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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第193回『負けられない戦い(その3)』

2013-06-19 20:52 投稿

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●負けられない戦い(その3)

前回の続き。

イシスのビミョー回復2連発があったおかげで、どうにか死線を潜り抜けた角満様御一行。「いけます」、「余裕です」、「ビビる必要なかったです」と、やたらと「ナ」を連呼しながら、俺たち3人は前祝いとばかりにその日3回目の乾杯を行った。

 「ノーコンクリアーおめでとー! かんぱ~~~い!!」

そんな、危機感ゼロの能天気なおっさん3人の前に、第4階層の番人“焔尾の天狐・ミツキ”が現れた。

そのたたずまいを見た俺の頬を、冷たい汗がつたう。同じところに気付いたのか、目黒が低い声を出した。

「このキツネ、攻撃まで“あと1”ってなってますよ……」

ゴクリとツバを飲み込みながら、俺が言う。

 「なんでコイツ、こんなに殺る気に満ちてるんだ……」

山本さんは顔から表情を消し、他人事のようにつぶやいた。

 「こ、これはちょっと、危険な香りがしますねぇ……」

あなたが作ったゲームでしょが。

そんな、危機感を共有した我々は示し合わせたように合掌し、“あるモンスター”に祈りをささげた。

 「エ、エキドナ様ぁ~~~~~っ!! ど、どうか“威嚇”で、イヤなことを先送りに!!(>人<) しばしの猶予を我々にっ!!!><」

ふんぞり返って乾杯していたおっさんどもは四次元の彼方に消え去り、エキドナ様の威嚇が発動された。

 「ヨシ! 執行猶予4日ゲット!!」

俺が言った。初めて対峙するモンスターは何をしてくるのかわからないので、敵の攻撃ターンを遅らせるエキドナの威嚇はじつに効果的だ。執行猶予のあいだに、決着つけてやるぜ!!

と、威勢だけはよかったものの大した攻撃を入れることができず、アッと言う間に猶予期間は終了。「ヤバい! 仕事サボってて原稿が間に合わない!!」ってんで慌てて印刷所に掛け合い、「しかたない。2日だけ待ちます。でも、それが本当のケツですからね」との言質をもらってホッとしたものの、安心のあまり怠けちまって1文字も原稿を書かず、「ヤバい! 仕事サ(以下略)」という最悪ループにハマってしまった若手時代(いや最近も)の自分を思い出した。

で、まあ、

こんなことになって「!!!!」となり、

ズガン!! と殴られて「!!!!!」と引きつり、またまた「池屋様っ!!!><」と拝んで、

バカのひとつ覚えのクイックヒールで急場をしのいだ(苦笑)。結果、

↑この写真じゃさっぱりわからないが連鎖を作ることに成功してミツキを撃破。ついに俺はノーコンティニューでこのダンジョンのボス、石川五右衛門の前に立つことに成功したのであった!!!


 「うっひょーーーー!!! ついに来ましたよ五右衛門の前に!!!」

山本さんが頼んだサーモンのユッケを、俺は大量に口に放り込んだ。

 「しかもノーコン!!! やりますね!!!」

俺が狙っていた最後の一切れの厚揚げを、山本さんがパクついた。

 「イケちゃうんじゃないっすかぁ、これは!!!」

さっき頼んだばかりでグラスに大量に残っているというのに、目黒が「テンチョ! ここ、ハイボール2ヶとレモンサワー1ヶね!!」と追加注文を出した。

全員が躁状態の中で、俺はいつでも発射可能となっていた味方のスキルをことごとく発動させる。

そして。

 「ここまできたら、ノーコンクリアーしかないっしょ!!!」

そう喚き散らしたとき、画面に“天上大花火の術”という景気の良さげな文字が見えた。

で。

 「ん?」と俺。

 「は??」と目黒。

 「あれ???w」と山本さん。

な、なんと一瞬で、ホントのホントに刹那の出来事で、俺のノーコンクリアーの夢は潰えてしまったのであった……。

でも!! まだ1回ミスっただけだ!! 最初から俺はノーコンでいけるなんて思ってはいなかったのだっ!!(ん?)

 「コンティニューしますよ!! こんなの想定内だっ!!!」

そう叫んでナケナシの魔法石を1個投入し、我がパーティーは完全復活。

 「俺はもう、二度と死なん!!!

と新たに宣言して攻撃を再開するも、我が軍団の体力は夏の夜の夢のように瞬時に削られ、またまた大ピンチに陥ってしまう。ここで、山本さんと目黒が口々に怒鳴った。

 「ヘラのギガグラ、発射できますよ!!」と目黒。

「あ!! エキドナ様も復活してる!! 威嚇もぶちかましましょう!!」と山本さん。

俺はふたりの声援を力強く思いながらふたつのスキルを使い、さらに「こ、ここは縁起モノと言うことで……」と、

クイックヒールも使って(笑)万全を期する。それでも、無意識のうちに五右衛門の強さに委縮してしまったのだろう。俺はここでとんでもないミス操作をしてしまい、再び三途の川を渡ってしまったのだ。

その一部始終を見ていた山本さん、爆笑しながら非難してきた。

 「……大塚さん、いま、画面の外を回ってドロップを動かそうとしませんでした……??www」

目黒も続く。

 「でしたよね!!?www 端っこにあった水ドロップを、画面の外に出そうとしたでしょいま!!!www」

そうなのだ……。

「もうミスれない!!」という極度の緊張に襲われた俺は、あろうことか画面外を回ってドロップを移動させようとしてしまったのである……。当然、そんなことはできないからドロップの移動は終わってしまい、ひとつも消えぬまま敵のターンに……(苦笑)。我ながら信じられないミスを冒した俺は深く恥じ入り、「もうイヤ……」とつぶやいた。

けっきょく、さらに2個の魔法石を支払った末に、俺はなんとか五右衛門に勝利。そして、

見事タマゴも落ちて、俺はついに石川五右衛門を所有するに至ったのであった。

今日の結論。

ドロップは、画面外には動きません。

当たり前だけど……。

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大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
※ゲームを“読む!”はこちら
※大塚角満のブログ (Ameba)

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