【消滅都市日記】第1回 ちょっと悪めな大人が大活躍!

2014-06-02 09:00 投稿

5月病解消に打ってつけの爽快アクション!

世の多くの人が毎年5月になるとかかる、不治の病……。そう、5月病だ(※1)。何もやる気が出ない。マズい。本当にマズい。しかし、そんなときはサクサク遊べるゲームでもやって、とりあえず頭を働かせることから始めるべきである。

と、ミリ単位のやる気を何とか出したところで、編集部より「『消滅都市』っていう新作が話題になっているようなので、即プレイ日記書いてよ」という依頼が来た。“渡りに船”とはこのことか。大義名分を得た筆者は、さっそくゲームを始めることにしたのだった。

※1 5月病……筆者は5月だけでなく、1年中発症している。ただのなまけ者と言ってもいい。

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▲※『消滅都市』攻略まとめページはこちら▲

『消滅都市』は、強制横スクロールのアクションゲーム。昭和のファミコン世代なら、『高○名人の冒険島』(※2)のスケボー面を強制スクロールにした感じ、と言えばわかるだろうか。さまざまな障害物を避けながら、属性がついたスフィアを回収し、それを使って敵を倒していくことになる。詳しくは以下の記事を参照してほしい。

※新スタジオ渾身のデビュー作!完全新ジャンル『消滅都市』の全貌に迫る
※杉田智和&花澤香菜が主役を演じる『消滅都市』配信開始!

※2 高橋○人の冒険島……ハドソンから1986年に発売されたアクションゲーム。そのモデルとなった『ワンダーボーイ』を知っている人はかなりのマニア! ちなみに、筆者は少年時代、苦労して全面クリア―したものの、興奮しすぎてコントローラーを引っ張ってフリーズさせてしまい、自身もフリーズしてしまったという苦い思い出を持つ。

序盤は、チュートリアルやストーリー&キャラクター紹介を兼ねたステージがいくつも続く。操作方法については、序盤のうちは2段ジャンプと下段に降りるアクションさえ覚えておけばいいだろう。とくに、下段への降下は使えると使えないとで、チェイン数に大幅な差が出てしまい、10チェインつなぐと発生するボーナスを得づらくなってしまうので、絶対にマスターしておきたいところ。

▲タップするとジャンプ、連続でタップすると2段ジャンプになる。
▲下に向けてスライドすると、下段に降りることができる。すぐ手を離してしまうとジャンプになってしまうので注意。

といっても、アクション自体は、クリアーするだけならかなりカンタン。それでいて、極めようと思ったらいくつもハードルが用意されており、アクション好きな人にもやり応えのあるものとなっている。とくに、アイテム(お守りやトランク[チップ]など)の配置などはかなりいやらしい位置に設定されていて、慣れてもついウッカリ見逃してしまい、「キーッ!!」となってしまう。だが、それがいいのだ。

▲回収したいスフィアによって上段と下段、2択を迫られることもあり、完璧なプレイを目指すためには一瞬の判断が重要となる。

そんなこんなで、ステージを進めていく。有名声優によるボイス(※3)や、ドラマ性がウリとのことだが、キャラクターはかなりいい味を出している。とくに、イラストがいい。リアルすぎでもなく、萌え系でもなく、かといって、最近流行りの万人受けを狙ったような中性的なテイストでもない。個人的には、ちょっと気だるそうな巨乳美人の“リサーチャー”に胸キュン(昭和の死語)である。

※3 杉田智和さんや花澤香菜さんが出演している。

▲ステージの前後には会話イベントが挿入される。ヒロインのユキもカワイイが、主人公タクヤの元カノだというリサーチャー(コードネームである)もイイ! 巨乳+ポニーテール最強説は揺るがないのだ。

もちろん、女子だけではなく、男性キャラクターもおもしろい人物がたくさんいる。小太り、根暗、メガネ、オタク……モテなさそうなスキルをすべて兼ね備えた主人公の親友ギークを始め、協力者たちは皆自分の利益を最優先に考えている(と思われる)、ちょっと悪い大人たちばかり(※4)。むしろ、純粋な正義の味方などひとりもいない。

それだけに、どんな事件が発生してもあーだこーだ言って事態が混乱させる人物もおらず、物語の進行は非常にスムーズなのである。確かに、正義感の強いコがいたら、「お前ら、そんなんでいいのかよ!」とか言って周囲を引き止めたりして、進行が止まっちゃうんだよなぁ。テンポのいい物語作りのコツを思わぬところで学んでしまった

※4 なぜだかシンパシー(親近感)を感じてならない。

▲どう見ても善人面ではないが、頼れる仲間たち……らしい。

序盤はプレイヤーのランクもすぐ上がるので、ステージをプレイするのに必要な“スタミナ”切れを気にすることもなく、サクサクと進められるのだが、さすがに第1章も終盤になると、敵もだんだん強力になっていく。そのためにも、ある程度パーティーを強化しておく必要は出てくる

面倒臭がりに捧げるおすすめキャラピックアップ!

ゲーム中ではチュートリアルもあるし、“お知らせ”にもおすすめキャラクターが紹介されているので、それらにしたがっていればしばらくは問題ないのだが、“お知らせ”さえも読むのが面倒、という人(※5)のために、ここでもおすすめキャラクターを紹介しておこう。

※5 こちらもなぜだかシンパシー(親近感)を感じてならない。

~新人SP アキラ~

【ポイント1】最初はそれほど強くないが、進化をくり返すとかなり強くなる。

【ポイント2】Sレア(★×4)以上になると、味方の火属性タマシイの攻撃力が2倍になるリーダースキルを修得する(初期段階の★×2では1.5倍)

▲新人SP アキラは、進化をくり返せばのちのち頼りになる!

~中学生/女子高生~

【ポイント1】中学生は“三所隠し”(少しのあいだ、トラップや落下のダメージを受けない)。

【ポイント2】女子高生は“魅惑の引力”(少しのあいだ、まわりのスフィアを自動的に引き寄せる)というスキルを持っていて、超便利。

【ポイント3】ちなみに、彼らの名前は属性によって異なるが、スキルは同じ。

▲便利な“三所隠し”を使える中学生。
▲女子高生の“魅惑の引力”があればアクションが苦手な人でも楽にスフィアを集められる。

ミッションと呼ばれる条件を満たしてステージをクリアーするともらえる“フクザワ”を使えば、レアガチャを引くこともできるので、そこで得たレアなタマシイでパーティーを編成すれば、序盤では詰まることはないはず。次回(※6)は、ただ強いタマシイを入れただけではクリアーできなくなるステージの攻略情報なども交えつつお届けしよう。(文:ギャルソン屋城)

※6 なんと、次回があるのだ。

※『消滅都市』公式サイトはこちら

消滅都市

ジャンル
ドラマアクションRPG
メーカー
Wright Flyer Studios
配信日
配信中
価格
アイテム課金制
対応機種
iOS 6.0以上、Android 4.0以上(※一部端末を除く)

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