方は、下記のリンクからチェックしてください!

※記事まとめを見る

Dirty Loopsとは?

Dirty Loopsは、ジョナ(Vo.Key)ヘンリック(Ba)アーロン(Dr.)の3人からなる3ピースバンド。ポップス、ジャズ、フュージョン、クラシック、エレクトロなど多方面の音楽的エッセンスを吸収し、エレクトロ・ポップ・フュージョンとでも評すべき新たなジャンルを確立した新鋭だ。

さらにメンバー全員がヨーロッパ最古の音楽学校であるソードラ・ラテン音楽学校からスウェーデン王立音楽アカデミーに進学したスーパーエリートなので、その音楽センスの高さは折り紙つき。

そんな彼らの才能を世界が知るきっかけとなったのは、youtube上にアップされた、ジャスティン・ビーバーやアデル、ブリトニー・スピアーズといった著名なアーティストのカバー楽曲を披露している映像だった。

デビュー前であるにもかかわらず、その凄まじいテクニックと新鮮な角度で切り取られたアレンジが瞬く間に話題を呼び、アップした動画の累計ビュー数が2000万を超えるほどに。

ジャスティン・ビーバーの『Baby』のカバー

さらにこれらの映像が、デイヴィッド・フォスター御大(シカゴの『Hard to Say I’m Sorry』やマイケル・ジャクソンの『Earth Song』などのプロデュースを手掛けてきた大物プロデューサー)の目に止まり、フォスター氏の1年間に及ぶアプローチを経て、2013年11月19日にファーストシングル『Hit Me』でメジャーデビュー。

その後ファースト・フルアルバム『Loopified』、過去のカバー楽曲をまとめて収録したミニアルバム『Covers – EP』を続々とリリースしたほか、日本での来日公演も数回に渡って行っている。

メジャーデビューシングル『Hit Me』

エモーショナルな楽曲群の魅力もさることながら、Dirty Loopsの”凄いところ”として個人的に推したいのが、彼らの超絶テクニック。

ベースのヘンリックは、多弦ベースを繊細な指捌きで自らの身体の一部のように操り、ドラムのアーロンは実直で骨のあるドラミングを匠に叩き上げる。そしてボーカル&キーボードのジョナは、高度なテクニックでキーボードを演奏しながらも、美しいハイトーンボイスで聴くものすべてを魅了する。

楽曲を一度聴いた瞬間に虜になってしまった自分ですが、憧れの、しかも海外のアーティストにインタビューをするのなんて初体験。それでも実際にお会いしてみると、皆さんとてもフランクでインタビューにも気さくに答えてくれました。

11月には国内ツアーも控えるDirty Loops。「ここはやはり音楽の話を聞くべきか……」と思っていたのですが、メンバー全員がかなりのゲーム好きとの噂を聞きつけ、ゲームメディアらしく”ゲーム”に関するお話も伺ってきましたよ。

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▲左からヘンリック、ジョナ、アーロン。

――デビュー以前から皆さんのファンだったので、今回こうしてお会いできて本当に光栄です。どうぞよろしくお願いします!

アーロン それは嬉しいね! こちらこそよろしく!

――さっそくですが、先日ベスト版的なアルバム『ダーティ・ループス~コンプリート・エディション』をリリースされ、11月には東名阪でのツアーも決定しています。ツアーへの意気込みなどをお聞かせいいただけますか?

ヘンリック デビュー前から日本のファンの皆さんに支えてもらえたから、こうして来日する機会も得られている。日本のファンには感謝の気持ちでいっぱいだよ。本当にありがとう。

アーロン ほんと嬉しいよね。僕らは(2014年の)4月にビルボードライブ東京でライブをさせてもらっていて。今度のツアーでは、そのとき以上にパワーアップした僕らをみんなに観てもらいたいと思っているよ。

ジョナ (母国の)スウェーデン以外の国でライブをするのも凄く好きなんだけど、その中でも日本が一番好きなんだ。11月のツアーでは、これまで以上に最高のショウを見せられると思うから、ぜひ楽しみにしていてほしいね。

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▲ジョナ(Vo.Key)。

――今回リリースされた『ダーティ・ループス~コンプリート・エディション』のジャケットは、漫画家の荒木飛呂彦先生(代表作『ジョジョの奇妙な冒険』ほか)が手掛けられていますが、これは皆さんがオファーされたのでしょうか?

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▲荒木飛呂彦先生が手掛ける『ダーティ・ループス~コンプリート・エディション』のジャケット。

Dirty Loops一同 もちろん!

ヘンリック 僕は荒木先生のコミックを全部持っているぐらい大ファンなんだ!

――それはすごい! 荒木先生の件もそうですが、こうして来日される機会が増えたことで、日本という存在が皆さんにとっても身近なものになったのではないですか? 

ジョナ ツアーやプローモーションで何度も日本に来て、日本という存在が、自分たちにとってより身近なものに変わっているのは確かだね。それが音楽に現われているかは分からないし、具体的な例を挙げるのも難しい。だけどこれまでの経験で、僕らが生まれ持っていた感性とは違う、日本人らしい物の見方や感性が、自分たちの中に芽生えてきた感じはするよ。

――『Autmatic』(宇多田ヒカルのカバー)やオリジナル楽曲の『SAYONARA LOVE』などは、”日本から受けた影響”をアウトプットしているものだと思っていました。ですが先ほどのお話を踏まえると、それらは異なるアプローチで制作された楽曲になるのでしょうか?

ジョナ 『SAYONARA LOVE』は、日本での経験をもとにして作った作品ではなく、日本の”文化”に対する自分たちの想いを歌った曲なんだ。でも無意識下で日本のワードを歌詞に盛り込んだり、日本人アーティストの楽曲をカバーしたりしている部分もあるから、一概に影響を受けていないとは言えないかな。

アーロン もちろん最近はJ-POPが僕らの音楽に与えている影響は大きいと思う。でも、日本の文化から受けた影響の中では、ゲームミュージックの影響が一番強いかもしれないね。スウェーデンでは日本のゲームが凄く人気で、みんな任天堂やカプコンのゲームを小さい頃からプレイしているんだよ。日本のゲームミュージックは、僕らにとってとても身近な存在だったんだ。

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▲アーロン(Dr.)。

――皆さんかなりゲームがお好きとのことなので、この流れでお好きなゲームについてもお教えいただけますか?

ヘンリック その質問を待っていたよ!(笑)

――ありがとうございます(笑)。ではさっそくジョナからお教えいただけますか?

ジョナ 僕らはゲームが本当に好きなんだ。小さい頃には『スタークラフト2』『ボーダーランズ』『バイオハザード』なんかを兄とよくプレイしたよ。

ヘンリック 僕は『ディアブロ』をかなりやったね。あと最近ではジョナとふたりで『クラッシュ オブ クラン』に夢中なんだ。いまもタウンホールのアップグレードに悪戦苦闘しているよ(笑)

――スマートフォンのゲームもプレイされるのですか?

ジョナ 僕らはツアーなどで移動が多いから、最近は移動中もプレイできるスマートフォンのゲームが多いかな。ちなみに僕のタウンホールはLv6だよ!(笑)

ヘンリック 僕はプレイし始めたばかりだから、まだまだだけどね(笑)。

――それでもガッツリプレイされていて驚きです(笑)。アーロンはどういったゲームがお好きなのでしょうか?

アーロン 僕は『レッドアラート』が大好きなんだ。クラシックなゲームが好きでね、麻雀やけん玉なんかも好きだよ。

――そこまでゲームがお好きならば、”ゲームミュージックが皆さんの音楽に影響を与えている”という言葉にもうなずけますね。

ジョナ 3人とも好きなゲームミュージックがたくさんあるから、自分たちの楽曲にも少なからず影響を及ぼしているとは思うよ。とくに『マリオ』をはじめとする任天堂のゲームは、小さい頃によくプレイしていたからね。

――これだけゲームがお好きなのでしたら、皆さんがゲームミュージックを手掛ける日も近いかもしれませんね。

ジョナ それはとっても素晴らしいことだね! もしゲームミュージックに携われる機会があるなら、ぜひ挑戦してみたいよ!

――その際にはまたインタビューをさせてください(笑)

ヘンリック こちらこそ楽しみにしているよ(笑)

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▲ヘンリック(Ba.)。

――ありがとうございます(笑)。それでは最後に、今回の記事がきっかけで、皆さんのことを知る方もいるかと思います。そうした”新しいファン”の方に向けて、メッセージをいただけますか?

アーロン 僕らの船にようこそ! これに尽きるね(笑) 。まだ僕らを知らない人たちも、ぜひ僕らのジェットコースターにいっしょに乗ってほしい。最高にエキサイティングな体験を皆にお届けするよ!

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▲こんな機会は二度とないと思い、懇願していっしょに写真も撮っていただきました。完全に公私混同ですが、皆さんとてもフレンドリーでますます好きになりました(笑)

※Dirty Loopsの公式サイトはこちらから

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