うろ覚えの記憶はケガのもと! 『FF レコードキーパー』プレイリポート(2)

2014-10-11 00:02 投稿

プレイリポート第2回:原作の必勝パターンでボス戦に勝つ!

スクウェア・エニックスとDeNAによる、iPhone、Android向けのRPG『ファイナルファンタジー レコードキーパー』。歴代シリーズの各作品の世界を舞台に、好きなキャラクターを育てたり、装備やアビリティを集め、強化しながらバトルを楽しむことができる。今回は、ボス戦を中心に序盤戦のプレイリポート(その2)をお届けしよう。


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RPGの華と言えばボス戦である。専用のグラフィックやBGMが用意されたりしている、ゲームのなかでは非常に高待遇な存在であり、それだけに簡単にやられてはもったいないということで強かったりもする。プレイヤーにとっても、強すぎると先に進めないのでムカつくし、逆に弱すぎてもおもしろくないのでムカつくという、デリケートな存在なのである。

『ファイナルファンタジー』シリーズがあれだけ人気を誇ったのも、個性豊かであり、なおかつ絶妙な強さのボス敵が“名物”としてわんさか登場していたというのが理由のひとつだろう。個人的にも、『IV』の“ゴルベーザ四天王”や“メーガス三姉妹”、『V』の“ギルガメッシュ”など、「あいつら、よかったよ……」と、いまでもよく思い出す。キャラクターが“立って”いるし、それぞれきちんと攻略法が用意されていて、それを見つけるのは楽しかったものだ。

本作では、そんな思い出のボス敵たちが、当時の攻撃パターンや弱点はそのままに登場しているのである。ここでは、序盤で出会うことができるボス敵のなかから、個人的に感慨深かったキャラクターベスト5を挙げてみようと思う。

5位 アントリオン(『ファイナルファンタジーIV』)

アントリオンの洞窟で出現。物理攻撃に対して強烈なカウンターを行ってくる、なかなか厄介な敵だ。原作では、セシルの“あんこく”や魔法攻撃を連発するのが攻略法だった。そういえば、ここでもギルバートは何の役にも立たなかったっけ……。

本作でも、主人公やリディア、黒魔道士に魔法系アビリティを装備させて攻撃させるのが必勝パターンになるはずなのだが、ステージクリアーなどで手に入れた“ミスリル”を使って強力なレア武器を手に入れていれば、それを装備させたキャラクターに攻撃させるのもあり。

▲カウンターがけっこう痛いので、物理攻撃に自信がなければ魔法攻撃を中心に戦うといいだろう。

4位 ウイングラプター(『ファイナルファンタジーV』)

最初のダンジョンである風の神殿に出現。ちなみに、原作でもゲーム内最初のボスとして出てくる。一定時間が経つと翼を閉じ、その状態のときに攻撃すると手痛い反撃を食らうという、ユーザーをアクティブタイムバトルに慣れさせるための踏み台的な敵となっていた。

……のだが、本作では通常状態でくり出してくる全体攻撃の“ブレスウィング”の威力もバカにならず、意外に苦戦させられる。調子に乗って“AUTO”モードのままで戦ってしまうと、返り討ちにあうこと間違いなしだ。初心を忘れず、慎重に戦うことが勝利の秘訣といえるだろう。

▲2、3ターンすると翼を閉じ出すので、適当なところでコマンド入力を止めるのがコツ。うっかり入力してしまったら、ほかのキャラクターを防御させて被害を最小限に抑えておきたい。

3位 ????(『ファイナルファンタジーX』)

ビサイド島のボスとして出現する。一定ターンが経過するとくり出してくる“ジャンプ”が少々厄介だが、とくに弱点などもないので、持てる限りの攻撃力でゴリゴリ押していれば勝てる。

正直な話、出現したときは「コイツ誰だっけ……?」と思い出すことができなかったのだが、恥を忍んで友人に聞いてみると、3人目で「キマリだよ!」という答えが。そう、アクの強すぎるほかのキャラクターと比べると、口数が少なく若干影が薄いが、れっきとしたパーティーメンバーのキマリ=ロンゾ君なのである。

????戦は、初見で彼の名前がすぐ出てくるかどうかでその人の『FF』愛がわかる、別の意味でプレイヤーの試練となるバトルなのであった……。

▲原作では、この時点で名乗っていないために“????”と表示されており、本作でもその設定が踏襲されている。「名を名乗れ!」と言ってやりたい!

2位 エアバスター(『ファイナルファンタジーVII』)

伍番魔晄炉で出現するボス。原作ではサイドアタック(挟み撃ち)での戦闘になるうえ、プレジデント神羅が自信満々でくり出してきたわりにはけっこうポンコツで、すぐにターン機能も壊れるため、その真価を発揮される前に倒してしまった人がほとんどのはず。

本作では原作同様、“ビッグボンバー”という強力な技を抱えており、初回戦闘時は打たれ弱い白魔道士や黒魔道士が足手まといになってしまうことも。だがしかし、4発打つと弾切れになり、弱体化してしまうという欠点もそのままなので、防御しておいて弾切れを待ってもあっさり倒すことができる。原作のイメージをそのまま適用してもいい、ほどよい弱さで安心した。

▲とくに弾切れという表示は出ないが、弾切れになるとこの“エナジーボール”を放ってくるようになる。威力はビッグボンバーとくらべてだいぶ下がっているぞ。

1位 カイナッツォ(『ファイナルファンタジーIV』)

バロン城のラスボスで、通称“水のカイナッツォ”。原作ではこいつがバロン王になりすましていたおかげで、主人公のセシルがじつにさまざまな困難に出会うことになる。死んだ後も罠を仕掛けているなど、性格の悪さはシリーズでも屈指。ちなみに、水の四天王だからといっても炎属性は弱点ではなく、むしろ威力が半減してしまうので注意すること。じつは氷属性が弱点なのだ。

本作では、プレイヤーを涙目にさせる強力な全体攻撃“つなみ”さえ阻止すれば、そこまで強敵ではない。“つなみ”は準備状態を経て発動するが、準備状態は雷属性の攻撃を当てれば解除されるので、サンダー持ちをパーティーに入れて、いつでも唱えられるようにしておこう。当時と同じ緊張感が楽しめる、すばらしい敵だった。

▲“防御”状態になると、物理、魔法問わずほとんどの攻撃が通りにくくなるなど、何かと面倒な敵だが、“つなみ”さえ出させなければ大丈夫だ。

今回配信されたのは、各作品の前半戦に登場する“小手調べ”的なボスばかり。まだまだ攻略しがいのあるボスがたくさん控えているはずなので、そいつらが出てくるのが楽しみでならない。そのときまで、攻略法を覚えていられるだろうか……と、年々というか日々退化が進んでいる30代の脳みそが心配ではあるが、心待ちにしているつもりだ。

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ファイナルファンタジー レコードキーパー

ジャンル
RPG
メーカー
スクウェア・エニックス/ディー・エヌ・エー
配信日
配信中
価格
アイテム課金制
対応機種
iOS6.0、Android2.3以上

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