【新作】『吉田VS古田3D』あのシュールなゲームが3Dになって帰ってきた

2014-05-09 11:00 投稿

バリバリの2D作品の続編がゴリゴリの3Dに

シュールなiPhoneアプリ『吉田VS古田』シリーズの最新作『吉田VS古田3D』が配信中。価格は無料。

本作は、ピッチャーの吉田を操作して、キャッチャーの古田にボールをキャッチさせて(当てて)ステージをクリアーしていくアクションパズル。ステージが進むごとに吉田と古田のあいだに障害物が増えていき、障害物で組み上げられた足場を投げたボールで崩し、転がり落ちてきた古田にボールを当てるといったシュールな光景が繰り広げられるようになる。これまで真横からの2D視点だったが、本作はタイトル通り全編3Dグラフィックの主観視点に変更された。

▲こちらは元祖『吉田VS古田』のゲーム画面。
▲シリーズ初のUnityで開発され、グリグリ動くようになりました。完全に技術の無駄づか……おっと失礼(笑)。

これまでのシリーズ作では、投げる方向と反対に引っ張って離すという投球方法だったが、主観視点になったために操作方法は少々変更になっている。

▲中央にある“+”が照準。画面をタップすると照準を自由に動かすことができるので、位置を決めたら指を離すとボールを投げる。

押している時間によって投げるボールのスピードが変化する。ちなみに照準はあくまでガイド程度の役割になっており、そのままの場所には飛んでいかない。ボールはある程度の放物線を描いて飛んで行くことを計算して狙いを定めよう。

▲ボールは無限にある。ひとつでも古田に届けばクリアーなので、数撃ちゃ当たる戦法もオススメ。

古田メガネかけてるやん!

初代『吉田VS古田』のステージを3Dにしてみたというステージも多く、シリーズをプレイしていた人にはちょっとうれしい作りになっている。

▲古田が落下して消えていくため一瞬が勝負の初代『吉田VS古田』のステージ7。
▲こちらは『吉田VS古田3D』版のステージ7。クリアー後がシュール過ぎる(笑)。

ちなみに古田の顔がこんなに鮮明に確認できるのはシリーズでも本作だけ! 古田はやっぱりメガネをかけていたということがついに判明したのだ。

▲なにしろいままではこれでしたから。

ステージをクリアーするたびにこの古田のアップ画面が表示される。どこを見ているのかわからない古田と「NicePitch!!」の文字の噛み合わなさがたまらなくシュール。これぞ『吉田VS古田』である。

▲いきなりドンと現れる古田。ちなみにヘルメットを装着しているのはステージ1の古田だけだ。

いい意味でくだらない

正直ゲームとしての完成度やおもしろさはまだ過去作のほうが上かなと感じたが、シュール感はこの『3D』に軍配が上がるのではないだろうか。3Dになったからといって敷居が上がったわけではなく、むしろ気軽にワハハと楽しめるものになっている。また、本作が楽しめるようであればシリーズ作もぜひプレイしてみてほしい。

それにしても、地味な2D画面から一気に3Dグラフィックに進化してしまった本作、次回作では往年の名選手、元ヤクルトの古田捕手のモーションキャプチャーでも取り入れてほしいものだ。(ゲーム中の古田は動かないから意味ないけどw)

吉田VS古田3D

ジャンル
パズル
メーカー
ShinjiMan
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iOS 4.0 以降

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