「なぞって収穫、料理で交流」Amebaのパズルゲーム『なぞってピグキッチン』

2013-11-26 16:30 投稿

新感覚コミュニケーションパズルゲーム

『なぞってピグキッチン』はアバターコミュニティサービス『アメーバピグ』のアバターで遊べるなぞりパズルゲームだ。パズルで遊ぶことが食材の収穫に結びついていて、その食材で“料理”を作る。お店(キッチン)に“料理”を並べれば、キャラクターやほかのプレイヤーに食べてもらうこともできるし、クエストと呼ばれる課題に挑戦して、新たな食材やレシピを集めるやり込み要素も充実している。これまでのパズルゲームにはない、人と人とがつながるコミュニケーションがあるのだ。

ちなみに、ゲームを始めるにはアメーバIDが必要だが、GoogleやFacebook、twitterなどのアカウントでも遊べる。

※ゲームを始めるなら、本作の公式サイトから

まずはパズルで食材を収穫! ほっこりとした世界観に癒されまくり!

プレーヤーの分身である主人公がピグ村という、のどかな村に引っ越してくるところから物語は始まる。2等身のキャラクターたちが暮らすピグ村には不思議な温かみがあり、時間の流れが現実とは違っているように感じられる。主人公の目的は、ここに理想のキッチンを開くこと。最初は余所者の来訪に戸惑っている住人も、主人公がお題をこなしていくことで、段々と心を開いてくれるようになるぞ。住人が出してくるクエストには特定の食材を手に入れる、特定の“料理”を作る、特定の“料理”をお店に並べるなどさまざまだが、すべての基本となるのが収穫だ。

▲ピグ村には個性豊かな住人が暮らしていて、クエストをこなしていくと彼らとの会話が発生する。

収穫はパズルを使って行う。盤面は牧場や農場そのものとなっていて、パズルピースに描かれた“牛”や“にわとり”を消していくことが収穫となり、食材を入手できるのだ。いわゆるなぞりパズルになっていて、タテ、ヨコ、ナナメに3つ以上同じパズルピースが連なっていたら収穫のチャンスというわけ。まずは難しく考えずに、ひと筆書きの要領でパズルピースをなぞってみよう。パズルに挑戦するには“スタミナ”を消費するので、一度の挑戦でできるだけ多くの収穫を狙いたいところ。

▲これがパズル画面。一筆書きの基点にしたいパズルピースに指を置くと、同じ種類のパズルピースだけが表示される。
▲右上の“にわとり”を基点に、左下までグッと一筆書きできた!

上の画像では、なぞった15匹の“にわとり”を盤面から消すことができた。とはいえ、“にわとり”15匹がそのまま手に入るわけではない。手に入るのは消したパズルピースが象徴する素材で、個数も換算ルールに従って決まる。例では「ニワトリ8匹につきタマゴ1個」という換算ルールだったので、ニワトリを15匹消すことで“たまご”がひとつ手に入ったわけだ。もう1匹消せたらよかったのだが……。

ちなみに、パズルピースが消えることでできた隙間には、上からパズルピースがスライドする形で埋まっていく。最初はバラバラに散っていてなぞれなかったパズルピースも、考えて消していけば隣接するので、なぞれるようになる。パズルごとになぞれる回数は決まっている。決められたターンでどれだけ多くのパズルピースを消せるかどうかが、食材の獲得につながっていくぞ。

また、一度のパズルで5回までと制限はあるが、“どうぐ”を使ってパズルを有利に進めることもできる。効果は「特定の素材をすべて収穫する」「3ターン延長する」「収穫数が2倍になる」など、“どうぐ”によってさまざま。

▲“にわとり(たまご)用のベル”を使ってみた。すると、いくつかのパズルピースが光り輝き……。
▲“にわとり”に変換された! そして、一気になぞって26匹の大収穫に成功!!

一度に多くのパズルピースを消すと、とても気持ちがいい。“道具”を上手に使いこなせば、盤面をフル活用した夢の6×6=36枚消しも理論上は可能。“どうぐ”はクエストの報酬になっていることもあれば、ログインボーナスとしてもらえることもある。また、後述する“料理”によっても入手可能だ。

パズルを助けてくれるのは“どうぐ”だけではない。パズルを選ぶときに、ほかのプレーヤーのアバターを“助っ人”として選択できるのだ。“助っ人”はパズル中に1回だけ、いくつかのパズルピースを収穫してくれる。収穫する数は“ともだちパワー”によって増減するようだ。デメリットはないので、忘れずに使うようにしたい。“ともだちパワー”は同じアバターを何度も“助っ人”に選ぶことで上がっていくから、“パズとも”申請を出して交流を深めるといいだろう。

そうそう! パズルをするときには是非BGMをオンにしてほしい。これが牧歌的で、とっても癒される。また、パズルピースをなぞるたびにドレミファソラシド……と順繰りに音が鳴っていく演出も癒し効果が高い! 会社やバイト上がりの電車で遊べば、荒んだ心が和むこと間違いなしだ。ただし、電車の中ではイヤホンを使おうね。

“料理”や“もようがえ”、“きせかえ”で自分好みのキッチンに!

“料理”をするには、“レシピ”とゲーム内通貨の“パズー”、そして、“レシピ”に含まれる食材が必要だ。“レシピ”はゲームの進行やレベルアップで手に入るため、クエストやパズルをこなしていれば自然と集まっていくだろう。“パズー”の入手もパズルが基本だが、“料理”を食べてもらったり、後述する“もようがえ”アイテムや“きせかえ”アイテムを“リサイクル”することでも入手できる。何かと有用なので、ガツガツ稼ぎたいところだ。

“料理”自体はメニュー画面から作る個数を選ぶだけですぐに完成するのだが、お店に並べてから食べてもらうまでには時間が必要だ。“料理”ごとに決められた時間が経過すれば食べてもらったことになり、“どうぐ”や“パズー”が手に入る。

▲レシピブック“はじめての料理”から“ホットミルク”、“メレンゲ”、“はちみつキャンディー”を作り、お店に並べてみた。
▲このように、ピグ村の住人(プレイヤー含む)がお客さんとして“料理”を食べてくれる。

自分がピグ村の住人のお店に“おでかけ”することもできるぞ。ひとつのお店では一日一食しか食べられないが、複数のお店をハシゴすれば、たくさんの“料理”を食べることができる。“料理”を食べれば“スタミナ”を回復できるが、“スプーン”を消費するので無制限に食べ続けることはできない。“スプーン”はパズルをすれば手に入る。

▲プレーヤーだけでなく、キャラクターのお店に“おでかけ”して“料理”を食べることもできるぞ。

さて、上の画像は左がプレイヤーの、右がキャラクターのお店なのだが、デザインや大きさが違っていることにお気付きだろうか。どちらも先ほどお見せした筆者のお店とは比べ物にならない、オシャレなものになっている。そう、お店の“もようがえ”が、このゲームの醍醐味なのである。

▲“もようがえ”アイテムは“ショップ”で販売している。“窓”、“ドア”、“植物”など豊富なジャンルが魅力だ。配置するときには回転させることもできる。
▲“ショップ”では「アメーバピグ」の“コイン”を使った買い物も可能だ。

さらに、この手のゲームでは定番の“きせかえ”も完備している。“きせかえ”アイテムはクエストで入手することができたが、もしかするとほかの入手経路があるのかもしれない。例えば、メニューにはガチャのアイコンがあるのだが、現在は開催していないようだ。今後のバージョンアップによっては、期間限定の“きせかえ”アイテムが登場するかもしれない! あくまで予想なので、悪しからず……。

▲“トップス”、“ボトムス”、“あたま”、“くつ”、“その他”と細かく分類された“きせかえ”。“もようがえ”と合わせて、個性をアピールしていこう

最初から個性を発揮したコーディネートにするのは難しいかもしれないが、ゲームを進めていけば新たな“レシピ”や“パズー”が集まり、自分好みのものを揃えられるようになるはずだ。また、パズルの種類が増えれば新たな食材も手に入る。こうして、ピグ村での自由度はどんどん高まっていくのだ。

▲農場のパズルには牧場で手に入らなかった野菜が登場。しかし、畑に“スプーン”が落ちている図はなかなかシュールだ。

このゲームにはアースカラーが多く使われているので、目にも優しい。灰色のビル街で働く社会人にこそ遊んでもらいたい佳作である。では、主人公に新鮮な野菜を提供してくれるピグ村の農民“ケイ”君の名言とともに、本記事を終わりたいと思う。素敵なキッチンライフを!!

▲なまり口調で深イイ話! 「いろいろ」あるけれど、一瞬のことだから気にすんな!(笑)

※ゲームを始めるなら、本作の公式サイトから

なぞってピグキッチン

ジャンル
パズル
メーカー
サイバーエージェント
配信日
配信中
価格
アイテム課金制
対応機種
スマートフォン

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