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グリーがトレーディングカードゲームに参入! 『進撃の巨人』とのコラボも

2013-06-25 19:26 投稿

●トレーディングカードゲーム『ジーククローネ』を発表!

2013年6月25日、六本木にあるグリー本社にて、グリーエンターテインメントプロダクツが主催するメディア向けの新商品発表会が開催。ここで、グリーが初のチャレンジとなるTCG(トレーディング・カード・ゲーム)への参入を発表。その作品となる『ジーククローネ』についての商品説明、および今後の戦略と展開についての説明が行われた。

発表会では、同社が『ジーククローネ』という独自のカードゲームを制作し、それをベースにしてさまざまな人気作品とコラボレーションすることが明らかに。コラボ第一弾に『聖戦ケルベロス』、第二弾には『進撃の巨人』がラインアップされ、その先には全国区のキャラバンが組まれているなど、並々ならぬ力の入れ具合がうかがえた。会場では、『ジーククローネ』の体験もできたので、そちらのリポートも記事後半でお届けしている。お見逃しなく!

▲今回の説明会には、メディアを中心とする数十名が参加。商品はもちろん、カードイラストやメインビジュアル等も展示スペースに飾られていた。

最初に登壇したのは、『ジーククローネ』のプロデューサーを務めるグリーエンターテインメントプロダクツのカード事業部長である原田考多氏。2013年7月25日から放映されるテレビCMの映像を公開するとともに、商品の概要を説明した。それによると、第1弾の『聖戦ケルベロス』以降もさまざまなカードパックの商品が展開されるとのことで、好きなパックからカードを混ぜて遊ぶことができるようだ。

▲『ジーククローネ』のプロデューサー原田考多氏。

続いて、本作のディレクターであるグリーエンターテインメントプロダクツのカード事業部、井上智代氏が登壇。井上氏は過去にTCG業界に在籍していた経歴を持ち、その経験とグリーならではのソーシャル性を生かしたシステムを構築。他TCGとの差別化を計った、『ジーククローネ』のセールスポイントを解説した。以下の5つがそれにあたる。

▲『ジーククローネ』のディレクターを担当した、井上智代氏。

◆1.戦略と判断力を問う深みのあるゲーム進行

カードを使うために消費するコストは、カードを引くためにも必要な共用リソース。自分でそのさじ加減を決めることができる。カードを引く、ドローの段階でも駆け引きや戦略性が生まれている。

◆2.勝敗を分ける心理戦

バトルは呼び出したキャラクターが戦闘を行うが、両プレイヤーは1枚ずつ“アシストカード”を使用可能。追加のキャラクターカードを裏向きで配置し、両者が同時に開いてその数値を上乗せできる。さらに、さまざまな効果を与えるスキルカードもあり、場の状況だけでは判断できない深みのある読み合いが発生する。

◆3.戦況を変える勝負カードの復活

『ジーククローネ』では1回の試合に1枚だけ、バトルで敗北したキャラクターを場に戻すことが可能。そのときは、完全復活までに2ターンかかるものの、コストを支払うことなく再利用できるのは大きい。強力なキャラクターを戻したいところだ。

◆4.一発逆転を狙えるワクワク感

敗北することがトリガーとなる、逆転要素の強い“逆転登場”なる仕組みを搭載! 条件を満たすと、ノーコストでキャラクターカードを置けるようになるという。これによってワンサイドゲームにはなりにくい、白熱のバトルが楽しめるようだ。ちなみに、逆転登場の調整は試行錯誤をくり返したのち、ようやくバランスの取れたものになったと言う。

◆5.ソーシャルゲームでお馴染みのカード強化

ソーシャルカードゲームでは定番となっているカード強化の仕組みを、リアルなTCGである『ジーククローネ』にも導入。条件を満たすことでキャラクターが“進化”や“覚醒”し、より強力なキャラクターに生まれ変わるのだ。

また、井上氏はカードそのものに対する力の入れ具合も強調。「美しすぎる」というキャッチで有名な『聖戦ケルベロス』だけに、さらに差別化を図る意味で“「超美しすぎる」カードゲーム”といえるクオリティになったと説明。カードのネーミングや、フレーバーテキスト(裏面に記載されたゲームシステムには関係ない、世界観やストーリーの解説文)にも相当な力が込められている、高レアリティカードのフォイル加工(箔押し加工)部分もカードごとに考慮しているという。なお、通常のカード以外にも、絵師のサインが入ったスペシャル加工版カード“GSS(グリージーククローネスペシャル)”という特別なカードも封入されている。

 
 

●第2弾は『進撃の巨人』!! そして今後の展開は!?

商品の説明が終わると再び原田氏が登壇し、今後の戦略と展開について解説。まずは、『聖戦ケルベロス』に続く第2弾として、9月に『進撃の巨人』のカードセットが登場することが発表された。『進撃の巨人』はコミックを2000万部以上売り上げ、テレビアニメも好評放映中の大人気コンテンツ。プレイヤー層のさらなる拡大が見込めそうだ。また、公認ショップ大会の開催、専用スタッフによる体験レッスンのディーラーズキャラバンの全国行脚、公式大会なども積極的に開催し、全国展開していくことも表明。『ジーククローネ』に対するグリーの並々ならぬ意気込みが感じられた。

 

【『ジーククローネ』公式イベントスケジュール】

4月……ディーラーズキャラバン開催(継続開催中)
6月27日……『聖戦ケルベロス』スターターデッキ『紅蓮の戦乙女』、『翠明の天使』発売
6月30日……『聖戦ケルベロス』スターター発売記念交流会第1回を秋葉原で開催
7月1日……全国エリア対象のディーラーズキャラバン“サマーキャラバン”を開催(北海道、宮城、静岡、広島、香川、福岡。7月31日まで)
7月14日……『聖戦ケルベロス』スターター発売記念交流会第1回を秋葉原で開催
7月25日……『聖戦ケルベロス』ブースターパック『創生の神判』発売
7月26日……『聖戦ケルベロス』ブースター発売記念公認ショップ大会(9月30日まで)
夏……公式大会イベント
9月26日……第二弾『進撃の巨人』スターターデッキ発売
秋……公式大会イベント

 

原田氏は最後に、グリーが持つインターネット、モバイル、ソーシャル、ゲームという4つのコアバリューを活用し、TCGに新たな価値を付加する『ジーククローネ』の戦略を展開。例えば、オンライン販売の比率が少ないTCG業界の現状を変える試みであったり、アプリ版『聖戦ケルベロス』との連動キャンペーンであったり、『ジーククローネ』に特化したスマートフォン用のツール集の配布であったりと、さまざまな施策が打ち出された。その中のひとつとして印象深かったのは、スマートフォンで生成したカード“ジークヘルトカード”を使った、ジークヘルトルールというフォーマットだ。通常は50枚のデッキを作成して対戦するが、つねに盤面に登場する“ジークヘルトカード”が新たに加わっている。このカードは、デジタルの強みであるカスタマイズ性やランダム性を備えたもので、絵柄も自分で用意した画像を使用可能。見た目だけでなく、効果もランダム性が強く、終盤になるほど逆転性が強くなるという。世界に1枚しかない自分だけのオリジナルカードとして、うまく活用したい。

 

●見た! 遊んだ! 『ジーククローネ』体験リポート!

 

最後には体験会の時間が持たれ、約30分間に渡って自由にプレイする機会に恵まれた。ここでは、そのときに遊んだインプレッションをお届けしよう。じゃんけんなどで先行と後攻を決めたら試合開始! 両者5枚のカードを引き、つぎに先攻の手番から始まる。ターンの流れは以下の通り。

①チャージフェイス
②ドローフェイズ
③メインフェイズ
④バトルフェイズ
⑤ターンの終了

まず①では4枚のカードを伏せて(先攻の1ターン目のみ3枚)、脇にある“アクションエリア”にカードを裏向きに置いて“チャージ”する。つぎに②へ以降するが、この4枚をすべて引いてもいいし、1枚も引かなくてもいい。ならば引いたほうが有利に思えるが、じつは残したぶんだけカードを使うために必要なコストになる。例えば、コストが4のカードなら4枚すべて残さないと呼び出せないし、コスト1のカードを呼ぶのなら3枚まで引いてもいい計算だ。カードの効果で、場に出た際にチャージを行うカードなどもあり、手札を参考に「どこまで引いて、どこまで貯めるか」を決めるさじ加減は、井上氏の説明にあったとおり悩みどころだ。なお、チャージしたカードはターンをまたいで継続されるため、使い切らなくても問題なしだ。

 

③のメインフェイズは、手札からキャラクターを召喚できる。召喚したキャラクターは中央のベースエリアに表向きに置かれ、④のバトルフェイズで上部のステージエリアに置くことで相手を攻撃できる。ただし特例として、先攻の1ターン目のみは攻撃できないようになっている。なお、使用タイミングが特定のフェイズに限定されたスキルカードもあり、任意に使用できる。カードを使うときのコストは、チャージしたカードをデッキに戻すことで消費したことになる。逆に言えば、チャージカードがない場合、カードを一切使うことができないということ。相手にしてみれば対応しやすい状況になるので、ブラフの意味でも多少はチャージカードを残しておきたい。

 

戦闘を仕掛けられた際には、手元にキャラクターがいれば防御を宣言できる。その際におもしろいのは、手札にあるキャラクターカードを1枚だけ、アシストカードとして使えることだ。アシストカードは裏向きに配置し、相手と同時に公開。その数値が一時的にキャラクターのBP(バトルポイント)に追加される。こうしてアシストカード、スキルカードの効果を合わせたBPを比較し、攻撃側が防御側を上回れば1ダメージを与えられる。しかし、BPが高いほうが完全に生き残るわけではなく、アシストとスキルの数値を除外した数値を事実上のHPとして参照し、ダメージを与え合う。そのため、両者ともにキャラクターが倒されてしまう状況が多い。さらに、ダメージを受けたプレイヤーはデッキから2枚のカードを公開。キャラクターカード1枚をなんと場に出すことが可能。やられてもただでは転ばないようになっており、ワンサイドゲームになりにくいように配慮して調整したあとが伺えた。

こうして攻守をくり返し、先に5ダメージを相手に与えたプレイヤーが勝利となる。細かいルールはほかにもあるが、以上がおもなゲームの流れだ。最後に、スターターデッキにもSRなどがしっかり封入されているため、常識ハズレに強力(だと最初は感じる)カードも多く、デッキの構築も楽しそうだ。早くカードリストとにらめっこしながら、デッキの構成を考えてみたい。

▲大きく6つのエリアに分かれたプレイシート。倒されたことで発動する要素が多く、たしかに逆転性は高そう。短い時間だったが、白熱のバトルを楽しめた!

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