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ニコ生の3大コンテンツのひとつ“将棋”の優良アプリを厳選紹介

2014-04-12 13:00 投稿

優良な無料アプリも豊富

いま、将棋がアツい

トッププロが激突するタイトル戦をニコニコ生放送(※1)で中継して毎回10万人規模の来場者を集めたり、2014年3月15日より開幕した“第3回将棋電王戦(※2)”では、先手番、後手番を決める“振り駒”を安倍晋三首相を招聘して華々しく行うなど、さまざまな業界から注目を集めている。

実際に将棋を楽しむユーザーも増えてきており、多彩な将棋アプリがリリースされている。ここでは、その中から注目のアプリを紹介していこう。

※1 ニコニコ生放送では、“将棋”、“アニメ”、“政治”が“3大コンテンツ”として大プッシュされている。

※2 2013年11月に行われた“将棋電王トーナメント”で上位5位に入った将棋ソフト(プログラム)と、現役のプロ棋士5人が対局するエキシビジョンマッチ。最終第5局を待たずして、ソフト側の3勝1敗でチームとしての勝利は決まっており、MVPには日産自動車より“エルグランド”がプレゼントされる。

ニコニコ生放送では第1局~第3局は来場者数30万人超え、第4局はなんと55万人も記録し、注目度の高さを見せつけた。

最大手のブランドに弱い人にオススメ

将棋倶楽部24/基本無料

最初に紹介するのは、『将棋倶楽部24』。PC版では無料対局サイトとして15年以上の歴史を誇る老舗中の老舗で、iOSに引き続きAndroidでのアプリも配信が始まったところ。

老舗だけあって、インターフェースの見やすさはピカイチ。対局が有利になるアイテムなどはなく、純粋に将棋の実力だけを競うことになる。レーティング制を導入しており、実力の近い人を選んで指すことができるうえ、会員数も多いので腕を鍛えたい人にはオススメだ。

しかし、レーティング制は1局ごとに持ち点が増減するので、おもしろいのだがアツくなってしまいがち。とくに筆者のようにカッとなりやすい人は、負けがこむとついつい“アツ続行”してしまって睡眠不足必至となる(※3)ので、注意してほしい。

ダウンロードは無料で、無料会員ならフリー対局が1日1局のみプレイ可能。なお、レーティング対局をするには、会員権を購入して会員登録をする必要がある。

※3 そして、だいたい負けを取り返せないまま終わる。

▲実力勝負(ソフト指しは頻繁に摘発されているらしい)なうえ、持ち時間も30秒の早指しから30分の長考まで幅広く用意されている。純粋に将棋だけを楽しみたい人には最適な1本。

勝負に“待った”あり、初心者向け

将棋アプリ 将皇/基本無料

続いては、初心者向けのお手軽無料ソフトとしてオススメの『将棋アプリ 将皇』(Android版のみのリリース)。

こちらはコンピューターとの対局(強さを5段階から選べる)と、毎日更新される詰将棋(1手~11手詰)をプレイすることができる。特徴は、完全無料であることと、コンピューターの強さがほどよく弱いこと。初心者~アマチュア初段くらいまでなら、自然な感じで楽しめるはず。

ちなみに、“待った”機能も搭載されている。コンピューターが相手なので、某法廷バトルアドベンチャー(※4)のように遠慮せず「待った!」を連発できるのがうれしい(笑)。さらに初心者向けにアレンジされた『将棋アプリ 将皇(入門編)』もある。

※4 残念ながら、将棋では「異議あり!」と言っても誰も助けてくれない

▲ほどよく弱いコンピューター、そして“待ったあり”。級位者にとって、これほど楽しい条件はないと言える。
▲毎日更新される“実践詰将棋”。初心者向けの1手詰から上級者向けの9~11手詰まで、難易度は4段階用意されている。

ガンガン指したい人にオススメ

将棋ウォーズ/基本無料

将棋がある程度指せる人(2、3級~段位者)にオススメなのが『将棋ウォーズ』

“将棋=地味”という、かなりの人が持っているであろうイメージを覆すド派手な演出が斬新な作品だ。この作品には、将棋プログラム日本一を決める“将棋電王トーナメント”で優勝した『Ponanza(ポナンザ)』が5手自動で指してくれるお助け要素“棋神”も搭載されている。

プロ四段にも勝利した実力は本物で、本当に強い。これが1回100WP(ウォーズポイント、1WP=100円相当)で呼べると思うとズルい気もするが、5手しか指してくれないのでコストパフォーマンスは微妙だ。しかし、一度使うと依存症になってしまいそうになるほど強い。困ったものだ

また、本作は無料で1日3局まで、WPを購入して会員権を手に入れる(30日350WP~)と無制限で指すことができる。

本作では“切れ負け”という、持ち時間を使い切ったら即負けになるルールが採用されているのがおもしろい。どれだけ局面が有利だろうが、時間切れになったらアウトなのである。とくに最短の“3分切れ負け”では、相手よりも時間との戦いになることがほとんどで、残り時間とのスリリングな戦いが楽しめる。

ただし、初心者の修行にはあまり向かないので、これから将棋を覚えようという人は、ある程度実力を蓄えてから挑戦するといい。筆者は町道場で初段(※5)だが、ここでは上位の級位者によくボコボコにされている。ネット将棋の段級は、現実よりも2クラス以上強いというが、それ以上なのではないかと疑っている。

ちなみに、Ponanzaは電王戦最終局、2014年4月12日の9時30分にコンピューター側の大将として登場し、屋敷伸之九段と対局することになっている。

※5 この記事を書き始めたときは二段だったのだが、わずか数日のあいだに8連敗して降段した。悲しい。その後も2勝7敗で、つぎ負けると1級に陥落の危機を迎えている。ヤバイ。

▲特定の戦型を指すと、おもしろイラスト&ボイスが出て盛り上げてくれる。“パンツを脱ぐ”(穴熊から桂馬が跳ねたときに出る)といった衝撃の演出も。
▲“棋神”を使うと5手(その間に相手も4手指すので実質9手)自動で進めてくれる。ハッキリ言って強い。しかも、チケットを持っていれば誰でも使えるうえ、相手が使っていてもわからない。弱い相手が急に強くなったら、これを使ったと考えよう。

大人こそハマる子ども向けゲーム

どうぶつしょうぎ/Android版は99円、iOS版は100円

お子さまにもオススメなアプリが『どうぶつしょうぎ』

女流棋士の北尾まどかさんが考案し、爆発的なヒットを記録したゲームで、9×9の将棋盤を大きく簡略化した3×4の小さな盤と、“ライオン”、“ぞう”、“きりん”、“ひよこ”の4種類の駒を使って遊ぶ。

盤面が狭いので、駆け引きというよりはパズルゲームのような感覚で楽しめるのが特徴だ。基本的に対コンピューター戦を楽しむアプリなのだが、家族や友だちを登録して対戦をすることも可能だ。

本作は子ども向けに作られたゲームなのだが、『ポケモン』や『イナズマイレブン』のように、その親のほうがハマってしまうパターンが非常に多いと言われている。筆者は、子どももいない(つか、嫁どころか友だちもいない)くせにハマっている。

▲ほのぼのとしたイラスト、音楽、そしてシンプル極まりないルール(各駒はドットが打ってある方向だけ動ける)。これが意外に奥深く、いい大人がハマってしまうのである(※6)。

※6 本当は子どもと指すべきなのだが、子どもはすぐ強くなるうえ、負けると悔しいのでできれば大人どうしで遊びたい。

羽生善治が好きな人へ

i羽生将棋/500円

今回紹介しているほかのアプリ同様、こちらも日本将棋連盟推薦の将棋アプリである。羽生善治氏(※7)の名前を冠しており、タイトルこそ『i羽生将棋』だが、Android版もリリースされたので安心してほしい。

内容は、入門者向けのルール解説から、初心者向けのコンピューター対局、羽生善治氏の実際の対局をテーマに指し手を予想する“着手予想”など、かなり充実している。

とくに“着手予想”では、正解、不正解によって羽生氏の「正解です」、「不正解です」のボイス(高レベルな棒読みなのはご愛嬌)を聞くことができるうえ、羽生氏が勝った対局を満喫できるので、羽生ファンは大喜びすること間違いない。某ニコ生番組でも言っていたように、マンモスオススメである。

※7 将棋を知らない人でも何となく名前は知っている、将棋界のスーパースター。1996年に全7タイトルを独占し、25歳で史上初の“七冠王”に輝く。43歳のいまも、将棋界のトップに君臨している生ける伝説(2014年3月25日時点で王位、王座、棋聖の三冠)。

▲“着手予想”ではところどころ解説が入り、いい勉強になる。駒組みの段階から予想させるのはいかがなものかと思うのだが、それはそれでおもしろい。

本当に強くなりたい人へ

詰将棋パラダイス/基本無料

最後に紹介するのは、詰将棋の老舗中の老舗『詰将棋パラダイス』

無料でプレイでき、しかも作品数が非常に多く、いい練習になる。将棋では、“詰み”が見えるかどうか(チャンスが見えているかどうか)で終盤に圧倒的な差が出てしまうので、詰将棋はもっとも重要な練習方法なのである。

地味なうえに慣れるまでわかりづらいのだが、3手詰、5手詰がパッと見えるだけで、大駒1枚ぶん(※8)実力が変わってくると言っても過言ではない。この無料アプリを利用しない手はないだろう。相手がいないときや、移動中のヒマつぶしにも適しているうえ、ガマンしてこそ実力がつくということをも教えてくれる良アプリなのだ。

※8 飛車、もしくは角のことを“大駒(おおごま)”という。王将のつぎに重要とされる、非常に強力な駒を指す。

▲簡単な問題から解いていくことになるので、実力も付くし一石二鳥。

将棋の対局を最大限に楽しみたいなら、タッチ間違えを防ぐためにもタブレット+タッチペンを使うのが定跡。タッチペンは、スマートフォンの場合でもあると便利だ。また、ここで紹介した各アプリは、どれも広告メールなどが入ってくる心配もないので、安心して遊べるぞ。

なお、ニコ生などの将棋中継は、5級くらいの実力でいくつか定跡(※9)を覚えておけばより楽しめる。これらのアプリで上達を目指してみてはいかがだろうか。

※9 矢倉、角換わり、横歩取り、そしてゴキゲン中飛車あたりがプロの対局ではよく出てくる。

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