【超熱血パズドラ部】第1492回:ブライダルガチャの結果は
2024-07-16 11:25
2014-02-24 16:58 投稿
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パズル&ドラゴンズ
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「300回も書いたことだし、しばらくは“充電期間”ってことで、熱血パズドラ部は休載しよう」
パズドラ2周年記念生放送を終え、身内数人とささやかな打ち上げをしたあと、俺はちょっと酔った頭でそんなことを考えていた。マックスむらいさんの神がかったプレイを間近で見、激しく感動して、「俺のユルいやり取りは、もうこのへんでいいのかもしれんなぁ」という想いに至ったからだ。
「パズドラも、“パズドラW”という新たな名称でリニューアルされるしな」
パズドラがパズドラWになることと、俺がブログをサボ……じゃなかった休載することはぜんぜん関係ないのだが、ここまで続けてきたものを“やめる”と判断するには、それ相応のきっかけが必要なのだ。何かのせいにしないと、ストレスが大きすぎて心が潰れそうになるからな。
(なるべく早く、目黒に伝えよう)
一夜明けた金曜日の午前中。スマホをいじくりながら、そんな決意をする。けっきょく朝4時過ぎの帰宅になってしまったため「もういいや遅刻で……」と開き直り、ふとんの中でゴロゴロしていたときのことだ。
とくに何をするでもなくスマホを触っているうち、俺はほぼ無意識にパズドラを起動していた。2年に及ぶプレイでしみ込んだ習慣が、勝手にそうさせたようだった。
そんなパズドラのタイトル画面を見ながら、俺はあることを思い出す。
「あ、そうだ。生放送で村井さんが挑戦していた、ヘラ・ベオークがまだいるんだった」
2月20日の夜に突如降臨した“木ヘラ”ことヘラ・ベオークは、22日の夜までスペシャルダンジョンに居座っていた。降臨ダンジョンらしく難度は地獄級と超地獄級で、以前の俺だったら「……もうちょっと寝かせてから考えよう」ってんで、けっきょく初挑戦は半年後の5回目の降臨のとき……なんてことになっていたと思う。
でも今回は、心の模様が少々違った。
「やってみようかな」
そう思ったのである。
こんな心境になったもっとも大きな理由は、マックスむらいさんのプレイだったと思う。彼が170万人を超える視聴者の前でヘラ・ベオークに挑戦したときにパーティーにいたメンバーは、ノーブルクーフーリンをリーダーにした“バランスパ”と呼ばれる軍団だった。じつは俺も最近、ノーブルクーフーリンが完成したことに気を良くして、木属性のバランスタイプを中心に集めたパーティーを作ったばかり。しかもこれが目からウロコの使いやすさで、「新生・プラントアーミーズは、こいつらを中心にやっていこう」と誓ったところだったのである。
村井さんは初見のダンジョンにあのパーティーで挑み、3回コンティニューしただけで見事にクリアーしていた。
「もしかしたら、俺も……」
ひとりのおっさんパズドラーにそう思わせただけでも、村井さんの挑戦は意義深いことだったのだ。
俺はスマホをちょっとだけ強く握り直し、“ヘラ・ベオーク降臨!”の地獄級をタップした。と同時に、魔法石のストックに目をやる。このとき、手元にあったのはたったの5個だ。
“たったの”と書いたが、これは来る2周年記念ゴッドフェスで1回でもいいからレアガチャを回せるよう、必死になって集めた大事な大事な5個だった。できることなら、1個たりとも使いたくはない。でもいまの俺の実力で、ヘラ・ベオークをノーコンクリアーできるとはとてもじゃないけど思えない。
いままでの俺だったらこの段階で、「ゴッドフェスは最強のネタの宝庫だ。参加しないわけにはいかない!! 木ヘラは半年後でもいいや。サイナラー」という選択肢を選んでいたに違いない。でもこの日は、まったくそんなことは考えなかった。
「楽しみにしていたゴッドフェスだけど、今回はあきらめよう。ヘラ・ベオークに、すべてをぶつけるんだ」
虎の子の魔法石5個は、ヘラ・ベオークにくれてやるつもりだった。いやもちろん、使わなくて済むならそれに越したことはないんだけど、まあそれだけの覚悟をした、ということですね。もしもそれで足らず、万策尽きてしまったら、大塚角満はそこまでの実力だったということだ。
「このダンジョンに、いまの俺のすべてを置いてこよう」
そして俺は、ノーブルクーフーリンをリーダーにしたパーティーで“創樹妃 地獄級”に潜っていった。
短いけど、キリがいいので次回に続きます。
大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman
大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中 ※ゲームを“読む!”はこちら※大塚角満のブログ (Ameba) |
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