[連載第2回]戦略性のないカードゲーはもううんざりな方へ贈る 『アルカナ・マギア』

2013-06-14 15:00 投稿

■知っておくべきバトルのコツ・前編

当連載では、超本格的なカードゲーム『アルカナ・マギア』の魅力や攻略情報を、ライターのジャイアント黒田が全8回渡ってお伝えしていきます! 第2回目となる今回は、ゲームを始めるときに知っておきたいデッキの組みかたと、バトルのポイントを解説します。知らないと損をする情報が満載なので、これからゲームを始める人はもちろん、すでに本作を遊ばれている人も必見ですよ!

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※[連載第1回]戦略性のないカードゲーはもううんざりな方へ贈る 『アルカナ・マギア』

 

●コストと待機時間に注目してデッキを組もう

まずは、デッキを組むときに注目すべき点から説明したいと思います。デッキに組み込めるカードの枚数は、プレイヤーのレベルに応じたコストと、手札の枚数制限によって決まっています。レベルが高くなるほど、コストの上限も高くなり、組み込めるカードの枚数も増えていき、より自由にデッキを編成できるようになります。プレイヤーレベルの低い序盤は、課金をしない限り、強力なカードを手にすることはあまりないので、コストに頭を悩ませる機会は少ないはず。ですから、コストと枚数制限の許す限り、カードを多く手札に加えておきましょう。当然ですが、手札のカードが多いほどプレイヤーがダメージを受けにくくなるうえ、手札が0になって負ける可能性を減らせます。

続いて、手札に組み込むカードですが、コストのほかに待機時間を意識するといいでしょう。待機時間は、カードを手札に引いた後、戦場に出すまでに必要な時間(ターン数)を示しています。この待機時間が短いと、手札からすぐに戦場へ出せますが、長いとそうはいきません。つまり、待機時間の長いカードばかりをデッキに入れてしまうと、戦場にカードが不在の状況が続いてしまい、相手のカードにプレイヤーのHPを直接攻撃されてピンチになってしまうことも。プレイヤーのHPを回復させる手段がないときは、結果として負けてしまいやすくなってしまいます。

待機時間は、ランクの高いカードほど長く設定されていますが、ランクが低いカードの中にも待機時間が長いカードは存在します。もちろん、それらのカードの中には役に立つスキルを覚えるものなどもあるので、手札に1枚も組み込まないのは得策ではありません。たとえば、待機時間の長いカードと短いカードを半々の割合で入れるなどし、戦場にカードを出しやすくするといいでしょう。

▲スキルの効果だけでなく、能力が高いカードも待機時間が長い傾向にあります。カードの特徴を把握してデッキに組み込みましょう。

 

●スキルを最初から習得しているカードを選ぶ

序盤に入手しやすいランクの低いカードは、初期の状態で発動するスキルを習得していないものもあります。それらのカードも、レベルを5まで強化すればスキルを習得しますが、序盤はレベルを上げるのに必要な金貨や素材となるカードを集めにくいです。そこで、手札には初期からスキルを習得しているカードを優先的に組み込み、バトルで活躍させましょう。

下記に、★1と★2のカードの中から、役立つスキルを持ったカードをピックアップしたので、デッキを編成するときの参考にしてください。火球や氷弾、落雷は攻撃の手数が増えるぶん、非常に頼りになりますが、ゲームを進めるとこれらの攻撃を使用者に跳ね返す“反射”のスキルを持ったカードが登場します。このカードが相手のときは不利になるので、対戦者の手札に反射を持ったカードが多い場合は、デッキに組み込まないほうが安全です。

 攻撃系スキル

【狙撃】
敵カードの中でいちばんHPの低いカードにダメージを与えられる

【火球】
敵カード1枚に炎でダメージを与える

【氷弾】
敵カード1枚に氷でダメージを与え、一定の確率で凍結状態にし、次ターンを行動不能にする

【落雷】
敵カード1枚に雷でダメージを与え、一定の確率で麻痺させ、通常攻撃不能にする

【毒液】
敵カード1枚を毒状態にして毒でダメージを与え、毒状態のカードの行動終了時にダメージを与える

 

回復系スキル

【吸血】
通常攻撃でダメージを与えたとき、自身のHPを与えたダメージの一定割合回復する

【治療】
味方カードの中で、いちばんダメージを受けているカードを回復する

【転生】
自分のHPが0になったとき、一定の確率で自分の手札に戻る。自分の手札がいっぱいのときは、自分の山札に戻る

【祈願】
プレイヤーのHPを回復する

 

ちなみに、カードの種族には、王国>幽魔>精霊>蛮族>王国……といった相性があり、特定の種族に対して大ダメージを与えられるスキルもあります。ランクの高いカードの中には、特定の種族の能力を強化するスキルを持つものもあり、統一種族でデッキを編成する意味もありますが、序盤だとあまり意味がありません。「王国のカードデッキで戦いたい!」など、とくにこだわりがない場合は、混合種族のデッキにしておいたほうが、特定の種族に対して大ダメージを与えられるスキルの被害を減らせますよ。

▲スキルの中には、相手が有利な種族の場合、一定の割合で攻撃力がアップするものも。相手が統一種族のデッキなら、これらのスキルを覚えたカードを揃えると、格段に戦いやすくなります!

 

●手札のカードを戦場に出す順番を考えよう

手札に引いて、待機時間が0になったカードは自分の戦場に出すことができますが、じつはカードを出す順番が勝敗を大きく左右します。バトルではお互いに、戦場の左側から順にカードを配置していくため、より左側に配置されているカードのほうが攻撃を受ける可能性は高く、結果ダメージを受けやすくなります。そこで、戦場の左側にはHPの多いカードや、自分のHPを回復できるスキルを持つカードなど、タフなものを置くのが基本。戦場の自軍の戦力を増やしやすくなり、相手プレイヤーのHPを減らしやすくなります。

▲最初にやられにくいカードを戦場に。すると、戦場のカードを増やせるので、敵カードに邪魔されることなく、敵プレイヤーのHPにダメージを与えられます!

 

逆に、戦場の右側に行くほどダメージを受けにくくなるので、仲間のHPを回復できるスキルを持ったカードや、仲間の能力を高めるスキルを持ったカードなどを配置するこで、仲間を回復したり、能力を底上げしながら、粘り強く戦えるようになります。そのため、最初に回復役のカードを引いたときは、待機時間が0になっても、戦場に出さないようにするのも手。プレイヤーが直接攻撃される危険はありますが、回復役が先にやられて不利になるのを防げます。バトルで戦うときはもちろん、デッキを構築するときも、カードを出す順番を意識して手札に加えるカードを考えるといいですよ。

▲HPが多いうえに“回復”でHPを癒すことができ、やられたときも“転生”で復活できるフェニックスは、最初に配置するカードにピッタリ。一方、大主教は仲間のHPを回復する“癒雨”と、王国カードのHPを増やす“王国の守護”を持つので、できるだけ安全な右側に配置するのが理想です。

アルカナ・マギア

メーカー
ベクター
配信日
配信中
価格
無料(アイテム課金制)
対応機種
iPhone 3GS/4/4S/5 iPad2/3/Retinaモデル/iPad mini

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