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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第352回『その道は、遥か(その2)』

2014-07-18 20:40 投稿

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その道は、遥か(その2)

前回の続き。

開始数分でオロカな玉砕を遂げた中目黒目黒のことは忘れて、俺はひとりで先に進むことにした。1Fの闇の番人、2Fの王家の狩猟獣・グリフォンは問題なく退けられたので(ダウンバーストには正直ヒヤっとしたがな)、気分は否が応でも高まってくる。そんなイケイケな俺の前に、カワサキのバイクを想起させるメカメカしいあいつ、ウィンドチェイサーが現れた。

このウィンドチェイサーについても、途中までは何の問題もなく立ち回れた。たいしたダメージを負うでもなく、そのくせこちらの攻撃はサクサクに通って、瞬時にHPの半分ほどを削ることに成功する。

「ああ……。こいつも余裕そうではないか……」

そんなことを思った刹那、ウィンドチェイサーが“ヘンなこと”をした。

「チェイスモード」

この瞬間、ヤツの攻撃力が一気に2倍に! 余裕だと思ったのも束の間、予断を許さぬ状況になってしまったようだ。

ここで俺は、ひとつの思案をした。

ウィンドチェイサーの防御力とHPを鑑みるに、キチンとレイラン×レイランのリーダースキルを発動させた上で(攻撃力12.25倍ですな)、そこそこ大きなコンボを叩き込めれば、問答無用で決着をつけることができそうな気がする。でも、俺の拙い腕で確実にそれを実現するには……。

「レイランのスキル“南方七星陣”を使えばほぼ当確……。でも、七星陣はもう1発残っているとはいえ、ここで使ってしまっていいものだろうか……?」

この独り言を聞いていた目黒、しょっぱすぎる枝豆をメンドくさそうに齧りながら、テキトー極まる口調で言った。

「へーきへーき。ダイジョブっすよ。ナニやっても無駄です」

サタンパでの早々の退場により、かなりやさぐれているようだ。

でも、この目黒のひと言により、俺は明らかに背中を押された。

「……そうだな。その後のことは、そのとき考えりゃいいや。まずは、いまのベストをくり出して、1歩でも前に進むことにする!」

俺は、1発目の南方七星陣を放った。

この配置ならばミスるほうが難しく、オーバーキル気味の特大コンボを叩き込んでウィンドチェイサーを撃破。意気揚々と向かった第四宮……じゃなかった4Fには暗黒太陽神・ラーが現れた。いよいよここから、トト&ソティスを護る神々との戦いってわけか!

そんな暗黒太陽神・ラーとの戦いは、意外なほど早く決着がつく。

この日はドロップ運もドロップ操作もなかなか好調で、確実に12.25倍の攻撃を入れることができた。これにより、ほぼ何もさせることなくラーを退けることに成功する。もしもレイランではなく、楽だけど攻撃力が劣るヴィズアースガルのチームで来ていたら……。

「レイランちゃんがリーダーで、ホンッッットによかった!!!」

ひと声叫んでつぎの階に。現れたのは、この女神である。

煌命聖海神・イシスだが、なんだかまたまた中途半端なスクショになってしまっている。これ、じつは理由があって、ここに至るまで俺は「どうせまたツマラナイ結果に終わって、記事もあっさりした報告になるんだろうナ」と思っていて、スクショを撮ることに意識が向いていなかったのだ。でもときたま、「あ、一応撮っておかないと」と思い出してはパシャパシャしていたんだけど、そんな感じだから枚数があまりなく……。今回の記事でスクショがさほど使われていないのは、そういった理由からだったのです。

話がそれた。

順調なドロップ裁きによりイシスもガリガリに削ることができたのだが、彼女は斃れる間際に、女神の所業とはとても思えないヒドイことをやってきたではないか!!

「スキル封じ5ターンきたあああああ!!!!」

なんっっってイヤらしいんだこの女は!!! まるで会社を退職する直前に、折り合いの悪かった同僚のキーボードからエンターキーを引っこ抜いて隠すかのような、地味にボディーに来る嫌がらせ!!!(地味じゃねえな) 俺は悩んだ。このイシスは問題なく倒せそうだが、ちょっとでもターンを消費してから最後のボスのもとへ向かったほうがいいのでは……?

けっきょく、「とりあえず、やれる範囲でやろう」ってんで3ターンほどを消化。スキル封じを1ターン残してイシスを退け、ついに俺はノーコン状態でダンジョンの最奥までやってきた。現れたのはもちろん、このおふた方である。

なるほど……。

トト&ソティスってくらいだから2体出てくるんだろうなとは思っていたが、ホントに2匹できやがった……。なんて卑怯な……。

こっちは6人パーティーだということを棚に上げて、そんなことを思う。このふたりが何をやってくるのかさっぱりわからなかったが、まずはふつうの攻撃を試みた。

12.25倍が入ると、拍子抜けするほどのダメージを与えることができた。そこで俺は、

「よし、試しに南方七星陣を使ってみよう」

ってんで、必殺のスキルを発動させる。ウィンドチェイサーで使った分もすでに回復していたので、気が大きくなっていたのかもしれない。

この攻撃は、ものの見事に成功する。

特大コンボの攻撃が叩き込まれ、そのダメージが反映されたふたり神の残りHPを見た瞬間、いきなり俺の手が震えだした。そして、混乱を極める頭で思考を巡らす。

(え……ちょ……これって…………!!)

その思考が口元まで降りてきて、図らずも声になって飛び出した。

「お、俺…………。……パズドラで初めて、降臨ダンジョンを初見で、ノーコンクリアーしちゃったかも…………!」

目黒が「ぶーっ!」っと、ハイボールを噴き出した。

「えっ!? ま、マジっすか!!? それ、確実なんですか!!?」

俺、焦点の合わない目を目黒に向けたまま、コクンコクンと頷いた。

「う、うん……。……だって、トトもソティスもHPの残りは5分の1以下になってて、それはさっきの南方七星陣の効果を見るに、余裕で削り取れる程度でしかなく……!」

ようやくこのへんで、混乱と現実が衝突したのだろう。俺の身体を熱い何かが駆け巡って、やがて声に……!! 勝利を確信した俺は、ガッツポーズをしながら高々に叫んだ!

「勝った!!! 俺の勝ちだ!!! もう1枚の南方七星陣を使えば、確実にふたり神を屠り去ることができるぞっ!!!」

「うおお……!!」と唸る目黒を尻目に、俺はとどめのひと言を発する。

「煌け!! 南方七星陣っ!!! 俺がこのダンジョンの勝者だあああああ!!!!!」

そして--。

七つの星に導かれたドロップは幾重にもつながり、この日いちばんの強大な攻撃をトト&ソティスに叩き込んだ。結果……!!

やった……!

ホントにやった……!!

降臨ダンジョンで初めて、初見のノーコンクリアーができたんだああああ!!!!

「やったあああああああああああああああ!!!!!!!!」

パズドラを始めてから、早2年3ヶ月--。

ようやく……! 本当にようやく、ひとつの目標を達成することができたよ……。トト&ソティスの難度は降臨ダンジョンの中では高くないのだろうけど(しかも地獄級だしなw)、それでも、ここに到達できた事実は誰に否定されるものでもないはずだ。

……。

…………。

………………ここで終わっていれば、じつに美しかったんだけどサ。

このあと、俺のノーコンクリアーに刺激を受けた目黒がサタンパ以外のパーティーでトト&ソティスに挑み、何回かのコンティニューの末にボスに到達。しばらくしかめっ面でアレコレやっていたのだが、しきりに「あれ……?」、「おっかしいな……」、「なにこいつ……!」とブツブツ言っている。俺はトト&ソティスに対して不審に思ったことは何もなかったので、不思議に思いながら「どしたの?」と尋ねてみる。すると目黒は、暗い顔のままこんなことを言った。

「なんか右側のヤツが、やたらと回復しやがるんですよ……。条件がわからないんですけど……。大塚さん、よく倒せましたね……」

俺、鳩が豆鉄砲を食らったような表情になったと思う。「え?? 回復???」

けっきょく回復のナゾが解けぬまま、根の尽きた目黒はダンジョンから撤退。でも「もう1回やってみます」と言って再度ダンジョンに潜り、何度かのコンティニューを経たのちに最奥までたどり着いた。

そして、衝撃のひと言を発する。

ボス戦が始まってすぐに、目黒はこんなことを言ったのだ……!!

「いま、“4コンボ以下の攻撃で回復”とか出ました!! そっか!! それでぜんぜん削れなかったんだーーー!!! ……ん?? 大塚さん、どうしたんですか??」

(((((;゚Д゚))))))

……俺がノーコンクリアーできたの、ただただ運がよかっただけや……!!!

ソティスのナゾを知ってしまって以来、俺はこのダンジョンをクリアーできなくなりました(苦笑)。

おしまい。

 

大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズなど。ファミ通Appでは、“熱血パズドラ部!”を始めとするスマホゲームの執筆活動も行っている。

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