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Unityの次世代バージョン”Unity 5″はモバイル広告でも真価を発揮する

2014-03-19 20:07 投稿

スマートフォンゲーム業界にも革新の種を撒く

Unity Technologiesは、サンフランシスコで開催中のGame Developers Conference(GDC)のデベロッパーデイに、マルチプラットフォーム向け統合開発環境“Unity”の次世代バージョンである“Unity 5”を発表した。

その高い汎用性から、スマートフォンゲーム市場においても高い人気を誇るUnity。今回発表された次世代バージョン”Unity 5″には、リアルタイムライティングシステム”Enlighten”“物理ベースシェーダー”といった大規模なアップデートが含まれ、キャラクター、環境、ライティング、エフェクトなどを高品質でレンダリングする能力が備えられているのが特徴となる。

また、モバイル分野の観点で特筆すべきは、Unity Cloud 広告シェアリングネットワークを搭載している点だろう。これによって、広告ユニットを異なるデベロッパー間で交換することができるため、相互プロモーションがより円滑に進められるようになる。

そのほか、新しい統合シェーダーアーキテクチャー、エディター内のリアルタイムライトマッププレビュー、そして改良されたアセットバンドル機能により、ワークフローの効率が飛躍的に向上している。

さらに Unity のプラットフォーム対応にWebGLが加わったことで、事実上ほぼ全ての主要なプラットフォームで出力できるようになった。

Unity 5 の新機能や改良点

(以下、リリースより抜粋)

物理ベースシェーダー

Unity 5には新しいビルトイン物理ベースシェーダーシステムが搭載されます。新しいシェーダーは、ありとあらゆるライティング条件の下で、実在する多種多様なマ テリアルをカバーできるように設計されており、さらにはアートパイプラインから UI に至るまで、ワークフローが大幅に改善されています。

またUnity 5には完全なディファードシェーディングおよびベイクした反射プローブが導入されており、環境に基づくリアルな鏡面ハイライトを再現できます。

Enlighten によるリアルタイム グローバル イルミネーション

Geomerics 社と提携して、リアルタイムグローバルイルミネーション技術”Enlighten”をUnity 5 に搭載しました。Enlighten は 現行のPC、家庭用ゲーム機およびモバイル機のゲーム向けに完全なダイナミック ライティングを提供できるよう最適化された、唯一のリアルタイムグローバルイルミネーション技術です。

Enlightenの技術により、ライトのアニメーション、マテリアルのエミッシブ特性、環境光のコントロールがリアルタイムで可能になりました。また”Enlighten”のリアルタイムテクノロジーによってワークフローも大幅に改善されており、アーティストやデザイナーはUnity 5のエディターを使って、どんなスタイルのゲームでもリアルで説得力のあるビジュアルを制作できるようになりました。

リアルタイムのライトマッププレビュー

Imagination Technologies 社との提携によって同社の画期的な PowerVR Ray Tracing テクノロジーを搭載した Unity 5 は、開発プラットフォームとしては業界に先駆けて、エディター内にリアルタイムライトマッププレビュー機能を実装しました。

この機能を使うことでエディター上に正確なグローバルイルミネーション用ライトマップのプレビューを瞬時に表示することができ、完成版のゲームでどう見えるかを確認しながら調整できます。

このテクノロジーにより、アーティストは最終的なライトマップのアップデートとベイクを行いながら、環境のイテレーションと改良を並行して続けることができ、シーンのビジュアル調整に必要な時間を劇的に短縮できます。

オーディオの刷新

Unity のオーディオパイプラインは全面的に刷新され、より効率的で柔軟になりました。リニューアルの過程で最初に導入された重要機能はオーディオミキサーで、非常に複雑なリアルタイムのリルートやエフェクトシナリオに対応するよう設計されています。デザイナーはミキサー設定のスナップショットを作ることができるので、ゲーム中にシーンに合わせてサウンドのミキサー設定をダイナミックに遷移させることができます。

 

WebGL アドオン早期アクセス

Mozilla社との協力により、WebGL と asm.js が Unityのサポート対象に加わりました。デベロッパーは Unity 5.0のリリースと同時に WebGLアドオンへの早期アクセスが可能となり、対応する最新のブラウザを使用することによって、プラグインなしに実行できるインタラクティブ作品を制作できるようになります。GDC に参加されている皆さまは、UnityブースにてWebGLで動作するMadfinger Gamesの”Dead Trigger 2″をご体験いただけます。

Unity Cloud

Unity 5 では、相互プロモーションネットワーク”Unity Cloud”が開始されます。これはモバイルゲームのデベロッパーが、ゲーム上で全画面のスプラッシュ広告を表示させたり、広告ユニットを他のUnityデベロッパーと交換することが可能なもので、総計で5億インストールを超えるモバイルゲームの相乗効果を無料でご利用になれます。

さらに Unity 5では、その他にも数多くの追加や改良が実施されます。

・Unityはついに64 bitに
・さらなるマルチスレッド化を実現するジョブスケジューラー
・NVIDIA PhysX 3.3
・アセットバンドル作成がより簡単になり、逐次的な作成を可能に
・新しい 2D 物理 エフェクター
・SpeedTreeとの統合
・NavMesh の改善
・Mecanimステートマシンビヘイビア
・ローディングの最適化
・その他、多数の改善ポイント

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