【注目レビュー】サイコロ振って街を開拓！ 社長の気苦労が半端ない『街コロ』にぞっこん

住民の悩みをサイコロで解決

ようこそ、未来の社長さん。
ここは名もなきとある島国。

『街コロ』でプレイヤーに与えられるのは、都市開発会社の社長という役職と、縦長の不格好な島を開拓する使命。

ほら、よく見てください。
その手にはサイコロが握られているでしょ？

それは住民の悩みを解決する正義のサイコロ。
街の運命がキミの一投に委ねられたのだ。

ちなみに4月23日のバージョンアップで、チャット機能とプレイをより快適にする早送りモードが実装された。画面を長押しするとバトルスピードが大幅にアップ。対戦相手が多いときでも快適に遊べるようになったぞ。また、さまざまなテーマでグループ分けさらたチャットを使えば、全国のプレイヤーと情報交換をすることも可能になった。

それではさっそく生まれ変わった街を舞台に、レッツラぁGO!!

［関連記事］
※【新作】『パンツァードラグーン』の二木幸生氏がディレクターを務める街作りゲーム『街コロ』
※【BitSummit】『パンツァードラグーン』の二木幸生氏が手がける『街コロ』ってどんなゲーム？

［社長職：その１］”住民の声”を聞いて環境を整える

いつだって住民は困っています。
溢れる要望に答えて住みやすい土地を構築するのが社長の努め。

公共施設を建設するだけで解決するものや、悩みを解決する必要があるもの。その詳細が”クリア条件”に書かれてるってわけだ。

なんでもそうだけど言うのは簡単なのです。それを実行する身にもなってほしいわけですが、彼ら住民は不平不満しか言いません。じつに勝手です。

が、そこがまた愛らしい。社長、腕まくりです。

［社長職：その２］サイコロ振って事業を進める

ここからが社長の社長たる存在意義を住民に知らしめる重要な実務。サイコロバトルに勝利することで、さまざまな公共施設の建設権利を得られるってなれば、絶対に負けられない。住民の熱い視線が痛いです！

“住民の声”のなかにはたくさんの被害報告や、悩みが詰まっています。その根源である相手が待ち受けているのがこのビル。

サイコロバトルのルールは簡単で、最終目的である”大事業”をすべてゲットすること。

まずはサイコロを振ってポイントを貯蓄

事業カードを購入して倍率ドン

【ポイント獲得の法則】
・青カード＝自分＆相手が振ったサイコロ目
・緑カード＝自分が振ったサイコロ目
・赤カード＝相手が振ったサイコロ目

この世の中、勝利の鍵はサイコロ運。どんな事業カードを蓄えて大事業を達成すべきか相手の手持ちカードを見極める。社長、一世一代の大勝負に手汗も出ます。いろんなものが溢れてきますね。

開拓ゲームの新機軸に今後も期待

街づくりゲームはこれまでたくさん遊んできましたが、ここまでシンプルかつ遊びの要素が詰まったタイトルは初体験。バトルの勝敗を左右する事業カードにはハイリスク・ハイリターンな駆け引きがあり、必ずしもたくさん持っているほうが有利とも限らない。

ポイントをどう運用するか、どのタイミングで大事業の購入に動くか。たった１回の判断ミスでバトルに負けちゃうこの緊張感をぜひ、みなさんの味わってみてください。

街の運命は社長の手腕（サイコロ）にかかっています。

“左手は添えるだけ”

バスケな彼の教えを胸に秘め今日も住民の声に応え続ける。それではみなさんごきげんよう。とある街の社長による運営日誌でした！

P.N.深津庵

［関連記事］
※【新作】『パンツァードラグーン』の二木幸生氏がディレクターを務める街作りゲーム『街コロ』
※【BitSummit】『パンツァードラグーン』の二木幸生氏が手がける『街コロ』ってどんなゲーム？