【注目アプリレビュー】真のリーダーはスカウトにも腕を振るう!『クラッシュ・オブ・クラン』
2013-07-12 20:30 投稿
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●我が弱小クランの成長物語
書きたいことが山ほどあるので、ちょっと吐き出しておきます。
『クラッシュ・オブ・クラン』のことです。
現在、俺は7人の仲間(なんかかっこいい)とともにクランを作り、俺が“リーダー”、中目黒目黒が“長老”という役職を持って会を運営している。
思えば、最初はさみしかった。
目黒といっしょにクラクラを始めたもののまわりにプレイヤーは誰もおらず(世界一売れているアプリなのに!)、でもゲームが抜群におもしろかったので、「まだふたりしかいないけど、いつか輝く日が来ると信じて強く生きていこう!」と誓い合い、会員2名の弱小クランを立ち上げた。しかし、ルーキーふたりの手さぐりプレイはなかなか軌道に乗らず、我々は社員食堂で昼飯を食いながらこんなことを話し合った。
「やっぱもう少し、クランに仲間が欲しいよな……」
「そうですね……。じゃないと、高い金を払ってクランの城を直した意味が……」
クランに加入するためには、40000Gを支払って“クランの城”を直す必要がある。当然序盤では大金もいいところなのだが、さらにクランを立ち上げるためには追加で40000Gを吐き出さねばならない。つまり、クランの立ち上げという一大事業を担った俺は、合計で80000Gも使わねばならなかったのだ。もっと部員を集めて、たくさんの兵隊を貢いでもらわないと割に合わないではないか。
「よし! ではさっそく、新メンバーを集めよう! 何人か心当たりがいるので、声をかけることにするわ!」
リーダーの俺みずからが、スカウトに奔走することになった。
最初に誘ったのは、「この、パズドラとコラボしてるクラッシュナントカってゲーム、おもしろいの?」ってんでプレイを始めた身内のHである。“熱血パズドラ部”ではすっかりおなじみとなったHだが、もともとクラクラのようなチクチクと何かを育てるゲームが大好きな性分。プレイを始めてすぐに「なにこれ! 超おもしろい!」とハマり、日夜兵士を作ってはゴブリン村に攻め入っていたのだ。クランに誘った当初は、「え! 40000も払うの!? しかもメンバーはあんたと目黒さん!?? ……うーん、超不安」と失礼なことを言っていたが、ある日「操作を間違えてクランの城を修復しちゃったので、クランに入れてよ」と申請してきたので3人目のメンバーに据えたのだ。
しかし3人目を入れたところで、俺と目黒の人脈が尽きた(早っ!)。再び昼飯を食いながら、リーダーと長老で話し合う。
「ふたりから3人になったくらいでは、大勢に変化はない。……こうなったら“あの人”に声をかけるしかないのではないだろうか」
神妙な声で俺が言った。オブラートに包んだ言い様に見えるが、これだけでも目黒にはしっかりと通じる。
「おお……! いよいよあのお方に……!! よろしくお願いします!!」
リーダー・長老首脳会談でコンセンサスが取れたことにより、俺は正式にスカウトに飛ぶこととなった。Twitterのダイレクトメッセージをクリックしてから、俺は以下のように入力する。
「金成さん、お疲れ様です! 突然ですが、クラクラのクランって入っていますか?」
お笑いコンビ・ギンナナの金成さんである。パズドラをきっかけに知り合った金成さんとは、ときたまTwitterを使ってやり取りをさせてもらっている。クラクラについては以前、俺が「おもしろすぎて鼻血が出そう!」とツイートしたとき、金成さんが「僕もです! もうすぐタウンホールがレベル8になりますよ!」とリプライしてくれたことを始まりに情報交換をするようになった。ただこのときは、タウンホールのレベル8が、どれほど偉大なことなのかはわからなかったんだけど……。
俺のダイレクトメッセージに、金成さんはこう応えてくれた。
「クラン、入っていますけど、角満さんのところに空きがあるようだったら移籍させてください! ……空き、ありますか??」
空きも何も、ウチには3人しかメンバーがいない。クランメンバーの上限は50人なので、あと47人分も空き家になっているのだ。俺はちょっとドキドキしながら、正直に申告する。
「じつはウチ、まだ3人しかいない超弱小団体なんです……w なので移籍していただくのも申し訳ないのですが……一応お伝えしますと、クラン名は×××××となっております^^;」
するとすぐに、金成さんから返事が。
「移籍します移籍します!! みんなで強くしていきましょうね!!」
この熱いやり取りの末に、金成さんが4人目の仲間として我がクランに正式加入。クラン内のチャットで金成さんがあいさつするや、以前から大ファンの目黒が狂喜した。
「うおおおお!!! やった!!! うれしい!!! いやあ、いよいよ盛り上がってきましたね!!!」
そしてHも、自分たちとは次元の違う金成さんの村を見てショックを受け(クランメンバーの村は閲覧することができるのだ)、思わず以下のような発言をする。
「あの!! ぜひウチのクランのリーダーに!!!!!」
びっくりして、俺は思わず叫んだ。
「ちょ!!!! リーダーは俺だっつーの!!!!!」
まったく、油断も隙もないぜ……。
金成さんの加入をきっかけに、以前から仲良くさせてもらっているピン芸人のはいじぃさん、またそれぞれの知り合いプレイヤーなどが続々と参戦し、現在の8人体制が完成した。ただ、8人ではまだまだ心細いし、クランランキングの上位に行くのは難しいので、知り合いを中心としたスカウティングは続けているけどなー。
ちなみにこれくらい人が増えてくると、兵士のやり取りがグンと楽になる。クランメンバーからもらった兵士は城に常駐するようになり、防衛のときに戦ってくれたり、侵攻のときにも戦力として使えるので、空になるとすぐにチャットで「兵士ちょうだい!」とおねだりすることができるのだ。
この日も、いつものようにメンバーに要請してみたんだけど……。
きょひ~~~~~ん……
てめ、目黒!!! 要請を拒否るんじゃねえええよ!!!!
とまあ、こんなバカなことを言い合いながら、仲良くクランの発展のためにそれぞれが活動しているのでありました。
ちなみに参考までに、わりと最近のわが村の様子を……。
まだタウンホールのレベルは5ながら、ようやく壁の要塞化が納得のいくものに。さあ、つぎの段階に進むぜ~!!!
クラクラについては、また何か書くと思いますw
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大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画部編集長代理。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中 ※ゲームを“読む!”はこちら ※大塚角満のブログ (Ameba) |
クラッシュ・オブ・クラン
- メーカー
- Supercell
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- コピーライト
- (c) 2012 Supercell
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