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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第326回『決意するときなのかもしれない』

2014-05-12 15:31 投稿

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決意するときなのかもしれない

まずは、忙しいアピールをさせていただきます。

先週末は、じつに恐るべきスケジュールだった。

まず前提として、この週は単行本2冊の校了日が設定されていた。すでにアナウンスされている『大塚角満の熱血パズドラ部 改訂版』と、まだ詳細を明かしていない『大塚角満の熱血パズドラ部Z』という2冊のパズドラ関連書籍で、前者は5月22日、後者は5月29日の発売。『改訂版』のほうは既刊本の文庫化なので作者の作業はあまりない……と思いきや、編集担当の中目黒目黒に「書き下ろしで、プランちゃんの誕生秘話を書いてください^^ 8ページ、または16ページでもいいですよ^^^」と言われ、「ひーーーー!」と悲鳴を上げながらカリカリカリ……。そして『熱血パズドラ部Z』のほうは、ニンテンドー3DS用ソフト『パズドラZ』に関する書き下ろしのプレイ日記集なので、「ひゃーーーー!!><」とわめきながらカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ…………と、丸々160ページ分の原稿を書いた。それらを編集、校正して印刷所にぶち込む……という作業を、5月9日の金曜日中にやらなければいけなかったのである。

これだけでも念仏を唱えたくなったのだが、毎週末には週刊ファミ通の巻末コラム“ゲームを読む”の締切がある。何を書くのか決めてあれば30分もあれば片がつくのだが、ネタをイチから考えなきゃいけないとなると作業時間は2倍、3倍に……。加えて5月9日はファミ通のニコ生番組“ファミ通Feat”のプレ放送に出なきゃいけなかったので、夕方までにすべての作業を完了しておく必要があった。

「うーん。これは正直、ムリかもしれんね」

そんなことを考えるもじつはこれですべてではなく、5月10日のパズドラジャパンカップ北海道地区大会に出演するため、金曜の最終便で札幌に行かなければいけなかったという……。しかも、金曜日は全国的に不安定な天気で飛行機が遅れまくり、けっきょく俺が宿泊先のホテルに到着したのは深夜0時過ぎだった。土曜日は早朝から会場入りしなければならないので、速攻でベッドに潜りこんでも5時間程度しか寝られないことになる。

「うーん。これは正直、ムリかもしれんね」

せっかく札幌に来たのにビールの1杯も飲まずに就寝か……とあきらめかけていたが、山本さんを始めとするガンホーの方々がホテルのロビーで待っていてくれ、食事に付き合ってくれた。その優しさに、俺は涙を禁じ得なかった。

で、ここからが今日のコラムの本題だ。

この日は“パズドラ史上最高難度”と噂の“極限ゴッドラッシュ!”の配信日だった。俺が合流したとき、ちょうど山本さんがプライベートのデータでこのダンジョンに挑んでいて、たびたび「ヒャラララ~~~……」というゲームオーバーの音楽と、それにハモるような「ひゃあああ~~~……」という山本さんの断末魔の悲鳴が聞こえていた。

「お、鬼……」

呆然と立ち尽くす山本さんを横目に、俺はこのダンジョンを一般ユーザーがどう捉えているのかをネットでチェックしてみた。早くもノーコンクリアーの報告がなされていて、「すげ……」と息を飲みつついくつかのサイトを覗いてみる。自分のモンスターボックスをさらしている人も多くいて、俺は「ほうほう……」と感心しながら達人たちのデータを見させてもらったのだ。

そんな中に、レギュラーの5体以外まったくモンスターが入っていない極限状態のモンスターボックスがあった。こういったプレイをしている人がいることは知っていたが、実際にモンスターボックスを見ると「ぬおおお……!!」と唸らざるを得ない。すごいな、ホントに。ここまでストイックに遊べるなんて……。

感嘆のため息とともに、俺は無意識につぎのようにつぶやいた。

「この人と同じようにはできないけど……俺がやるとしたら、木属性がらみのモンスター以外はすべて売るか食わせる……ってことか。そうしたときに初めて、真のプラントアーミーズが誕生するのかもしれないなぁ……」

口のまわりに漂っていた言葉を何の気なしに捉え、ポロリと発言してしまっただけ……のつもりだったが、これに先ほどまでうなだれていた山本さんが飛びついた。

「あ!! いいですねそれ!! おもしろい!!w」

俺、仰天してブンブンブンと首を振った。その様子は首がバカになってしまった赤べこか、酔っぱらった獅子舞のようだったかもしれない。

「え、いや、ちょっと待って(苦笑)。なんとなく思っただけで、実際にやるわけないっしょwww」

しかし、この言葉は届かなかったのか、山本さんは目をキラキラと輝かせている。俺は(しまった!)と悟り、全力で否定に入った。

「いやいや、やらねーよ!?(汗) やるわけないでしょそんなこと!! ランク200にもなっていないデータとはいえ、丸2年以上の思い入れがあるんだ!! やらんやらん!! ぜーーーったいやらないーーーー!!!」

山本さんは「ですよねえw 冗談ですよww」と笑ったが、その目はあまりジョーダンを言っているようには見えなかった。

「でも……」

俺は考えた。

まもなくパズドラは“パズドラW”となり、第二の歩みを始める。それが具体的にいつからなのかは知らないが、“2014年春予定”という言を信じれば、俺がプラントアーミーズを標榜してからちょうど2年目くらいのタイミングになるのだろう。

俺の心は、かつてないほどグラグラと揺れている。

大したモンスターはいないけど、1匹1匹に思い入れがあるのだ。そいつらを売ったり、食わせたりすることが本当にできるのだろうか……?

「ちょっと、マジメに考えようかな。……ま、たぶんやらないけどね^^;」

パズドラWの配信まで、保留することにしようか。

……でももしかしたら。

もう俺、決意しちゃってるのかもしれない……。

 

大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズなど。ファミ通Appでは、“熱血パズドラ部!”を始めとするスマホゲームの執筆活動も行っている。

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