
【BitSummit】Mutations Studioの新作『WORLD WAR TITAN FRONT LINE』はゲーマーの心をくすぐる”ガチのインディーゲーム”だった
2014-03-07 18:00 投稿
新たな時代の幕開けと言っても過言ではない
※画面は開発中のものです。
桑田一生氏が新たな動きを見せた。
同氏は自らが代表取締役を務める“Mutations Studio”を設立以降、独立後初のタイトルとしては斜め上をいき過ぎている『にしこくん 瓦RUN!』。GMOと手を組んで開発されたタクティカルRPG『流線系エンカウンター』。往年のダンジョンRPGを彷彿とさせる『蒸気演算』など順当にタイトルをリリースしている。
そのいずれもが大きなインパクトを我々に残してきたが、先日発表された新作『WORLD WAR TITAN FRONT LINE』のビジュアルをはじめて見たとき、それらを凌駕する圧倒的な存在感を感じた。
グロテスクな様相でありながらも心惹かれる“巨人”、ガスマスクをつけたユニークな姿の“人間”、それらすべてが昨今のスマートフォンゲーム市場で配信されているものとは一線を画していたからだ。また、ありそうでなかったスマートフォンゲームでMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)型のリアルタイムストラテジーをやっているというのも興味をそそる。
そんな今作が現在開催中のインディーゲームサミット”BitSummit MMXIV”にプレイアブル出展されているのは既報のとおり。
本作の概要をいちはやく入手したい記者は、会場に到着後すぐにMutations Studioのブースへ足を運びゲームをプレイしてきた。この記事ではそのリポートをお届けしよう。
リアルタイムストラテジーでありながらひと味もふた味も違うゲーム性
ゲームシステムという観点で本作最大の特徴は、前述したMOBA型のリアルタイムストラテジーゲームになっている点だろう。
『にゃんこ大戦争』を代表する多くのリアルタイムストラテジーゲームの場合、プレイヤーは複数のキャラクターを操作して敵の本拠地を破壊する。しかし、本作のようなMOBA型のリアルタイムストラテジーゲームでは、プレイヤーが使用するキャラクターは一体だけとなる。つまり複数のプレイヤーが集まり、協力することで軍勢を作って敵の本拠地を叩くことになるのだ。
会場で入手した情報によると、本作の世界観は第一次世界大戦当時をイメージして作られているのだとか。
ゲーム内の世界では三国に分かれて生活をしている”人間”と異形の”巨人”たちが存在する。彼らはともに干渉することなく生活をしてきたが、三ヶ国間での争いが激化する中で、人類は巨人を利用して敵国を制圧しようと試みたのだという。
プレイヤーは人間側の兵士となり、自軍の仲間(他プレイヤー)と一体の巨人を率いて敵国の本拠地を破壊することが目的となる。
この”巨人”の存在がまた一風変わったシステムになっており、巨人は味方ではなく、あくまで自立した存在になっているのだ。敵国の巨人を倒し、本拠地も破壊してプレイヤーを勝利に導いてくれることもあれば、同じ軍のプレイヤーを攻撃してくることもあるのだとか。
ちなみに、この魅力的な巨人たちのイラストは、『GOEMON』、『バイオハザード ディジェネレーション』など日本の特撮映画を代表する特殊メイク、造形、デザインアーティストの百武氏が担当。
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細かいゲームシステムは後述するとして、まずはBitSummit MMXIVの会場で初公開となった本作のプレイムービーを見てもらいたい。
なお、会場の通信状況の都合で映像内では複数のキャラクターをひとりで操作しているが、実際は各キャラクターをそれぞれ別のプレイヤーが操作して戦うことになるのでご了承いただきたい。
広大なフィールドでのバトル
戦いの舞台は奥行きのある3ラインで構成された広大なフィールド。その両サイドに自軍と敵軍の本拠地が建っている。この本拠地を破壊したほうが勝者となる仕組みだ。
WORLD WAR TITAN FRONT LINE
- メーカー
- Mutations Studio
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